不確かさの回廊

主にプロ野球に関して思ったことを適当に書いていくつもりな阪神ファンです

4/19 vs ドラゴンズ 2回戦 @ナゴヤドーム 感想

十分に勝てる試合でしたが、落としてしまいましたね。

どうもこんにちは、ロキです。

 

今シーズンで1番悪い負け方だったと思います。

勝てる試合を落としたのは意外と今回が初めてではないでしょうか。長いシーズンではこういう試合が出てくるのも仕方のないことですが、できるだけ少なくしていきたいですよね。

 

先発の秋山は調子はそこまで良くなかったと思いますが、頑張って試合は作ってくれました。この日は制球が今ひとつでしたからまずいかなと思って観ていましたが、なんとか粘って6回2失点にまとめました。荒木、大島の2人には良いようにやられてしまいましたが、その2人以外では藤井に1安打を許したのみでした。前回の登板でもそうでしたが、今回も無四球だったことは非常に評価できますね。

6回83球での降板でしたから、もう少し余力は残っていたとは思いますが、試合展開が点を取りにいかなければいけない展開でしたから、交代もやむなしです。

勝つことはできませんでしたが良い仕事だったと思います。

 

ここのところほぼ完璧だったリリーフ陣がこの試合は点を取られてしまいました。

8回にマテオが同点にされてしまったのが誤算でしたね。結果としては大島にタイムリーを打たれてしまったわけですが、いくら好調だとは言ってもあの場面で大島との勝負を避けるというのは難しい判断でしょう。逆転のランナーを出してしまうことになりますし、次の平田が抑えやすい打者というわけでもありません。何よりマテオは(あくまで昨年の成績で若干ではありますが)対左の方が成績の良い投手ですからね。ただ、この日のマテオはスライダーが高めに浮いてしまって、見事にやられてしまいました。

その他に投げた投手は良い投球をしていたと思います。桑原は完璧でしたし、高橋も本来ならサヨナラのピンチを凌ぐはずの素晴らしい仕事をしてくれました。

松田は先頭の堂上にツーベースを打たれてしまいましたが、あれは飛んだコースが不運だった面が大きいと思います。もちろん、結果としてそこから負けてしまったのは事実ですが、気持ちの面では鳥谷さんのせいにしておけば良いと思いますよ。

 

打線の方は最近苦しい展開が続いている印象ですが、この日もジョーダンのストレートにかなり押し込まれていましたね。それでも球数を多く投げさせながら5回まででの降板を促し、得点も2点奪うことができています。苦労している中で最低限くらいつくことができているのは、今シーズンの打線の良いところでしょう。

特に上本の働きが大きかったですね。ジョーダンと対戦した3打席で23球を投げさせる粘りをみせ、さらには逆転の2点タイムリーも打ってくれました。

その他にもチャンスは作れていましたから、そこで点を取れていれば十分勝てる試合だったんですけどね。梅野にチャンスが良く回っていましたから、彼に頑張って欲しかったところですが、結果が出ませんでした。

今シーズンの梅野は、追い込まれた後の空振りを狙った変化球への対応はとても良くなっています。あとはカウントが浅い時に狙った球を仕留める確率が上がれば本来持っているパワーも活きてくるんでしょうけれど、そこはまだまだですね。捕手というポジションで守備面の負担が大きいとは思いますが、打撃も良いものを持っているわけですから頑張ってもらいたいところです。

 

この試合は、鳥谷さんのタイムリーエラーという後味の悪い最後になってしまいました。高橋が好リリーフを観せてくれただけに残念でしたね。

近年の鳥谷さんはグラブにしっかりボールを収められないことが増えましたね。初めは目が悪くなってきたのかと思っていましたが、打席での選球眼は相変わらず素晴らしいですから、問題は別にありそうです。

やはり、年齢による衰えや故障の影響で下半身が若い時ほど動かなくなっているのが原因でしょうかね?頭の中に思い描いている動きと、実際の動きにギャップがあるのかもしれません。サードとショートの打球の質の違いもありますし、徐々に慣れていくしかないんですかね。本格的にサード転向をしたばかりですから、これからしっかり修正していってくれることを期待しましょう。チームを引っ張っていってもらわなければいけない選手ですからね。

 

次戦は大野と青柳の先発です。

ここのところ打線の状態が落ちていますから、明日の大野にも苦しみそうです。あまり多くの点は期待しにくいですが、何とか攻略してくれることを願いましょう。

青柳の出来が勝負の鍵を握りそうですね。前回は結果が良くありませんでしたが、ミスで自滅した面が大きいです。頭は切り替わっているでしょうから、あまり考えすぎずに本来のゾーンで勝負する投球をみせて欲しいですね。

 

 

最後まで読んでくださった方ありがとうございます。

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それでは今回はこれにて失礼いたします。

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