不確かさの回廊

主にプロ野球に関して思ったことを適当に書いていくつもりな阪神ファンです

7/8 vs ジャイアンツ 12回戦 @甲子園 感想

ほとんど観るべきところが無い試合となってしまいました。

どうもこんにちは、ロキです。

 

連日の完敗ですね。内容的には前日よりもさらに悪かったです。せっかく上向きつつあった打線も、マイコラスに封じられてしまったことで後退してしまいましたかね・・・

 

先発の能見さんですが、立ち上がりの入り方が全てでしたね。その後に立て直したあたりは流石でしたが、いきなり3失点スタートは苦しかったです。ストレートの走りが今ひとつで、それに伴ってチェンジアップの効きも悪かったようにみえました。相手打線が並程度の状態であれば誤魔化せるくらいの調子ではあったと思いますが、今の巨人打線相手にはそれができなかったという感じでしょうかね。

5回5被安打4奪三振3四球3失点、最低限の投球はしてくれましたが、勝つためには物足りない結果となってしまいました。大崩れしてしまった訳ではありませんから、次回登板では良い投球をしてくれることを期待しましょう。しばらく間隔が空くことになるでしょうから、しっかりリフレッシュして欲しいと思います(ああ見えて、もう38歳ですからね)。

 

リリーフ陣は、前日に引き続きビハインドピッチャーの登場となりましたが、登板した全員がもれなく失点してしまいました。登板したのは、藤川さん、岩崎、山本の3人です。岩崎、山本の2人に関しては、大方決着がついてしまった後の失点でしたから、まあ良しとしておきましょう(もちろん本当は良くないですよ)。

この日は、藤川さんが誤算でしたね。ヒットを打たれるのは、相手もあることですから仕方のない部分もありますが、満塁の場面で山本に対して押し出し四球を与えてしまったことはいただけません。山本には申し訳ないですが、彼は打者としてはまだ未熟な選手ですし、あの場面はしっかりとゾーンで勝負できてさえいれば十分に切り抜けられていたピンチだったと思います。

藤川さんは、日によって制球に不安がある時がありますね。全盛期には、構わず強引に押し切って空振りを取っていたわけですが、今は流石にそれで押し切れる場面が少なくなってしまいました(それでも今なおストレートの空振り率は十分に優秀な数字を記録しているのですが)。この不安定さが、勝ち継投に配置できない要因なのでしょうね(他に優秀な選手が十分に揃っているためでもありますが)。

とは言っても、今シーズンここまでの藤川さんは、リリーフ投手として良い投球をしてくれています(全盛期と比べてはいけません)。この試合は終わったわけですし、切り替えて次の登板に備えてもらえれば良いでしょう。

 

この日は打線もよろしくありませんでしたね。内海の状態は決して好調だったわけでは無かったと思います。ストレートの走りはそこそこ良さそうでしたが、チェンジアップの制御が上手くいっていないことが多かったです。立ち上がりにもう少し攻め込んで点を返すことができていれば、試合展開はもう少し違っていたように思いますが、1点だけしか取れませんでした・・・

阪神打線の状態は上昇傾向にあったわけですが、前日のマイコラスに狂わされてしまいましたかね。そうだとすればちょっと不味いですね。打線の不調がこれ以上長くなると、貯金が底をついてしまいかねませんからね。悪い状態は抜け出したはずですから、結果が悪かった試合のことは忘れて、切り替えをしっかりとして欲しいです(要するに自己暗示みたいな感じです)。

 

記事の冒頭に、ほとんど観るべきところが無いと書きましたが、それでは悲しいですから頑張っていくつか良かったところをピックアップして箇条書きしたいと思います。

鳥谷さんが2安打、2000本安打への歩みを2歩進めました(残り52本です)。

坂本(巨人のショートではありませんよ)がヒットを打ちました(記録上は今シーズン2本目ですが、1本目はセーフティスクイズがバントヒットになったものでした)。

中谷の全体的な打撃の内容が良かったと思います(ヒットはツーベース1本のみですが)。

あと大山も1安打しましたね。

陽川が今シーズン初めて1軍に昇格、彼らしい元気な三振を観せてくれました(これは良かったことなのか?)。

普通では取り上げないようなことも無理矢理取り上げてみました。これくらいにしておきましょうかね。

 

次戦は岩貞と山口 俊の予告先発です。カード3連敗は避けたいところですね。

岩貞は、前回は6回3失点というぼちぼちの内容で勝ち投手になっています。今回は相手打線が好調なわけですが、攻める気持ちを忘れずにゾーンで勝負して欲しいですね。試合を作る投球を期待したいです。

山口は、前回の登板では古巣に手痛いしっぺ返しをくらっていましたね。まだ復帰から3登板しかしていませんから、いまいち状態が上がっていないのかもしれません。しかし、実力は確かな選手ですし、ストレートに威力がありますから、阪神打線は押し込まれないようにしたいところです。

大量点は望めないでしょう。リードした状態で勝ち継投に繋ぎたいですね。岩貞が巨人打線を抑えられるかが鍵を握りそうです。

 

 

最後まで読んでくださった方ありがとうございます。

興味がありましたら、他の記事にも目を通していただけると嬉しいです。

それでは今回はこれにて失礼いたします。

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