不確かさの回廊

主にプロ野球に関して思ったことを適当に書いていくつもりな阪神ファンです

6/2 vs ファイターズ 1回戦 @甲子園 感想

痛い敗戦ですね。

どうもこんにちは、ロキです。

 

クローザーのドリスまで繋ぐ試合運びはできたのですが、まさかの逆転負けでした。全体でみれば押し気味で試合を展開できていただけに、痛い敗戦となってしまいましたね。日ハムの玉井は、この日がプロ初勝利だったようですね。悔しいですが今回は、彼の勝利を祝福することにしましょう。

 

結果は残念でしたが、この日は大きな収穫のある試合でもありました。先発の岩貞が良い投球を観せてくれましたね。この日は、特に変化球が良かったと思います。カットボール、スライダー、チェンジアップの3球種をしっかり狙ったところに制球できていました。ストレートの制球は不安定でしたが、変化球でカウントを取れたこともあって安定した投球ができていました。6.1回を投げて3被安打6奪三振2四球1失点と上々の内容、2軍での調整が功を奏しましたね。

この調子で彼がローテに収まってくれれば、ローテ運用にある程度の目処が立ちそうです。次回の登板でも良い投球をみせてもらいたいですね。

 

この試合の敗因その1はリリーフ陣での逃げ切り失敗です。ドリスが誤算でしたね。最近の彼は失点こそ無かったものの、全体的にボールが高く、不安定な投球が続いていました。今回は、それが結果となって現れてしまった形でしょうかね。1番の反省点は、大田へ与えた四球ですかね(スクイズへの警戒は、岡﨑さんと首脳陣の責任でしょうから)。シーズンの中で状態の悪い時期というのは誰にでもありますし、しっかりと捉えられた打球というのはありませんでしたから(強いて言えば、松本に体勢が崩れながらも上手く拾われた当たりくらいでしょう)、切り替えて前を向いてもらえればと思います。

ドリスは、前回の失点(4月29日の中日戦)も岡﨑さんとのコンビだったんですよね。相性が悪い、ということがあるのでしょうか?考え過ぎですかね?単なる偶然であれば良いですが。

その他のリリーフは桑原、マテオ、岩崎が登板しました。桑原は、岩貞の残したランナーを返してしまいましたし、自身のフィールディングのミスもありましたが、同点は許さずにリードを守ったので、悪くは無かったと思います。マテオと岩崎の2人は良かったです。

 

打線の方は、高梨から2点は奪いましたから、最低限の仕事はできました。ただ、その最低限で終わってしまいましたね。11安打を放ち、チャンスは何度も作ったのですが・・・

あと1点でも取れていれば結果は違っていたと思います。その、あと1点を奪えなかったことが、敗因その2ですかね。チャンスで糸井に1本が出ていれば良かったのですけどね(もちろん糸井だけではありませんが)。交流戦に入って状態が戻ってきたと思いましたが、ここ2試合はまた当たりが止まってしまいましたね。チャンスで回ってくることが多いので、結果が出ないと目立ってしまいますが、調子自体は最悪の状態を脱しているはずです。またすぐに打ってくれるでしょう(願望)。

原口のホームランや、糸原のタイムリー、高山の猛打賞など若手の活躍はありましたし(若手では無いですが、鳥谷さんも猛打賞でした)、打線全体の状態はまずまず良くなってきたと思います。

6回の岡﨑さんのスクイズ失敗についてですが、あの失敗は仕方が無かったと思います。1死で岡﨑、岩貞と続く打順であったことと、岩貞の投球内容を考えれば、スクイズという選択は間違いでは無かったと思います(当然、相手も警戒する場面ではありましたが)。結果的には、仕掛けたタイミングが悪かったわけですが、それは結果論ですからね。ある程度は仕方ないと思います。試合後のインタビューで金本監督は反省していましたが、責められないですよ。結果をみてから考えれば、正解はもう1球待った後だったのでしょうけれど、それが初めから分かれば苦労はしませんしね。

 

最終回での悔しい逆転負けを喫してしまったわけですが、守備の部分で細かいミスがあったように思いますね。スクイズで同点にされてしまった場面ですが、まず、そもそもスクイズへの警戒が薄かったように思います。マスクを被っていた岡﨑さんや首脳陣でしっかりその可能性を確認しておくべきでしたね。もしかしたら、可能性は考慮しながらも、初球からは無いと読んで敢えてストライクを取りにいったのかもしれませんが。何れにしても、結果としてあっさりと決められてしまったわけですから、今後の反省点になると思います。

もうひとつは、同じスクイズの場面で打球を処理したファースト荒木の判断ですね。これは難しい判断だとは思いますが、結果をみればホームに投げても間に合わないタイミングでしたから、1塁でひとつアウトを取っておくべきでしたね。そうすれば、同点までで止められていた可能性も十分にありましたから。本当に難しい、細かい部分ではありますけどね。

 

次戦は、青柳とメンドーサの予告先発です。

青柳は、前回の登板で今シーズン初勝利をあげたわけですが、内容はあまり良くありませんでしたね。今回は、良い投球での勝利といきたいところです。しっかりとゾーンで勝負する投球をみせて欲しいですね。

メンドーサは今年で日本球界4年目。もうお馴染みの投手ですね。阪神戦は昨年も先発登板しており、6回途中2失点と良い投球をされています。優秀なゴロピッチャーであり、安定した投球をしてくる印象ではありますが、決して抜群の内容をみせる投手ではありません。阪神打線としては、できるだけ低めに手を出さずに、高めの球に的をしぼって打つことが必要になりそうです。

 

 

最後まで読んでくださった方ありがとうございます。

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それでは今回はこれにて失礼いたします。

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