不確かさの回廊

主にプロ野球に関して思ったことを適当に書いていくつもりな阪神ファンです

7/1 vs スワローズ 11回戦 @甲子園 感想

やっと、ようやく、待ちに待った・・・

どうもこんにちは、ロキです。

 

ついに連敗脱出です。長かったですね。この間に、だいぶ貯金を喰い散らかしてしまいましたが、とりあえずは止まって良かったです。連敗の根本的な原因である打線の状態が改善されているとは決して言えませんから、まだ厳しい時期が続くことは十分に考えられますが、ここから徐々に復調してくれることを期待しましょう。また少しずつ、勝ちを積み上げ直していけば良いだけですからね。

 

先発の能見さんが素晴らしい仕事をしてくれました。球の質自体は絶好調と言うほどではありませんでしたが、丁寧に低めをついた投球でしっかりと試合を作ってくれました。連敗中のチーム状況を物ともしない落ち着いたマウンドさばきは流石ベテランという感じで頼もしかったですね(前日の青柳と比較すると尚更です)。

途中で山田に1発こそ浴びたものの、そこ以外はほぼ完璧だったと言って良いのではないでしょうか。6回3被安打5奪三振無四球1失点という内容、本当に良い仕事をしてくれました。

これで能見さんは今シーズン3勝目。投球内容から考えれば少な過ぎる勝ち数ですが、こればかりは打線との兼ね合いがありますから仕方がありません。通算勝利数は95勝となって、節目の100勝まで残り5つ。できれば今シーズン中に到達してもらいたいですけどね。後半戦では打線が援護してあげられると良いですね。

 

リリーフは、久々にリードした展開での勝ち継投揃い踏み。桑原、マテオ、ドリスの3人による無失点リレーで試合を締めてくれました。最後のドリスは若干ヒヤッとしましたが、結果として勝てば問題ありません。

しばらく出番が少なかった彼らですが、夏を前にして良い休暇になりましたかね(無理矢理ポジティブに考えれば)。これからまた出番が増えるようになると良いんですけどね(そうでなければ困ります)。

 

打線の方は、相変わらず欲しいところで打つべき人に1本が出ない、という点は変わりませんが、この日に関してはまさかの救世主が現れてくれました。

ルーキー大山、待望のプロ初ヒットが決勝のスリーランホームランですよ。閉塞したチームの雰囲気を吹き飛ばすかのような素晴らしい1発でしたね。直前で絶不調の福留さんが三振に倒れていただけに尚更ですね。打撃の内容は、芯よりもやや先っぽに当たっていたと思いますから、浜風に助けられたという面もありますが、何より甘い球を強く振り切ることができたという事が良かったと思います。

この日の結果を以て、これから大山が1軍で成績を残していけるか、と言えばそれはまだ厳しいとは思います。まだまだ実力的には足りないものが多いでしょうから。それでも、この1発は自信にして良いと思いますし、この経験を生かして良い打者になっていってもらえればと思います。そう言えば大山に関してはもう1つ、彼は守備でも落ち着いた動きをみせてくれていますね(キャンプの時から評判は良かったです)。ヒーローインタビューの喋りもそうですが、顔に似合わず(と言っては失礼ですかね)丁寧なプレーをする選手ですよね。守備が安定していると、起用する側からすれば使いやすいでしょうし、彼の長所の1つになるかもしれませんね。

大山の1発で3点を奪い勝利はしたものの、打線の復調にはまだ時間がかかりそうなことも事実です。ただ、少し良い兆しをみせてくれたのが2安打を放った糸井です。単に相手先発の原に合っていただけという事もあるのかもしれませんが、最近では観られなかったスムーズなスイングで久々のクリーンヒットを打ちました。まだまだ彼本来の強いスイングには程遠いですが、良いきっかけにして欲しいですね。同じく中軸に座る福留さんの方はまだ時間がかかりそうですが、糸井だけでも復調してくれれば打線の繋がり方が全く違ってくるはずですからね。ここからの復調に期待したいです。

糸井と言えば、守備では逆に落球してしまう凡ミスがありましたね。風に押し戻され、流される打球への対応を失敗したという感じでした。甲子園のライトにまだ慣れていないということなのでしょうが、しっかりして欲しいところではあります。走塁では上本のミスもありましたし、拙いプレーもいくつかみせてしまっていた試合ではありました。まあ今回は、勝ったので良しとしましょうかね。内容を問うている場合では無かったですしね。もちろん、ミスはできるだけ無くしてもらいたいですが。

 

最後に試合以外の話を1つ。阪神タイガースが新外国人選手の加入を正式に発表しました。実は、前日くらいにツイッターで本人がフライング公表していたらしいですけどね(確かヘイグもそんな感じでしたね)。ピッツバーグ・パイレーツ傘下のチームに所属していたジェイソン・ロジャース選手です(あだ名はパンダだそうですよ)。右投右打のアメリカ人野手、メインポジションはファーストで、他にサードやレフトなども守るみたいです。成績的には四球率、三振率ともにまずまずな中距離ヒッターのようです(私がメジャーリーグに詳しくないので、実際のところが分かりませんが)。本格的な始動はオールスター後になりそうです。どのような選手かは実際のプレーを観てみないと分かりませんが、新たな戦力として打線活性化のきっかけを与えてくれると良いですね。

 

久しぶりの勝利が嬉しすぎて、長くなってしまいました。何だかすみません。終わりましょうね。

 

次戦の先発は岩貞と石川、左腕対決になりますね。

岩貞は、前回の広島戦では打たれてしまいましたが、良い投球ができる割合も増えてきていますから、今回の投球は期待したいですね。しっかり腕を振ってゾーンで勝負できれば良い結果が出ると思います。

今シーズンの石川は、それほど良くはないようです。ただ、阪神打線の状態も依然として良くないですから、どれだけ点を奪えるのか、ですね。四球の多い投手ではありませんから、しっかり打ち返していかないといけませんね。いかに低めのボールを我慢して、高く浮いたボールを待てるかが重要になりそうです。

 

 

最後まで読んでくださった方ありがとうございます。

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それでは今回はこれにて失礼いたします。

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