不確かさの回廊

主にプロ野球に関して思ったことを適当に書いていくつもりな阪神ファンです

6/6 vs バファローズ 1回戦 @京セラドーム大阪 感想

まさかの大勝ですね。

どうもこんにちは、ロキです。

 

まさか金子からあんなに点を奪えるとは思ってもいませんでしたね。週の初めに良いスタートが切れました。

 

先発の秋山は良く投げてくれました。私は、調子は普通くらいだったと思って観ていたのですが(どちらかと言うと、オリックス打線の状態が良かったのかと)、試合後の金本監督は「あまり良くなかった」と言っていましたね。そんな状態であっても、粘りの投球をみせてくれました。8回12被安打6奪三振2四球2失点、初回に失点した以外は、何度もピンチを迎えながらも要所でしっかりと打ち取っていました。3つ併殺が取れたのが大きかったでしょうか。そうは言っても、かなり危なっかしかったですけどね。点差が無ければ、もう少し早めに降りていたでしょう。

この勝利で5勝目(マテオに並びましたね)、ルーキーイヤーの4勝を抜いて、自身最高の勝利数です。まあ、今の秋山にとっては、ただの通過点でしょう。まだまだ勝ち数を伸ばしてくれると思います(分かりませんが、信じて良いと思います)。

 

リリーフでは、この日、伊藤 和雄に代わって昇格した松田が投げました。その松田ですが、あまり良くありませんでしたね。1回を投げて2失点してしまいました。オリックス打線が好調だということもありますから、ひとまず経過観察といったところでしょうか。ちょっと不安ですけどね。

現状では、替えのきくビハインド投手という立場ですから、彼がダメでもチームとして大きな問題にはならないでしょうが、期待の若手リリーフですから、良いところをみせて欲しいんですけどね。

 

この試合は打線が素晴らしい仕事をしてくれましたね。金子の立ち上がりはあまり良くなかったと思います。修正されると長いイニングを投げられてしまいかねないですから、その前に点を返さないと厳しいかなと思っていたのですが、予想以上の反撃をみせてくれました。3回の6点も6回の5点も、どちらも2死からの得点でしたから、オリックスとしてはダメージが大きかったと思いますね。

打線は全体的に良かったのですが(キャンベルを除いて・・・)、最も効いた1撃は鳥谷さんのスリーランだったでしょうか。あの1発は、西武や中日で活躍した和田 一浩さんを抜いて交流戦での通算安打数トップとなる305本目のヒットでした。そしてさらに、阪神タイガースの球団通算7777本目のホームランだったみたいです。こういった記録を知るたびに思うのですが、誰がこんなに細かい記録を見つけてくるんでしょうかね? 専門の人がいるんですか? 凄いですよね。

 

この試合では、守備面でひとつ新しい試みがありました。外野の守備位置を変更して、レフト福留、センター高山、ライト糸井という布陣を組みました。首脳陣の主な意図がどこにあるのかは分かりませんが、色々と良い面のある変更かもしれませんね。

1番大きいのは糸井の守備負担が減ることだと思います。彼の守備は、故障の多い足をかばうこともあって、お世辞にも良く動けているとは言えませんでしたし、責任範囲の広いセンターよりはライトの方が良いと思います。オリックス時代もライトがメインでしたしね。

代わりにセンターを守る高山も守備が上手いとは言えませんが(むしろ下手というべきでしょう)、3人の中で1番若いですから、比較的負担の大きいセンターを任せるのには適していると言えそうです。大学時代はセンターがメインポジションでしたから、慣れという意味でも問題ないでしょう(プロ1年目の昨年も184イニング守っています)。ただし、守備が下手なことに変わりはないですから、今後どのような動きをみせてくれるか注目したいところです。

レフト福留は消去法ということになるでしょうか。彼のレフトというのは私の記憶にはありませんが、どうやらメジャーで経験があるそうです。野球センスのある選手ですから、すぐに適応してくれそうですし、不安はあまり無いですね。

少なくとも、しばらくはこの布陣を試すことになるんですかね。1番の課題は、高山がセンターを破綻なく務めることができるかどうかですね。多くは求めないですから、頑張ってもらいたいですね。

 

次戦の予告先発は東明と能見さんです。

東明は、先週のヤクルト戦が今シーズン初登板でした。昨オフに手術をした影響もあってか出遅れていたようですね。その登板では、6回1失点と好投しています。阪神戦は、ルーキーイヤーの2014年に1度先発登板しており、その時は5回1失点でした。昨年は良い成績を残せていませんが、一昨年には10勝していることからも分かる通り、実力のある投手です(ご存知の方も多いかと思いますが)。それでも、こちらの打線の状態も良いですから、攻略してくれることを期待しましょう。

能見さんは、いつも通りの投球をしてもらえれば良いと思います。とは言え、オリックス打線も活発ですから、ある程度は点が入る展開になるかもしれません。最終的に、4、5点あたりの勝負になる可能性はありそうです。

 

 

最後まで読んでくださった方ありがとうございます。

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それでは今回はこれにて失礼いたします。

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