不確かさの回廊

主にプロ野球に関して思ったことを適当に書いていくつもりな阪神ファンです

5/3 vs スワローズ 5回戦 @神宮 感想

前日の試合とは立場が逆になった感じですね。

どうもこんにちは、ロキです。

 

先発が不安定ながらも何とか凌ぎ、相手の拙守に付け込んで勝ち越し、ビハインドピッチャーをダメ押しして逃げ切る、といった前日の試合と似たような展開でした。ただし、この日は立場が逆になって阪神が勝利を収めることができました。

 

先発の岩貞は序盤から苦しい投球でした。立ち上がりから制球に苦しみ、3回までで71球を費やす投球でした。球に力強さがあった分だけ、何とか踏ん張ることができたという印象です。その後は多少まとまりを取り戻しましたが、それでも良い時の姿とは程遠い内容でした。あれだけ荒れていながらも6回まで投げ切ることができ、被安打5与四死球2失点1という結果で済んだのは、ヤクルト打線の拙攻に助けられた部分が大きかったと思います。

内容はイマイチでしたが、先発に勝ちがついたのは良かったですね。秋山よりも岩貞の方が勝ち数で上回っているのは何とも言えないものがありますが、こればかりは巡り合わせですからね。岩貞は自分の投球内容に納得はしていないでしょうから、次回にしっかりと修正した姿をみせて欲しいですね。

 

岩貞がのらりくらりと投げている内に打線が逆転してくれましたから、スムーズに勝ち継投に繋げることができました。ただ、そのリリーフが最後の最後までスリルを提供してくれちゃいましたけどね。

この日はマテオがご乱心でした。連打を浴び、死球を当て、四球で押し出し、自らタイムリーエラーと一通りの出塁方法を網羅しました。まあ、結果として勝ったので良しととするしかないですね。ここまで厳しい場面で良い投球を続けていますし、悪い日が比較的点差があった試合で良かったと思いましょう。

ちなみに、桑原は相変わらずの素晴らしい内容で、ドリスはランナーを2人許す危ない内容でした。

 

打線の方は久しぶりに活発な攻撃をすることができました。序盤は苦手の山中を相手に苦しみましたが、6回に2点をとって逆転に成功し、さらに8、9回にはビハインドピッチャーをしっかり叩いてダメ押し点を奪うことができました。山中対策として打線を大幅に組み替えた成果は一応出たと言えますかね?微妙なところですが・・・

6回の2点は相手のミスや幸運な当たりのヒットによるものですから、正直に言えば奪ったというよりは転がり込んだと言った方が正確かもしれません。しかし、バレンティンのミスを突いた荒木の走塁は素晴らしい判断でしたし、十分ポジティブな内容の攻撃だったと思います。荒木の1番起用が活きましたね。

追い上げられた後の9回の追加点がとても大きかったですね。江越がランナーをバントで送ることができなかった直後の、福留さんのタイムリーツーベースが本当に効果的でした。試合後に江越を慰めるような姿もありましたし、これぞキャプテンという感じで頼もしい限りです。江越は若干メンタルが弱い面がありますが、引きずらずに済みそうですね。

8回の攻撃で本塁突入した際に捕手の中村と接触した影響で糸井が退きましたが、試合後の情報によると大事をとっての交代ということですから心配はいりませんかね?もともと脚を故障がちな選手ですから若干心配ですが。今の糸井はお世辞にも守備が良いとは言えません。終盤に江越や中谷らと交代すること自体は守備面でもプラスになるでしょうから、試合展開をみながらもっと積極的に途中交代させることで負担を減らしていっても良いかもしれませんね。

 

次戦はカード最終戦。先発は石川と藤浪です。石川はヤクルトの主力であり経験豊富な好投手ではありますが、それほど苦手としている印象はありません。こちらは藤浪ですから、先に点を奪えれば大きなプレッシャーを与えることができます。まずは先取点を奪って欲しいですね。

藤浪は、とにかく立ち上がりに気をつけながら、自分の投球さえしてもらえれば勝ちはみえてくるはずです。ぜひカード勝ち越しをしてもらいたいですね。

 

 

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5/2 vs スワローズ 4回戦 @神宮 感想

負けるべくして負けた感じです。

どうもこんにちは、ロキです。

 

こちらがしっかりしたプレーをしていれば勝てる試合だったとは思います。

しかし、拙守、拙攻を重ねてしまいましたね。先発の秋山が頑張っていただけに、野手陣には何とかして欲しかったのですが・・・

 

先発の秋山は良かったです。球速が出ていたわけではありませんでしたがストレートの走りが良く相手打者を押し込めていましたし、変化球もしっかり制球できていました。7回途中を投げて被安打は8でしたが、しっかり捉えられてのヒットは半分くらいですし、何よりも2つは守備のミスでしたから。数字以上に内容は良かったと思います(与四球は今回も0ですしね)。勝ち越された場面も、大松に内容的には勝っていたんですけどね、中村の走塁が素晴らしかったです。ベンチからの指示が出ていたのだと思いますが、ギャンブルスタートがうまくハマってしまいましたね。

ここ2試合はかなり良い投球をしているにもかかわらず、援護をもらえずに負けてしまっていますね。投球内容に手応えは掴んでいるはずですから、めげずに頑張って欲しいです。

 

この日は、終盤ビハインドからのリリーフ投入という展開でしたから、肩の張りで休養を入れていたドリスが1日余分に休めたのは良かったです。この試合で投げていたら怪我していたと妄想して、あえて負けて良かったということにしましょう(かなり無理矢理な現実逃避ですが)。

登板したリリーフは松田、岩崎、柳瀬です。結果は良くありませんでしたが、柳瀬が阪神での初登板を果たせたのは良かったと思います。いきなり連打を浴びていましたが、まだ経過観察ということで良いでしょう。ストレートの質はまずまずだと感じましたし、2軍でもしっかり三振を奪えていますから、全盛期のような活躍は無理にしてもブルペンの駒の1つとして数えることは十分できるのではないかという印象です。とりあえずは青柳の代わりの先発(おそらく横山です)が上がるまでの1軍帯同ということになるかもしれませんが、これからまだ投げる機会はあると思います。戦力外の身だからといって変に焦らないで欲しいですね。

 

この試合は野手陣がダメダメでしたね・・・

打撃面で高山に待望の1発が出たのは良かったです。守備面でのやらかしがあったので本人としては素直に喜べないでしょうが、ファンとしては守備面はある程度諦めていますから、打撃で補うくらいの気持ちでいて欲しいですね。もちろん、守備面の改善を怠って良いというわけではありませんが、一朝一夕で良くなるものではありませんから。

打線全体をみると、この日のブキャナンからであればもう少し点を取れると思うんですけどね・・・

確かに、カットボールツーシームの投げ分けは厄介でしょうし、チェンジアップの抜けも良い好投手だと思います。しかし、この日はボールが高かったですしコースへもあまり投げ込めていませんでしたから(立ち上がりは特に)。少なくとも3点くらいは取れると思っていたのですが、阪神打線の打ち損じがとても多かった印象です。満塁での福留さんの当たりがハードラックだった部分はありますけどね(武内の守備が流石でした)。打線の状態が今ひとつだった、という一言で片付くことではあるんですけどね。いやしかし、最近はそんなに悪くなかったはずでは・・・

守備ではキャンベルを中心に何人かで色々やらかしましたね。阪神ファンはもうだいぶ慣れていますけどね。1試合でたくさん出た方が勝敗への影響が少なくて良いですよ。1敗は1敗ですから。野手陣のメンバーをみれば守備面の不安があることは開幕前から予想できていましたから、今さらあまりイライラしても仕方ないでしょう。ただ、その分を打撃で返して欲しいところですから、そちらの状態を何とか上げてもらいたいですね。ホームランをきっかけに高山が上がってくると嬉しいのですが。

 

次戦は山中と岩貞の予告先発です。山中は初戦だと思っていましたが、2戦目に来ましたね。苦手にしている投手ですから嫌な予感しかしませんが、連敗を避けるためにも何とか点を奪ってもらいたいです。

岩貞は4月18日以来の久しぶりの登板となります。今どのような状態かはわかりませんが、休養十分ですから彼本来の投球をみせて欲しいですね。相手投手を考えると我慢の展開になってしまうかもしれませんが、粘り強く投げてもらいたいです。

 

 

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今さら戦力分析 横浜DeNAベイスターズ

12球団戦力分析の第6弾です。

どうもこんにちは、ロキです。

 

ようやく半分です。全球団終わるのはいつになることやら・・・

それでは、さっそく今回の本題に入りたいと思います。

この記事では、今シーズンの横浜DeNAベイスターズというチームについての私なりの印象を書いていきます。

紹介の仕方はチームをざっくりと分けて、先発投手、リリーフ投手、捕手・内野手、外野手、打線といった部分に分けて書いていきます。そして、最後のおまけとして私が個人的に今後活躍しそうだな、と思った若手選手を紹介するコーナーを設けています。

シーズンが開幕してからだいぶ経ってしまいましたが、できるだけシーズン前のつもりで書こうと思います。

全て私の独断と偏見によるものですので、その辺りはご了承ください。

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4/30 vs ドラゴンズ 6回戦 @甲子園 感想

苦しい試合を物にしてのカード勝ち越しです。

どうもこんにちは、ロキです。

 

この試合を取れたのは大きいですね。

序盤の展開から厳しい試合になると思いましたが、何とかビハインドを跳ね返してくれました。

 

先発の能見さんの調子はまずまず良かったと思います。立ち上がりは慎重に入りすぎたのか細かい制球のズレがありましたが、ストレートの走りなどはそこそこ良かったように思います。四球や味方のエラーが絡んで開始早々に失点してしまいましたが、徐々にペースを掴んで6回2失点(1自責点)にまとめ、この日も先発としての役割をしっかりと果たしてくれました。特に初回で大きく崩れずに踏みとどまったあたりは流石ベテランという感じでしたね。また勝ちには恵まれませんでしたが、こればかりは仕方ありませんかね。次こそ勝たせてあげて欲しいです。

 

その後を繋いだリリーフ陣も、厳しい接戦の中しっかり仕事をしてくれました。岩崎と桑原はピンチこそ作りはしましたが、落ち着いて投球できていたと思います。

そして最終回は、1点差のセーブ機会で高橋がマウンドに上がりました。試合後の監督インタビューによると、ドリスは肩に張りがあったため休養させたみたいです。登録抹消まではしていないので、深刻なものではないと思いますが、オフに手術をした身ですから大事をとるに越したことはないでしょう(手術の箇所は肘で別の場所とは言え)。

代役の高橋は3人で試合を締めてくれました。彼がセーブを記録したのは、中日時代の2008年以来で通算2つめみたいです。長年リリーフとしてキャリアを積んできた投手ですから少し意外ですね。

 

打線の方は、相手先発のジョーダンを攻略するとまではいきませんでしたが、ビハインドの展開から良くひっくり返したと言えますかね。

3回と8回のタイムリーはそれぞれ福留さんと北條によるものです。その2人の働きはもちろん素晴らしいのですが、どちらの回においてもその前に四球で出塁している上本の貢献を忘れてはいけないと思います。特に3回はカウント0−2から粘って四球をもぎ取りました。あれがなければあの回で同点にできていなかったでしょうし、そのまま中日に押し切られていたでしょう。今の阪神打線の核は間違いなく上本だと言えますね。

最後にキャンベルのサード守備について少しだけ。この試合では、鳥谷さんを下げてファースト原口、サードキャンベルという布陣でスタメンを組みました。こういうケースもいずれあるだろうと思っていましたが、この日初めての試みとなりました。

初回にいきなりタイムリーエラーをやらかしたキャンベルですが、もう1つあった守備機会では荒木のセーフティバントを良い動きで処理していましたし(1塁塁審の誤審があってアウトにはなりませんでしたが)、評価をするためにはもう少し様子をみたいといったところですかね。少なくとも、バント処理のあの動きは鳥谷さんでは真似できないプレーです。外国人選手に良くみられる素手キャッチ(俗に言うベアハンドというやつですね)からリストの効いたスローイングを観せてくれました。今後またサードを守る機会はあると思いますから、この先どういったプレーをしてくれるのかを見守りましょう。

 

次のカードは火曜日から敵地神宮球場でのヤクルト3連戦です。

次戦の先発投手は、先週の順番通りだと秋山になります。しかし、先週岩貞が登板を飛ばされていますから、どこで投げることになるのかがわかりませんね。自然な考えでいけば、先週中止になっている水曜日になるでしょうか。しかし、火曜日に岩貞という可能性も考えられますから、予告先発を待つしか無いですね。

対するヤクルトは、順番通りであれば山中になります。相性はよろしく無いですが、打線の奮起に期待しましょう。

 

 

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4/29 vs ドラゴンズ 5回戦 @甲子園 感想

勝ちたい試合でしたね・・・

どうもこんにちは、ロキです。

 

十分に勝てる試合だったとは思いますが落としてしまいましたね。

攻守ともにもうひとつ物足りない感じでした。

 

先発の青柳は良くなかったですね。彼が序盤をしっかり立ち上がってくれれば勝っていたとは思いますが、こればかりは言っても仕方ないですね。この日は制球がなかなか定まりませんでした。味方のエラーや不運な当たりもあったことは事実ですが、与四死球が多いのはやはり良くないです(特に2回の投球が反省点ですね)。少し具体的なことを言えば、ランナーを背負ってからの投球が1番の課題でしょうか。昨年に露呈した弱点の1つであるクイックの速さは改善されつつあるのですが、そのクイック時の制球に不安があります。あちらを立てればなんとやら、といった感じでなかなか難しいでしょうが、まだまだこれからの投手ですから少しずつ良いバランスを探っていって欲しいです。

現状では、不調というよりはこのくらいの荒れ方が彼にとっての普通なのかもしれません。安定した成績を残すには、まだまだ実力が足りないという感じですかね。良い時の投球は素晴らしいわけですから、その良い時を普通にできるようになって貰いたいですね。あと、フィールディングはしっかり練習するように(藤浪と一緒に)。

 

リリーフ陣では、珍しくドリスが失点してしまいました。珍しくと言えるだけ今までが良かったわけですから、責めることはできないでしょう。長いシーズンこういう日もありますから、しっかり切り替えて欲しいですね。ついでに言ってしまえば、守備の細かいミスがなければ無失点だった可能性がありましたしね。

その他に投げたリリーフ陣は良い投球でした。特に岩崎は素晴らしかったですね。青柳が残した無死2、3塁のピンチを、連続三振などで無失点に抑えました。彼は今シーズンからリリーフに回りましたが、だんだんと板についてきましたかね。この調子で頑張って欲しいです。

 

打線の方は、3点は奪ったものの物足りなさを感じます。

というのも、この日のバルデスは状態が良くありませんでした。普段より制球に苦しんでいましたし、何よりストレートが全く走っていませんでした。この状態なら、中盤には捉えられるだろうと思って観ていたのですが、ダメでしたね。状態が尻上がりに良くなったという程でもありませんでしたので(制球は落ち着いてきていましたが)、捉えて欲しかったです。

良かった面を挙げるとすれば、何と言っても糸井のホームランでしょう。甲子園のライトスタンドに運んだ当たりは素晴らしかったです。謎の風に乗ったおかげな事は確かでしょうけれどね。あとは、上本が好調を維持しているのが良いですね(この日も猛打賞です)。打線全体の状態が悪いわけではありませんから、また明日から頑張ってもらいましょう。

最後に9回の守備についてです。1死1、2塁で北條がビシエドのショートゴロをオールセーフにしてしまった場面です。三遊間への当たりでしたから、テレビで観ていた限りでは、2塁封殺が間に合っていたかはわかりませんでした。もし間に合っていた場合は、併殺を取りに行く判断が正解だったでしょう。打者走者までアウトにして併殺を完成できていたかは微妙なところですが、ビシエドであればチャンスはあったかと思います。

実際には、北條は2塁走者を刺しにいきましたね。おそらくは、本人の中で2塁への送球が難しい体勢だったという判断だったのだと思います。タイミング的にも3塁で十分に刺せるタイミングでした。しかし、ここで問題が起きます。サードの鳥谷さんがベースについていなかったために、3塁へ送球できなかったのです。鳥谷さんからみて、併殺が間に合うタイミングだと思ったため、3塁へは投げて来ないと判断していたのでしょう。ここで2人の間に齟齬が生じ、結果としてオールセーフにしてしまいました。

難しいプレーではありましたが、個人的な意見を言えば、鳥谷さんにミスがあったように思います。北條の立場からは、併殺が取れるかどうかの判断は難しいです。打球が緩かったこともありますし、1つのアウトを確実に取ろうと判断した場合、3塁封殺を狙うのは間違いとは言えないと思います。その判断を責めるのは少し酷でしょう。

鳥谷さんの立場からは、併殺が取れるタイミングかの判断がしやすいですから、北條のプレーもそうなると判断したのでしょう。しかし、そこで決めつけたことで油断してしまったように思います。北條がどうプレーするにせよ、自分の処理する打球ではなかった時点で、3塁ベースについておく必要がありました。ここら辺もサードに慣れていない面が出てしまったでしょうか。結果的に試合の勝敗を決めるプレーとなってしまいました。

難しい判断であったことは事実ですが、細かいプレーもしっかりできるのが強いチームの条件ですから、しっかり徹底して欲しいですね。

 

次戦はカード最終戦。先発は能見さんとジョーダンです。

まだ勝ちがない能見さんですが、投球内容は安定しています。今回も普段通りの投球を期待したいですね。

対するジョーダンは中4日での登板となります。先発登板は3試合目ですね。開幕からまずまず状態が良いようですし、前回対戦では敗れている相手です。打線の状態は決して悪くありませんから、何とか攻略してもらいたいですね。カード勝ち越しのためには、打線の頑張りが必要です。

 

 

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4/28 vs ドラゴンズ 4回戦 @甲子園 感想

今シーズン初めての大勝でしたね。

どうもこんにちは、ロキです。

 

4点差以上での勝利は開幕戦以来2回目です。どおりでドリスの出番が多いわけですね・・・

何にせよ、今シーズンで初めてゆったりとした気持ちで観られる試合でしたね。メッセンジャーさんの月間MVPの可能性も十分にありそうですし、良い1日となりました。

 

そのメッセンジャーさんは、調子が良いわけではなかったんですけどね。ストレート、変化球ともにそこそこくらいの出来でしたし、立ち上がりは細かい制球に苦しんでいました。そのせいで序盤から球数を使ってしまいましたね。

しかし、そこからしっかりと修正して状態を整えていったのは流石でした。中盤に打線の援護をもらってからは、完全に自分のペースで投球できていましたから。

最終的には7回無失点と十二分な仕事をしてくれました。リーグ最多となる4勝目です。

 

珍しく余裕のある展開となったことで、リリーフ陣の起用にもゆとりがありましたね。

ここ4、5日投げていなかった桑原と松田が楽な場面で投げられました。桑原はピンチもありましたが、不運な当たりのヒットもありましたし、結果は0で抑えたわけですから十分な内容でしょう。

本当は、松田は投げる予定ではなくて藤川さんが1イニングを投げるはずだったとは思いますが、負傷交代では仕方ありません。大事をとっての交代という事で深刻な怪我にはなっていないようですから一安心です。あの点差であれば無理して打球を止めにいかなくても、と思ってしまいますが、やはりとっさに出てしまうんでしょうね。投手の性というやつでしょうか。

 

打線も全体的に状態が上がってきた感じですね。特に上本が好調です。昨日に引き続き、2安打1打点2得点と活躍しました。2番の上本が出塁して(あれ?1番は?)、その後の打者がしっかりホームに返しています。打線がきちんと機能しているという証ですね。

上がってきたばかりのキャンベルがいきなり打ってくれているのも大きいですね。ここ2試合で点が取れているのは、彼の働きもあってのことでしょう。原口の状態が落ちていたところにピッタリとはまる形で出てきてくれましたから、チームのサイクルとしては良い感じです。キャンベルや上本ら、今状態が良い選手が落ちてきたときに、また高山や原口、鳥谷さんが上がってきてくれれば良いわけですしね。そう考えると、まずまず野手の選手層にも厚みが出てきたと言えるのではないでしょうか。

梅野が珍しくまたヒットを打ちましたね。それ以外の打席でも内容が良かったです。フォームを変えて、足を上げるのをやめた成果ですかね?足を上げて振らなくても、芯で捉えればそれなりに飛ばす力はありますからね。色々試行錯誤していって、しっくりくるフォームをみつけられれば良いですね。

最後にもう一つ。中谷のホームランは素晴らしかったですね。彼らしい引っ張りでした。正直なところ、1番起用は合わないと思っていますけれど、1番でも変に出塁しようとせずにしっかり振れているのは良いですね。高山にもそこは見習ってほしいです(そもそも高山も1番タイプでは無いと思っていますが)。あとは、バントはしっかり練習しましょうね。

 

次戦は青柳とバルデスの先発です。

青柳は、今シーズンいまだ勝ちがありませんが、前回はなかなか良い投球ができていました。今回もしっかりゾーンで勝負する投球をして欲しいですね。

対するバルデスは、開幕からかなり良い投球を続けていますね(相変わらず勝ちに恵まれていませんが)。18日に対戦した時も攻略することができていません。前回よりは打線の状態が良いはずですから、今度こそ打ち崩したいところですね。

 

 

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4/27 vs ベイスターズ 4回戦 @甲子園 感想

キャンベル来日初安打&初打点です。

どうもこんにちは、ロキです。

 

藤浪の内容は微妙なところですが、その他の面では良いところが多く、チーム全体としてみれば快勝と言って良いと思います。

 

先発の藤浪は良くない日でしたね。最悪の状態ではありませんでしたが、制球がなかなか定まらずに苦しい投球となってしまいました。5回を投げて被安打5与四球5。毎回ランナーを背負う投球でしたが、何とか粘って2失点でまとめた、というよりまとまったと言うべきでしょうか。

病み上がりでの登板ですから、今回は内容については大目にみてあげるべきですかね。次回はしっかりと修正してくれることを期待しましょう。ただ、送球エラーだけは何とかしてほしいところですが・・・

 

藤浪が5回までで降板してしまいましたが、リリーフ陣がその後をしっかり抑えてくれましたね。

これまでと少し違う点として、この日はリードした展開で岩崎を使いました。おそらく今シーズン初めてだったと思います。開幕直後に失点する登板があったため、首脳陣の信頼度がなかなか上がってこなかった岩崎ですが、ようやく落ち着いてきたという判断ですかね。その期待に応えて1イニングをしっかり3人で抑えてくれました。これで起用の幅が広がるはずですし、リリーフ陣の負担をうまく分散させることができそうですね。

続く高橋、マテオ、ドリスもランナーを出しながらではありましたが、併殺を取れたこともあって危ない印象はありませんでした。

リリーフ陣は全体的なバランスが良くなってきた気がしますね。あとは藤川さんの登板が少ないかな、というくらいですかね。シーズンは長いですし、これから出番は増えてくるとは思いますけどね。

 

打線は久しぶりに繋がりをみせてくれました。5点を奪ったのは12日の横浜戦以来ですから、約2週間ぶりですね。

相手先発の井納は立ち上がりが悪く、球が高かったですね。そこをしっかり捉えて点を奪うことができました。

この試合の野手陣では、上本の活躍が光ったと思います。タイムリーを含む2安打に2得点、1盗塁。4打席中3打席で点に絡む活躍でした。さらに守備でも好プレーがありましたしね。ヒーローインタビューには先制タイムリーの糸井と来日初安打&初打点のキャンベルが呼ばれましたが、上本でも誰も文句は言わなかったでしょうね。しゃべりが苦手ですから、本人はあまりインタビューに呼ばれたいとは思っていないかもしれませんけどね。

そういえば、梅野に久しぶりのヒットが出ましたね。まあ、ラッキーな内野安打でしたし、内容は相変わらず良くはありませんけどね。現状は守備でしっかり仕事をしてくれていますから、打撃の方で結果が出なくてもあまり悩まないで強く振ることを心がけてほしいですね。いずれクリーンヒットが出れば乗っていけると思います。

同じく強く振ることを心がけてほしいのが高山なのですが、ここのところ迷うようなスイングが多い印象です。1番という打順もあって出塁しようという意識が強いためか、単に調子が悪いからなのか、原因はわかりませんが、良い時の彼のスイングではないですよね。代わりに北條の状態は上がってきている気がしますから、打順の入れ替えを考えても良いかもしれませんね。打順が後ろになれば、高山ももう少し気楽に振れるようになると思いますし。

最後にキャンベルについてです。今の彼の調子がどういう状態なのかわかりませんが、少なくともこの試合での打席を観た印象だと、低めのボール球の見極めはできていましたから、選球眼はある程度しっかりしていそうです。スプレーヒッターのようですから、マートンやシーツに似たタイプですかね。前評判通りなら、もしかしたら出塁能力は彼らより優れているかもしれません。あとは、ツボにはまった時にどれだけ長打(本塁打)を打てるのかや、インコースへの対応などを注目して観ていきたい、といった感じでしょうか。仮に彼が戦力になるとすると、サード、ファースト、外野と複数のポジションを守れるだけにどこで起用するのかが難しくなりそうですね。首脳陣の腕の見せ所になりそうです(まずは彼が期待通りの結果を残せるか、話はそれからですけどね)。

 

次戦はカードが変わって、引き続き甲子園で中日との3連戦です。

予告先発メッセンジャーと大野ですね。

開幕から安定した投球が続いているメッセンジャーさんですから、今回もいつも通りの投球を期待しましょう。内容次第では月間MVPの可能性もありそうです(2完封の菅野が有力候補にいますが、勝てば勝利数では上回りますから)。

対する大野は今シーズンのここまで状態が悪く、いまだ勝ちがありません。前回登板で対戦した時も、状態は良くなかったようにみえましたが、阪神打線の状態も悪く点はあまり取れませんでした。今回の大野がどういう状態で来るのかわかりませんが、まずは先取点を奪ってほしいですね。先に点を奪えればかなり有利に試合を展開できるはずです。

 

 

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