不確かさの回廊

主にプロ野球に関して思ったことを適当に書いていくつもりな阪神ファンです

5/27 vs ベイスターズ 8回戦 @甲子園 感想

一応、快勝ということにしておきますか。

どうもこんにちは、ロキです。

 

点差だけをみれば快勝なのですが、試合内容でみても圧倒していたかというと、そうではありませんでした。安打数は横浜の方が多かったくらいですしね。まあ、今のチーム状態で内容にこだわる意味はないですかね。勝てたことが1番です。ポジティブな面が多かったこともまた事実ですしね。

 

先発の青柳は、良くも悪くも彼らしい荒々しい投球でした。良い状態だったとまでは言えませんね。球の走りは良かったと思いますが、制球が不安定でボール先行になるケースが目立ちました。そのせいもあってか、ヒットもかなり打たれてしまい(不運な当たりもありましたが)、ピンチの連続でした。6回まで投げた中で5度得点圏に走者を背負いながらも、結果的には5回に取られた2失点のみという綱渡りのような試合展開でした。これでは、手放しに良い投球だったと言うことはできませんよね。

それでも、結果的には試合を作り、今シーズン初勝利を挙げたことも事実ではあります。言ってしまえば、ラッキーだったという面が大きいのでしょうけれど、こういう日があっても良いでしょう。今の阪神のローテーション事情を考えると、彼にもしっかりと投げてもらいたいところですから、反省すべき点をしっかり反省しながら(制球とか、フィールディングとかですね)、次回以降に良い時の投球を観せてくれればと思います。

 

リリーフ陣は点差が開いた状況だったこともあり、楽に投げることができたと思います。高橋、伊藤 和雄、桑原の3人がきっちり無失点リレーを観せてくれました。

 

この日は打線が頑張りましたね。相手のミスがあったこともありますが、3ホームランなどで9得点という攻撃でした。ここのところ低調だった打線も、少しずつ状態が良くなってきていると言えますかね。まだ楽観はできませんが(相手投手のクラインが悪かったということもありますからね)、このまま良い状態まで持っていって欲しいところです。

糸井に1発が出たことが何よりの朗報ですね。この試合にとって価値のある先制スリーランだったということもありますが、それ以上に彼が復調する上で大きな価値のある1発になったのではないでしょうか。その他の打席で引っ掛けたゴロが多かったことから、金本監督曰く、まだ本調子とまではいかないとのことですが、少なくとも底を脱したことは確かなのだろうと思います。

それに呼応するかのように、他の選手にも全体的に良い内容の打球が増えているように感じます。打線の状態は、ようやく良くなる傾向に入ってきたのではないでしょうか。

 

この日は、地味なところで攻守に岡﨑さんが良い仕事をしていましたね。攻撃では、得点に繋がる送りバントを2度決めていました。そして、特に良かったのは守備で青柳の荒れ球を逸らすことなく止めていたことですね。右打者の背後を通るようなものもあって、かなり大変そうでしたが、しっかり止めてくれていました(何度かサッカーのゴールキーパーのような横っ飛びをみせていましたね)。青柳もワイルドピッチを恐れることなく思い切って投球することができたと思います(もちろん、荒れないことがベストではありますが)。

 

足を痛めたということで、前日はスタメンを外れていた高山ですが、この日はスタメンに戻ってきました。どうやら深刻な状態ではなさそうです。ヒットも1本放ちましたし、これに関してはひとまずは安心ですね。

 

次戦は交流戦前最後の試合となります。先発は小野と今永です。

この試合は、カード勝ち越しが掛かった試合ではありますが、先週と同様に小野の投球を見守る1日と考えた方が良いですかね。小野自身は結果をあまり気にせずに、腕を振って自分の投球を横浜打線にぶつけて欲しいと思います。試合の勝敗に関しては、先輩たちに任せておけば良いでしょう。

今シーズンの今永は、あまり芳しくない投球が続いているようですね。ただ、阪神打線も、良い傾向になってきているとはいってもまだ本調子では無いですからね。どれだけ得点を奪えるかはわかりません。多めの得点が要求される展開になる可能性が高いですから、勝つためには今永攻略が鍵を握りそうです。

 

 

最後まで読んでくださった方ありがとうございます。

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それでは今回はこれにて失礼いたします。

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