不確かさの回廊

主にプロ野球に関して思ったことを適当に書いていくつもりな阪神ファンです

5/14 vs ベイスターズ 6回戦 @横浜スタジアム 感想

連勝で貯金10到達です。

どうもこんにちは、ロキです。

 

良いチーム状態が続いている最近のタイガースですが、恐ろしいくらい順調に勝ちを積み上げられていますね。貯金が10に届いたのは2014年シーズン以来3年ぶりらしいです。長いシーズンですから、いずれまた苦しい時期も来るかと思います。状態が良い今のうちに、できる限り貯金を貯めておきたいところですね。

 

先発の藤浪は相変わらず制球に苦しむ投球でした。しかしその一方で、球の威力の素晴らしさも相変わらず、まともに捉えられた当たりはロペスのヒットくらいでした。5つの与四死球でハラハラさせられる内容ながらも7回5被安打2失点(1自責点)と試合を作ってくれました。

制球の不安定さは改善して欲しいところではありますが、もしかしたらすぐに治るようなものでは無いかもしれませんね。しばらくは、ある程度四球を出すことを許容するべきでしょうか。

彼の制球の不安定さの主な原因は、やはり精神的なものなのではないかと感じました。それには理由がありまして、この試合のスタメンに横浜のラミレス監督が右打者の田中 浩康と嶺井を起用した理由に関係します。実況のザック生馬さんも紹介していましたが、今年の藤浪は対右打者に対する四球率が極端に高くなっています(この試合の開始前時点での四球/打者数および四球率は、対右16/60で26.7%、対左5/51で9.8% )。ラミレス監督は、この事を理由に右打者を多く起用したオーダーを組んだようです。

対左の四球率はやや高い程度ですが、対右のそれは異常な高さです。おそらく、抜け球が右打者の体の近くに行くケースが多い事を藤浪本人が気にしているのでしょう。気にすればするほど投球に集中できなくなり、結果としてリリースポイントがバラつき、より一層制球できなくなる、そんな悪循環に陥っているような印象です。もちろん推測の域を出ないことに変わりはありませんが・・・

これを克服するにはどうすれば良いのでしょうかね?やはり根本的な原因である抜け球を減らす努力を続けていくしか無いでしょうか。彼は腕が長い分だけリリースを安定させるのが難しそうですが、何とかしてコツを掴んで欲しいですね。リリースに自信さえ持てれば、精神的な面も自然に改善されるはずですし、彼本来の投球を取り戻せるはずです(元々制球が悪い方ではありますけどね)。

 

リリーフ陣はマテオ、ドリスの勝ち継投が完璧な仕事でした、もうそれだけです。

 

打線は今永を攻略するには至りませんでしたが、2回には失点した後すぐに同点に追いつく攻撃をみせ、9回にはクローザーのパットンから勝ち越し点をもぎ取るなど、要所でしっかりと得点を奪うことができました。

特に9回の糸原のダメ押しタイムリーが大きかったですね。直前で北條が倒れて2死になった後のタイムリーでしたから。相手からすれば1点で凌げば望みはあるという状況で、まさか糸原ごときに(言葉は悪いですが)という精神的なダメージもあったのでは無いかと思います。糸原は打率こそ良くはありませんが、打球の質が良いことも多いですし、しっかりと四球を選べています。打席での振る舞いは十分に1軍レベルに対応できていると言っても良いのではないでしょうか(甘すぎですかね?)。スタメン起用された大和も2安打を放ちましたし(エラーもありましたけどね)、良い競争になっていると思います。

 

次戦は甲子園に戻って中日との3連戦です。先発投手についてですが、雨天中止があった影響で能見さんをどこで投入するのかが不透明です。長いイニングを期待しにくい能見さんを火曜日に投げさせることは無いですかね。そうなると、初戦は秋山になるでしょうか。

対する中日は順番通りであれば鈴木ですが、こちらも短い登板間隔で投げられるバルデスをどこで投入してくるのかがわかりませんね。火曜日にバルデスが投げると中4日になりますので、可能性はありますね。少なくとも3連戦のどこかでは投げてくるかと思います。

予告先発の発表を待ちましょう。

 

 

最後まで読んでくださった方ありがとうございます。

興味がありましたら、他の記事にも目を通していただけると嬉しいです。

それでは今回はこれにて失礼いたします。

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