不確かさの回廊

主にプロ野球に関して思ったことを適当に書いていくつもりな阪神ファンです

5/26 vs ベイスターズ 7回戦 @甲子園 感想

6回の守りが全てでしたね。

どうもこんにちは、ロキです。

 

前日は、チーム状態が上向くきっかけとなるような試合ができましたが、この日はまだまだ悪い状態であることを露呈してしまいました。やはり、すぐに本調子という訳にはいかないですね。改善しなければいけない問題は多いです。

 

先発の藤浪ですが、なかなか良い兆しがみえてきませんね。この日はフォームを少し変えたようで、腕のテイクバックの取り方を少し小さくしていたように思います。ただ、その成果が出ていたかと言えば、微妙なところですね。確かに、右打者への抜け球は若干マシになっていたようにも思います(あくまで若干ですが)。しかしそれでも制球の不安定さは相変わらずで、全体的に苦しい投球でした。5.1回を投げて6被安打2奪三振四死球3失点(2自責点)という結果でしたが、結果以上に内容は悪かったと思います。

やはり少し長い修正期間を設けてあげた方が良いのだと思いますが、今のローテーションの状況を考えるとあまりその余裕は無いんですよね。これまで通りローテを回りながら試行錯誤して、少しずつ改善を図るしかないですかね。次戦で先発する青柳や、2軍調整中の岩貞あたりに目処が立てば、時間を与えてあげても良いかもしれません。本人や首脳陣の考え方次第なのでしょうけれどね。

何れにしても、藤浪の復調無くしての阪神の上位進出はなかなか難しいでしょうから、なんとか本来の姿を取り戻して欲しいですね。

 

負けてしまった試合の中でポジティブな面を挙げるとすれば、ひとつはリリーフになりますかね。この日登板したのは岩崎、伊藤 和雄、藤川さんの3人でした。

岩崎は藤浪の残したピンチを背負っての登板でした。失点はしてしまいましたが、投球内容は悪くはありませんでした(後述するあのプレーさえなければ・・・)。

1番ポジティブな点は、伊藤 和雄の投球ですね。2イニングをしっかり無失点抑えて、ビハインドピッチャーとして仕事ができるところをみせてくれました。

最後の藤川さんも1イニングを完璧に抑えましたし、リリーフ陣は良い仕事だったと思いますね。

 

そろそろ本格的な復調といきたい打線ではありましたが、相手先発井納に苦しむ結果となりました。7回に1点は奪ったものの、6回までノーヒットピッチングを許すなど試合を支配されてしまいましたね。現状の阪神打線では、調子の良い時の井納を捉えることは難しかったという感じでしょうか。最終的にも4安打のみと振るいませんでした(それでも2得点できたとも言えますが)。

ただ、ポジティブな面が無かった訳ではありません。それは、糸井に強い当たりのツーベースが出たことです。久しぶりの会心のヒットでしたから、これで気分が乗ってきてくれると良いですね。交流戦も近いですし、そこに向けてここから状態を上げていって欲しいですね。

打線全体は良くありませんんでしたが、そこは井納が良かったのだと割り切ってしまいましょう。これだけ悪い時期が続いたわけですからね、これから状態は上がってくる「はず」ですよね(ただの願望ですね)。

 

この試合のハイライトは、(残念ながら)6回の守備での伊藤 隼太のプレーでしょう。2死満塁から高く上がったフライを捕球できず、余計な3失点を与えてしまいました。両チームの打線の状態を考えれば、2点止まりであっても劣勢であったことに変わりは無いでしょうが、それでも重い失点だったと言わざるを得ませんね。

確かに、打球は強い風に流されたようでしたから簡単ではありませんでした(私もプレーしていた時は外野手でしたから、プレーレベルの違いはあれど少しは分かるつもりです)。しかし、やはりプロであればしっかり処理しなければいけない打球だと思います。打球が上がった時に急に風が強くなったということはあるかもしれませんが、向きが急激に変わった訳ではありません。この日は全体的にフォロー気味に旗がなびいていましたから、それは頭に入っていたはずです(流石にそこは大丈夫ですよね?隼太さん)。フライが上がって落下地点を予測する段階で、後方に余裕を持って動き、常に打球を前で捉えながら誤差を修正していくのが捕球の基本になります(これは風がなくてもそうですね)。しかし、今回のプレーでは1歩目でやや前に出る動きをしていましたから、初めの段階の打球判断がまずかったということになるでしょう。

彼は昔から守備に不安がある選手ですが、今回はかなり悪いタイミングでミスしてしまいました。久々のスタメンのチャンスでかなり気合いが入っていたことと思いますが、空回りしてしまった形でしょうか。終わってしまったことですから、(もちろん反省はしながら)しっかり切り替えてもらえればと思います。

そういえば、投打2人の伊藤で明暗が分かれてしまう1日でしたね。

 

ひとつ心配な話題もあります。スタメンを外れた高山ですが、どうやら足を軽く痛めているみたいですね。そういえば、前日も早い段階で退いていました。この試合、代打で登場したことを考えれば、それほど深刻なものでは無いのでしょうが、少し心配ですね。無理して変に悪化してもいけませんから、出場判断は慎重に行って欲しいと思います。

 

次戦は青柳とクラインの予告先発です。

青柳は2軍での調整を経て久々の登板となります。良い調整ができていれば良いですね。チーム状態が良くない中ということもありますから、昇格組として良い流れを持ち込む投球をみせて欲しいですね。

相手投手のクラインは新外国人で阪神戦は初登板になります。ここまで突出した成績を残している訳ではありませんが、どうでしょうかね?四球が多いみたいですから、そこをついてチャンスを作りたいですね。打線の状態は良くないですが、何とか得点を奪って欲しいです。初対戦ですから、序盤は焦ることなくじっくり攻略の糸口を探していってもらいたいですね。

 

 

最後まで読んでくださった方ありがとうございます。

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それでは今回はこれにて失礼いたします。

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