不確かさの回廊

主にプロ野球に関して思ったことを適当に書いていくつもりな阪神ファンです

6/17 vs ゴールデンイーグルス 2回戦 @甲子園 感想

ちょっとミスが多すぎましたね。

どうもこんにちは、ロキです。

 

走攻守、色々な面でミスが出た試合になってしまいました。序盤は良いプレーも出ていましたし、どちらかと言えば運はこちらに味方していただけに、自ら勝利を手放してしまったという印象です。ちょっと勿体無かったですね。

 

先発の青柳ですが、この日は良くありませんでしたね。初回からなかなか制球が定まらず、苦しい投球となってしまいました。結果としては2失点でしたが、内容はそれよりも悪かったです。5回4被安打4奪三振四死球2失点、良いところで併殺が取れたことと、味方の好守に助けられたことで失点が抑えられた形です。

彼の場合、まだまだ安定感を求めるのは難しいですから、こういう日があることも覚悟していなければいけないでしょうね。登板を重ねていく中で、状態が良くない日でもそれなりに安定して投球するためのコツと言いますか、技術と言いますか、そういったものを掴んでいってもらいたいですね。それができるようになれば、ローテーションピッチャーとしてキャリアを積んでいけるだけの力はあると思いますから。とりあえず現状は、しっかりと反省をしながら次回登板に向けて頑張ってもらえればと思います。

 

この試合はリリーフが誤算でしたね。ロースコアの同点でリリーフ勝負に持ち込むことができましたから、阪神としては良い展開になったと思ったのですが・・・

マテオの状態が良くなかったですね。制球が今ひとつで(普段から細かいコースに投げ分けているわけではないですが)、特に先頭に四球を与えてしまったことが痛かったですかね。

マテオに続いてマウンドに上がった松田もペゲーロに満塁ホームランを許し、これがとどめの1発となってしまいました。彼もそうでしたが、全体的に四球が多かったことが傷口を広げる原因となりましたね。

悪い面が多かった試合の中でポジティブな面を挙げるとすれば、そのひとつは間違いなく桑原の投球でしょう。7回、岩崎が作った無死1、2塁のピンチを(失点こそしなかったものの、岩崎も良くなかったです)三者連続三振で切り抜ける快投をみせてくれました。試合に勝ってさえいれば、ヒーローに選ばれていたかもしれません。これからも良い投球を続けてもらいたいですね。

良くなかった人たちは、しっかり切り替えて次の登板に向けて準備をして欲しいと思います。またすぐに出番があるのがリリーフ投手ですしね。

 

攻撃でも細かいミスがいくつか出てしまいました。相手先発の美馬は状態があまり良くなかったですね。制球に苦労していました。その美馬からは2点を奪い、同点で後半勝負に持ち込むことはできました。欲を言えば不安定だった序盤からもう少し点を奪いたかったですが、最低限の仕事はできたと言えるでしょう。

ただ、問題はその後でしたね。中盤以降も、何回かランナーを出してチャンスを作ることはできたのですが、ここでミスがありました。

ひとつは6回、先頭の髙山がツーベースヒットを放ったわけですが、ライトのペゲーロが打球の処理を誤っていましたから、十分に3塁を狙えたはずでした。しかし、初めから2塁までと決めつけてしまっていたのでしょうか、3塁まで進むことができませんでした。これは完全に髙山のミスですね。

もうひとつは、7回の梅野の送りバントの失敗です。普段しっかりバントを決めている梅野でしたから、ちょっと意外でしたね。彼は阪神の中では(キャラに似合わず?)バントが上手い部類の選手なんですけどね。当然送ってくれるものと思える打者だっただけに、痛いミスとなってしまいました。

野手陣におけるポジティブな面を挙げるとすると、中谷になりますかね。4回のタイムリーと6回の好守があり、攻守両面で良いところをみせてくれました。

原口のタイムリーも素晴らしかったですが、彼は8回の守備で痛いタイムリーエラーをしてしまったのが残念でしたね。大事にいき過ぎて動きが硬くなり、ちょっとしたイレギュラーに対応できませんでした。まだまだ経験の浅いファースト守備ですから、慎重な気持ちになるのは仕方のないことかもしれませんが、どのような場面でも平常心でプレーできるようになって欲しいですね。これに関しては、練習&経験あるのみでしょうか。

最後に守備面でのミスをもうひとつ。それは、8回の守備でウィーラーに盗塁を許したことですね。これはバッテリーのミスでもありますし、スコアラーも含めたベンチのミスでもあると思います。ウィーラーが隙をみて盗塁を仕掛けてくることは、情報としては持っていたはずです。今シーズンは特に多いですし、交流戦期間中にもすでに2度決めていました。素人の私でも知っていましたし、実際あの場面でも可能性はあるなと思って観ていました(後からであれば何とでも言えると思われてしまうかもですが、本当ですよ)。

しかし、あの場面では完全にノーマークでしたね。可能性を頭に入れておくべきでした。結果として、痛い勝ち越し点を与える原因となってしまいました。警戒まではしなくとも、頭に入れておけば十分に刺せたはずなんですけどね(決して遅くは無いのでしょうが、特筆するほど俊足というわけでも無いですから)。

 

ミスの多い試合となってしまいましたが、1試合でたくさんミスが出て負けてしまっても1敗は1敗ですからね。気を引き締め直して、交流戦最後の1戦に臨んで欲しいと思います。

 

終戦の先発は小野と岸の予告先発です。かなり厳しいマッチアップですね・・・

できれば勝利が欲しい最終戦ではありますが、あまり過度な期待はするべきではないですかね。小野がしっかりと自分の投球をみせてくれればと思います。その上で、こっそりと彼のプロ初勝利を願いましょうか。

好投手岸に対して、阪神打線がどれだけ得点を奪えるかですね。ポジティブに考えると、彼は今シーズンまだ無失点で抑えた登板がありませんから、チャンスが全く無いわけではありません。まずは、接戦でリリーフ勝負に持ち込むことが目標になるでしょうか(その後は、この試合のようなことが無いように願いたいところです)。

 

 

最後まで読んでくださった方ありがとうございます。

興味がありましたら、他の記事にも目を通していただけると嬉しいです。

それでは今回はこれにて失礼いたします。

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