不確かさの回廊

主にプロ野球に関して思ったことを適当に書いていくつもりな阪神ファンです

5/24 vs ジャイアンツ 9回戦 @甲子園 感想

苦しい試合が続きますね・・・

どうもこんにちは、ロキです。

 

点差こそ小さいですが、チーム状態の悪さが露骨に出てしまう内容の良くない敗戦でした。別の意味でのことも合わせてショックの大きい1日となってしまいましたね(みなさん既にご存知かと思いますが、後述します)。

全てが噛み合わない悪い時期というのはあるものですし、我慢の時期であることは確かだと思います。上位に行くためには、今のような時期を短くしていきたいところですから、何とか早めに脱却して欲しいですね。

 

 先発の能見さんの投球は素晴らしかったです。ストレートの走りが良かったですし、制球良く低めにボールを集めることができていました。今シーズン最長となる7回を投げて2被安打6奪三振3四球で無失点という内容、ベストピッチでしたね。

勝ちをつけてあげられていないのが本当に残念ですが、こればかりは先発投手の力だけではどうすることもできないことです。今の投球を我慢強く続けて欲しいですね。

 

この試合ではリリーフ陣が崩れてしまいましたね。登板した桑原と藤川さんが競った展開の中で共に失点してしまいました。今シーズンここまでの阪神は、安定したリリーフ陣で接戦をものにする勝ち方をしてきたのですが、この日はそれが上手くいきませんでした。

長いシーズンずっと好調を維持できるわけはありませんし、ここまでしっかり抑えてくれていたのですから、彼らを責めることはできません。ファンとしては、そういう日だったと割り切っていくしかないですね。

1点ビハインドの9回に勝ち継投を投入せずに藤川さんを投入したことは、結果としては裏目に出てしまいました。前日のカミネロの状態を考えれば、1点差のままであればチャンスはあったと思いますから(実際に上本のホームランで1点を返しています)、9回の2失点は重い失点でした。ただ、今シーズンこれまでのこういったリリーフ陣の運用の仕方は、長いシーズンを見据えてのことだと思います。まだ無理をして1勝を取りに行く時期ではないという考えでしょう(まだシーズン序盤だということや、6連戦の2戦目だということです)。賛否両論あるかもしれませんが、正解の分かる事ではないですからね(強いて言えば、シーズンの最終順位がどうか、それだけが評価の対象でしょう)。現時点では、首脳陣やチーム全体で考え方がしっかり統一できていればそれで良いと思います。

 

今の阪神の1番の悩みは打線という事になるのですが、なかなか状態が上がってきませんね・・・

この日は、確かに吉川の状態が良かったので、簡単に点を取ることはできないという雰囲気でした。ただ、それ以上に阪神打線の噛み合いの悪さが目立ってしまっていた印象です。捉えた当たりが何度か好守に阻まれてしまったこともそうですが、最も象徴的な場面は5回の攻撃、無死3塁から得点を奪えなかったところでしょう(試合後の金本監督のインタビューでもそこを挙げていましたね)。

少し前、打線の状態が落ち始めた頃に、さらに悪い状態になる前に立て直して欲しいという類のことを書いたのですが、残念ながらその悪い状態まで落ちきってしまいましたね。こうなってしまった以上、できるだけ早く今の状態から脱却して欲しいところですね。ポジティブに考えれば、ここから先は上がるだけですから(多分、もう下は無いですよね?)。福留さんに良い当たりが出たことは、ひとつ明るい材料かもしれませんね(そうであって欲しいです)。

 

最後に、鳥谷さんの死球による負傷交代について触れないわけにはいかないでしょう。この試合で最もショックな出来事だったと思います(負けたことよりもです)。鼻からかなり出血していましたから、ボールが鼻に直撃したのだと思います。球団発表を待たなければ分かりませんが、鼻骨を骨折している可能性はありそうです。今は、できるだけ軽傷であることを祈るしかありませんね。

試合後のヒーローインタビューで、巨人の亀井が鳥谷さんの負傷について少し言及していましたね。彼自身も5年前に頭部死球を受けた経験があり(その時の相手が阪神でした)、その時は鼻骨を骨折して離脱しています。おそらくは同じような状況にある鳥谷さんの事を気にかけてくれたのだと思います。何気ない事ではありますが、阪神ファンとしてもありがたい一言でしたね。

関連した話をもうひとつ。以前阪神で投手としてプレーし、その後打撃投手も務めた水落さんが、ツイッターで今回の鳥谷さんの件や当時の亀井の件について触れていました。それによると、当時亀井に死球を当ててしまった小嶋投手(昨年引退したばかりなのに、既に少し懐かしい響きです)は、その後しばらく左打者への投球に苦しんだことがあったみたいですね。当てられた側は当然ダメージがあるわけですが、当ててしまった側も精神的なダメージを受けてしまうということは、想像に難くない話ですよね。

今回、鳥谷さんに当ててしまった吉川もそうなってしまう可能性はありますよね。水落さんもその点を気にかけていました。わざとぶつけたわけでは無い事は、鳥谷さん本人も、阪神サイドも、そして阪神ファンも分かっていますから、気にして引きずらないで欲しいですね。せっかく今回良い投球をしていたわけですし、次回登板でまた良い投球をみせてもらいたいですね。

 

さて次戦ですが、メッセンジャーさんと大竹の予告先発です。天気予報は雨ですから、試合が行われるか微妙なところではありますけどね。

今の阪神のチーム状態を考えると、中止でも良いかもしれませんね。その分、シーズン終盤の負担が大きくなってしまうので、難しいところではありますが。

チーム状態が悪いとはいっても、むしろ悪いからこそ、メッセンジャーさんの登板試合は絶対に勝ちたい1戦だと言えます。チーム全体で一丸となって、何とか勝って欲しいですね。

 

 

最後まで読んでくださった方ありがとうございます。

興味がありましたら、他の記事にも目を通していただけると嬉しいです。

それでは今回はこれにて失礼いたします。

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