不確かさの回廊

主にプロ野球に関して思ったことを適当に書いていくつもりな阪神ファンです

6/28 vs ドラゴンズ 11回戦 @ナゴヤドーム 感想

小野が良かった、ただそれだけで十分です。

どうもこんにちは、ロキです。

 

ついに6連敗ですね。原因ははっきりとしています。点が取れないだけです。投手陣が頑張っていることが救いではありますが、逆に言えば、それだけに打線の状態の悪さを歯がゆく感じてしまいますね。

 

先発の小野は素晴らしい投球を観せてくれました。この試合は、もうそのことだけで満足です(もちろん本当は勝って欲しいですよ)。いつも通りストレートに力がありましたし、課題の1つである制球面も安定していました。特に、スライダーをゾーンに通せていたことが大きかったですかね。6回2被安打1奪三振2四球1失点という内容、奪三振こそ少なかったですが、捉えられた当たりも少なかったです。今の中日打線がそこまで活発では無いということもありますが、素晴らしい投球でした。

小野は、しっかりと自分の投球ができている時は、十分に1軍で通用する内容をみせてくれています。そこに関しては自信を持って良いと思いますね。もちろん、まだ自分の投球ができる日とそうでない日の差が大きいということはあるでしょうけれどね。課題を1つずつ潰しながら、持ち前のボールの質自体もさらに磨いていけば、素晴らしい投手になってくれると思います。これからが楽しみですね(現状のチームの調子が悪いので、将来に想いを馳せています)。

 

リリーフは、岩崎が2イニングを無失点で抑えました。被安打が1つあったものの、しっかり捉えられた当たりではありませんでしたし、素晴らしい投球内容でした。

 

打線がこの日もダメダメでした。相変わらず四球を奪ってはいるものの、2安打のみではどうすることもできませんね。

点が取れない焦りからか、ミスも出てしまいました。2回の攻撃、1死1、3塁で梅野の打席、1塁ランナーの北條がスタートを切った時に、3塁ランナーの福留さんが飛び出してしまい刺されてしまいました。あれはどういう意図のプレーだったのでしょうか? 2つ可能性を考えました。

1つは、ダブルスチールです。捕手が1塁ランナーの盗塁を刺しにくる送球の隙をついて3塁ランナーがホームを狙うというものです。広島が良くやる(そして阪神が良くやられる)プレーですね。ただ、3塁ランナーの福留さんの走力を考えると、これは考えにくいかと思います。

もう1つは、1塁ランナーと打者は併殺の可能性を減らすためにヒットエンドランを仕掛け、3塁ランナーは打者がゴロを転がすことを念頭に置いたギャンブルスタートを切る作戦だったという可能性です。実際に、梅野はスイングを仕掛けていますし(空振りでした)、次の打者が投手ということを踏まえて考えると、これが正解のような気がします。福留さんがギャンブルスタートのために前がかりになり過ぎてしまい(打者が空振りしてしまいましたから)、そこを相手捕手が見逃してくれずに刺されてしまったという感じでしょうか。

福留さんと言えば、この試合での彼は、打席での打撃フォームもかなり荒治療という感じでしたね。俗に言うバスター打法というやつでした。ここのところずっと打撃の状態が悪いですから、何とか修正するきっかけを、ということなのでしょう。

状態の悪い時には、色々工夫して、ということは良く耳にします。しかし、私は個人的には、状態の悪い時こそ基本通りの、普段通りのやり方を徹底していった方が良いと思っています。福留さんに限らず、他の選手や首脳陣の采配に関してもそうですね。自分たちの持っている型と言いますか、特徴と言いますか、結局はそこに辿り着くことが必要な訳ですから、普段やらないようなことを無理にやってみる必要はないのではないかと思います。何か特別なことをしなければ、と焦る気持ちもあるのかもしれませんが、こういう時こそ、地に足をつけた普段通りの野球を心がけて欲しいですね。素人考えなのかもしれませんが。

 

次戦は大野とメッセンジャーさんの予告先発です。

今シーズンの大野は苦しんでいますね。阪神も前回対戦では6点取っています。ただ、それはあくまでも4月の話。今の阪神打線は誰が相手であっても関係ないですね(もちろん悪い意味で)。打線がどれだけ頑張れるか、それが全てですね。

メッセンジャーさんも、ここのところはあまり良くない内容の投球が続いています。中5日での登板となりますが、本来の投球をみせてもらいたいですね。少しの失点が致命傷になり得る厳しい登板になってしまうかもしれませんが、我らがエースに連敗脱出を託しましょう。

 

 

最後まで読んでくださった方ありがとうございます。

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それでは今回はこれにて失礼いたします。

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