不確かさの回廊

主にプロ野球に関して思ったことを適当に書いていくつもりな阪神ファンです

6/16 vs ゴールデンイーグルス 1回戦 @甲子園 感想

久々の連勝です。

どうもこんにちは、ロキです。

 

交流戦最終カード、良い勝ち方で先勝しました。これで交流戦の勝ち越しが決定。苦しい時期がありながらも着実に貯金を増やすことができています。投手陣が好調なこともあって(特にリリーフ陣ですね)、大崩れしないのが良いですね。

 

先発の岩貞は今シーズンのベストピッチでしたね。三好のソロホームランで1失点こそしたものの、打たれた安打はその1本のみ。楽天打線をほぼ完璧に封じました。ストレート、変化球ともに良いボールを投げていましたし、制球面も安定していました。特に、チェンジアップが良かったですかね。抜け方も良く、低めにも集まっていました。

7回1被安打6奪三振1四球1失点という素晴らしい投球でした。久しぶりに勝ちもつきましたし、これで岩貞は完全に復調したと思っても良いのではないでしょうか。出遅れてしまった分、ここから勝ちを伸ばしていってもらいたいですね。

 

リリーフは、マテオとドリスの2人が登板。ドリスが1失点しましたが、振り逃げ出塁のランナーということもありますし、投球内容は悪くはなかったです。振り逃げの後、それを気にしてかランナーが出た影響か少し乱れた部分もありますが、投げているボールの質は文句なしです。大きな問題はないと思います。

一方のマテオは完璧でしたね。

 

打線ですが、ルーキー藤平を攻略したとは言えませんね。彼から奪った得点は原口のツーランホームランによる2点のみ。毎回ランナーは出しながらも、粘られてしまいました。

藤平は、想像していたよりも球速を抑えめにしていました。その分制球することに重点を置いていた感じでしょうか。正直に言えば、2点「しか」取れなかったという表現が妥当だとは思いますが、時折みせる指にかかったストレートには、やはり力があるように感じました。今後が楽しみですね。

少し遅かったですが8回には追加点を奪うこともできましたし、全体的にみれば攻撃は及第点だったと言えるでしょう。それまでは1点差でしたから、鳥谷さんの2点タイムリーは大きな1打でしたね。

髙山、原口あたりは状態が上がってきましたかね。ホームランを打った原口はもちろんですが、髙山も良い当たりのツーベースを含むマルチヒットと打撃の内容が良くなっている感じです。彼らが復調してくれると得点力はだいぶ上がってくると思うので、期待したいですね。

ここまで苦しいシーズンとなっている北條ですが、彼もこの日はマルチヒットでした。まだまだ打撃内容が良いとまでは言えませんが、1本目のヒットは芯で捉えることはできていました(三遊間を破るゴロヒットでした)。これをきっかけにして状態を上げてもらいたいですね。これまでもヒットが出ていなかっただけで、そこまで大きく打撃が崩れていたようにはみえませんでしたから、きっかけさえ掴めば打ち始めてくれると思います。

 

最後に一言。前回の記事で交流戦優勝の可能性は無くなったと書いたのですが、実はまだ可能性があったみたいです。私の勘違いでした。ただ、条件としてはかなり厳しく、残り2試合で ①阪神が2勝 ②広島対ソフトバンクが1勝1敗 ③西武が1勝以下 という3つの条件を満たすと阪神、広島、ソフトバンクの3チームが勝率で並びます。そこからさらに、イニングあたりの得失点差で2チームを上回る必要があり、現状かなりの大量得点が要求されます(細かい計算はできていませんが、大雑把に言えば2試合で20点くらい欲しい感じです)。実質的には望み薄ということになりますかね。まあ、最終カードまで可能性が残っているだけでも、十分良い戦いができていると言えます。優勝は置いておいたとしても、残り2試合頑張ってもらいたいですね。

 

次戦の先発は、青柳と美馬になります。

青柳はここのところ3試合続けて勝っていますし、前回登板は内容も良かったです。調子はまずまず良いと思います。今回の登板でも、前回のようなゾーンで勝負する投球をみせて欲しいですね。

美馬は、今シーズンかなり良い投球を続けているみたいですね。制球の良い投手ですから、阪神打線の得意とする四球を絡めた攻撃は難しいかもしれません。そうなると、純粋に打って崩すしかないですかね。何れにしても多くの得点は望めませんから、ロースコアの展開に持ち込んで勝機を見出していきたいですね。

 

 

最後まで読んでくださった方ありがとうございます。

興味がありましたら、他の記事にも目を通していただけると嬉しいです。

それでは今回はこれにて失礼いたします。

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