不確かさの回廊

主にプロ野球に関して思ったことを適当に書いていくつもりな阪神ファンです

4/30 vs ドラゴンズ 6回戦 @甲子園 感想

苦しい試合を物にしてのカード勝ち越しです。

どうもこんにちは、ロキです。

 

この試合を取れたのは大きいですね。

序盤の展開から厳しい試合になると思いましたが、何とかビハインドを跳ね返してくれました。

 

先発の能見さんの調子はまずまず良かったと思います。立ち上がりは慎重に入りすぎたのか細かい制球のズレがありましたが、ストレートの走りなどはそこそこ良かったように思います。四球や味方のエラーが絡んで開始早々に失点してしまいましたが、徐々にペースを掴んで6回2失点(1自責点)にまとめ、この日も先発としての役割をしっかりと果たしてくれました。特に初回で大きく崩れずに踏みとどまったあたりは流石ベテランという感じでしたね。また勝ちには恵まれませんでしたが、こればかりは仕方ありませんかね。次こそ勝たせてあげて欲しいです。

 

その後を繋いだリリーフ陣も、厳しい接戦の中しっかり仕事をしてくれました。岩崎と桑原はピンチこそ作りはしましたが、落ち着いて投球できていたと思います。

そして最終回は、1点差のセーブ機会で高橋がマウンドに上がりました。試合後の監督インタビューによると、ドリスは肩に張りがあったため休養させたみたいです。登録抹消まではしていないので、深刻なものではないと思いますが、オフに手術をした身ですから大事をとるに越したことはないでしょう(手術の箇所は肘で別の場所とは言え)。

代役の高橋は3人で試合を締めてくれました。彼がセーブを記録したのは、中日時代の2008年以来で通算2つめみたいです。長年リリーフとしてキャリアを積んできた投手ですから少し意外ですね。

 

打線の方は、相手先発のジョーダンを攻略するとまではいきませんでしたが、ビハインドの展開から良くひっくり返したと言えますかね。

3回と8回のタイムリーはそれぞれ福留さんと北條によるものです。その2人の働きはもちろん素晴らしいのですが、どちらの回においてもその前に四球で出塁している上本の貢献を忘れてはいけないと思います。特に3回はカウント0−2から粘って四球をもぎ取りました。あれがなければあの回で同点にできていなかったでしょうし、そのまま中日に押し切られていたでしょう。今の阪神打線の核は間違いなく上本だと言えますね。

最後にキャンベルのサード守備について少しだけ。この試合では、鳥谷さんを下げてファースト原口、サードキャンベルという布陣でスタメンを組みました。こういうケースもいずれあるだろうと思っていましたが、この日初めての試みとなりました。

初回にいきなりタイムリーエラーをやらかしたキャンベルですが、もう1つあった守備機会では荒木のセーフティバントを良い動きで処理していましたし(1塁塁審の誤審があってアウトにはなりませんでしたが)、評価をするためにはもう少し様子をみたいといったところですかね。少なくとも、バント処理のあの動きは鳥谷さんでは真似できないプレーです。外国人選手に良くみられる素手キャッチ(俗に言うベアハンドというやつですね)からリストの効いたスローイングを観せてくれました。今後またサードを守る機会はあると思いますから、この先どういったプレーをしてくれるのかを見守りましょう。

 

次のカードは火曜日から敵地神宮球場でのヤクルト3連戦です。

次戦の先発投手は、先週の順番通りだと秋山になります。しかし、先週岩貞が登板を飛ばされていますから、どこで投げることになるのかがわかりませんね。自然な考えでいけば、先週中止になっている水曜日になるでしょうか。しかし、火曜日に岩貞という可能性も考えられますから、予告先発を待つしか無いですね。

対するヤクルトは、順番通りであれば山中になります。相性はよろしく無いですが、打線の奮起に期待しましょう。

 

 

最後まで読んでくださった方ありがとうございます。

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それでは今回はこれにて失礼いたします。

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