不確かさの回廊

主にプロ野球に関して思ったことを適当に書いていくつもりな阪神ファンです

順位予想でもしてみましょうか

ついに待ちに待ったプロ野球シーズン開幕ですね。

どうもこんにちは、ロキです。

 

数日前の急な思いつきで始めたこのブログ。ネット関係のこういった類のものに疎いので設定やら何やらで色々苦労していますが、何とかプロ野球シーズンの開幕前に始めることができました。

せっかく開幕に間に合ったので、プロ野球ファンが開幕前に行う鉄板の企画、シーズン順位予想をやってみたいと思います。といっても、ひとりでなら毎年やってるんですけどね。話す相手がいなかっただけで・・・

では、早速本題に入りますか。まずは昨年のチャンピオンチームに敬意を表してパリーグからです。

 

 2017年シーズン パシフィックリーグ順位予想

1位 福岡ソフトバンクホークス

2位 北海道日本ハムファイターズ

3位 埼玉西武ライオンズ

4位 東北楽天ゴールデンイーグルス

5位 千葉ロッテマリーンズ

6位 オリックス・バファローズ

 

私の予想はこんな感じです。日ハムファンの方がみたら「数行前の敬意はどこにいったのか」と怒られそうですけどね。正式名称で書きたかったので日本野球機構のホームページを参考にしたのですが、オリックスバファローズの間に・を入れるんですね。初めて知りました(手持ちの選手名鑑もこの表記でした)。

リーグ全体をみると、上位2チームの優勝争いと下位4チームの3位争いという昨年の構造が続きそう。世間でもその見方が強いみたいですし。

これで終わりというのもあっさりしすぎなので、各球団の印象を簡単に書いてみますかね。

 

福岡ソフトバンクホークス

パリーグに贔屓球団がないフラットなファンは、ソフトバンクを1位予想する方が多いのではないでしょうか。

投打ともに充実していますよね。特に先発ローテーションの充実ぶりが際立っているのではないかと思っています。1位に予想した主な理由がそれです。野球の勝敗に影響を与える要因として先発投手が占める割合は大きいですから。

打線に関しても、すでに日本での実績があるデスパイネが加入しましたしね。

 ソフトバンクに関してはあまり言及することがないですね。みなさんご存知の通りといったところでしょうか。

 

北海道日本ハムファイターズ

昨年のチャンピオンチームを2位と予想しました。陽や吉川、バースなど、1軍メンバーが何人か退団しましたが、今年もソフトバンクと拮抗する強さだとは思います。野手陣はむしろ日ハムの方が良いかなと思っています。

2位に予想した理由はやはり先発投手で、ソフトバンクと比べると層が薄いと感じます。昨年の先発投手の平均投球回数は5.9イニングとそこまで良いわけではありませんでした(ロッテと楽天の方が上でした)。怪我で開幕ローテから外れている大谷の投手復帰がいつになるかが重要になると思います(大谷の能力を考えれば当然のことですが)。

 

埼玉西武ライオンズ

私のパリーグ順位予想で1番のツッコミどころを挙げるとすれば、3位予想の西武になるのでしょうか。解説者の方々の予想をみても、岸の移籍を受けての下位予想が多いと思います。

西武を3位に予想した理由は打線です。昨年はBクラスながら得点は日ハムと並んでリーグ2位です。今年は森のキャッチャー専任や、山川の本格的な台頭などによってリーグ1の打線になるのではないかと予想します。

さっきまで野球は先発が重要だと言っておきながら早速矛盾していますね。もちろん勝ち数を伸ばすためには先発投手の安定が1番重要だと思います。しかし、優勝ラインまでの勝ち数(昨年の日ハムが87勝)ではなく3位までの勝ち数(昨年のロッテが72勝)を稼ぐなら、打ち勝つ野球でのゴリ押しが通用するのではないかと、そして今年の西武打線はそれができるだけの破壊力を持つのではないかと考えたわけです。さすがに先発投手が手薄なので、優勝争いは難しいと思いますけどね。

 

東北楽天ゴールデンイーグルス

4位予想はロッテと迷っての楽天です。決め手は2つあります。

1つはやはり岸の加入です。元から悪くない先発陣だったと思いますが、ローテーションの安定度がかなり高くなりそうですよね。

2つめは細川の加入です。これが地味に大きいのではないかと思います。近年の嶋は怪我が多く1年通しての活躍がなかなかできていませんし、それでいて2番手捕手との戦力差も大きいです(昨年は主にルーキーの足立が2番手として頑張っていましたね)。細川の加入によってバックアップ捕手の層が厚くなったことは、思ったより大きなプラスになるかもしれません。経験豊富な選手なので若手の育成にも良い影響がありそうですしね。

逆に3位に選ばなかった理由です。下の4チームはどこも戦力的に大きな差はないと思うので難しいのですが、野手陣のメンツに不安が残るように感じました。

 

千葉ロッテマリーンズ

5位に予想したのは昨年3位のロッテです。

チームの強みは順位を争うと思われる他の3チームと比較すると投手陣の駒が揃っている点だと思います。

その一方で、打線はデスパイネが抜けたことが大きな穴となっています。その穴を埋める役割を担うのは、おそらくダフィー、パラデスの両新外国人になるかと思います。もちろん、彼らが期待通りの結果を残せれば順位はもっと上になる可能性は高くなります。今回の予想では、チームの浮沈の鍵を握る選手が未知の部分が大きい新戦力であると考えたことから、順位を低く設定させていただきました。

 

オリックス・バファローズ

最下位予想は昨年のシーズン順位と同様のオリックスです。

昨年最下位に沈んだチームから、主軸の糸井が抜けてしまいました。その穴を埋めつつチームを浮上させる時に大きな鍵となるのは、やはり新外国人やドラフトで獲得した新人などの新戦力でしょう(もちろん既存の選手の成長も重要でしょうけれど)。ロッテのところでも書きましたが、未知の戦力に頼る部分が大きくなると考えると上の順位には置けませんでした。昨年の順位を踏まえてこの予想です。

 

 

続けてセリーグです。

 

2017年シーズン セントラルリーグ順位予想・・・?

セリーグについて発表する前に、知っておいていただきたい事を念のために書いておきます。

私は阪神ファンです。

何となく言いたいことは察していただけたかと思います。ツッコミの準備は良いですか?では、書きますね。

 

1位 阪神タイガース

2位 広島東洋カープ

3位 読売ジャイアンツ

4位 横浜DeNAベイスターズ

5位 中日ドラゴンズ

6位 東京ヤクルトスワローズ

 

みなさんの言いたいことはわかっているつもりですよ。阪神1位はないだろうと。

しかし、私は阪神ファンなのです。シーズン開幕前というのは、誰でも平等に夢を見る事ができるのです。巷でどんなに戦力が足りないと言われていても、贔屓チームの新外国人は八面六臂の活躍をみせるし、若手は理想的な成長を遂げるのです、頭の中では・・・

贔屓チームを持っている方なら、気持ちはわかっていただけるのではないかと思います。予想というよりは願望ですね。大目に見てもらえれば嬉しいです。

次に個々のチームについて書いてみますが、こちらではある程度現実を見つめて書きますね。

 

阪神タイガース

1位予想な点は置いておいたとしても、今年はかなり期待している事も事実です。

投手陣はそこそこ質が高いです(あくまでそこそこですけどね)。少なくとも昨年程度の仕事は期待できると思います。

近年の阪神の課題は野手陣です。その野手陣ですが、糸井の加入と若手の台頭によって昨年より打線は良くなっていると思います。長打力が足りない点はありますが、その分選球眼が良く高出塁率が期待できる選手が多いので、打線の繋がりはなかなか良いと思います(まだ少し過大評価気味ですね)。

ただ、野手陣におけるもう一つの重要な要素である守備に関しては、今年も苦労する事が予想されます(やっと現実に目を向けましたか)。安定して勝ち数を伸ばすためにはここを改善しなければいけないとは思いますが、既存のメンバーでは難しいでしょう。打撃と守備のどちらを取るかを考えればやはり打撃になりますから、投手陣に頑張ってもらう以外にないですね(三振をたくさんとってくださいという事です)。

 

広島東洋カープ

次に昨年のリーグ覇者、広島です。願望込み込みの阪神を除けば今年も広島が強いと思います(昨年も阪神抜きで考えれば広島の優勝を予想してたんですよ、ほんとに)。

黒田が引退した分、ローテの穴埋めはどうしても必要になります。そこがうまくいくかは分かりませんが、仮にいかなかったとしてもチームトータルでの力はまだ1番上になると考えます。打線の質がリーグの中でずば抜けていますから。昨年よりは下との差が詰まってくるとは思いますけどね。

 

読売ジャイアンツ

オフに積極的な補強を行った読売はこの位置にしました。

陽、山口 俊、森福、吉川 光夫といった選手の補強はとても効果的だと思います。個人的には特に山口、森福のふたりが良い補強だと思っていて、投手陣はリーグトップの陣容になったと思います。しかしそれでも、広島を上回るためにはもう少しばかり打線の力強さが足りないような気がするのです。坂本以外にあと一人、今が全盛期だと言える主力野手が欲しいですよね。

最後にひとつ付け加えておきますが、私は阪神ファンですけれどアンチ巨人ではありませんよ。ただそれだけ広島への評価が高いのです。

 

横浜DeNAベイスターズ

 昨年躍進を遂げた横浜です。今年はその勢いでさらに順位を上げるという見方も多いようですが、私はまだ少し難しいのではないかなと思っています。

横浜というチーム自体は投打ともにバランスよく陣容を整えつつあると思います。しかし、やはり山口が移籍した影響は大きいでしょう。さらに言えば、その山口は順位を争う巨人に加わったわけですからね。

4人獲得した新外国人の働き次第では、上と渡り合えるようになる可能性はあると思いますけれど。

 

中日ドラゴンズ

昨年最下位に終わった中日をここに置きました。中日とヤクルトの位置は迷いました。

中日を上にした理由は、投手陣の上がり目は中日の方が計算できると感じたからです。昨年あまり成績を残せなかった大野と若松は復調が期待できますし(若松は実働年数が多くないのでわかりませんが)、大怪我から復帰して順調にイニングを伸ばしてきている吉見が今年は規定クリアできるところまで復活しそうです(昨年は131.1イニングでした)。

ただ、上位に行くには投打ともに層が足りないかなという印象です。

 

東京ヤクルトスワローズ

最下位予想はヤクルトにしました。

中日と差をつけた理由を挙げると、投手陣の上がり目が新外国人に依存しているのではないかという点ですね。打線はリーグでも上位に位置する破壊力があると思いますが(実際、昨年は得点数リーグ2位ですしね)、それを打ち消して余りあるほど(そんな表現ありませんが)投手陣の駒不足は深刻だと思います。昨年不調だった小川の復調という上がり目もありますが、上位を狙うためにはブキャナン、オーレンドルフ、ギルメットら新外国人投手の活躍が必須でしょう。

 

 

以上になりますが、如何でしたでしょうか?

まあ、順位予想なんてほぼ当たらないんですけどね。単純な計算の仕方をしたとして、1つのリーグで 6! = 720 通りの並べ方がありますから、セ・パ全チームの順位を的中させるには 720×720 = 518,400 通りのパターンから正解を選ばなくてはいけないんですよね(これ計算の仕方あってますよね?)。考える過程を楽しんでいるので、当たらなくても良いんですけどね。

最後にこっそりと本音を書いておくと、我らが阪神の今年の現実的なターゲットはAクラス復帰だと思っています(昨年が4位なので当たり前ですが)。

果たしてシーズン終了後にどんな結果が待っているのか、楽しみです。

 

 

長くなってしまいましたが、最後まで読んでくださった方ありがとうございます。

今後は、シーズンも始まることですし1戦ごとに阪神戦の感想を書いてみようかと思っています(毎試合欠かさず書けるのか不安ではありますが・・・)。

また、それと並行して他にも何かしら書いていきたいとも考えています。初めは各球団についてもう少し細かいところに触れて、戦力分析みたいなノリで思ったことを書いてみますかね。興味がありましたら目を通していただけると嬉しいです。

それでは今回はこれにて失礼いたします。

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