不確かさの回廊

主にプロ野球に関して思ったことを適当に書いていくつもりな阪神ファンです

5/26 vs ベイスターズ 7回戦 @甲子園 感想

6回の守りが全てでしたね。

どうもこんにちは、ロキです。

 

前日は、チーム状態が上向くきっかけとなるような試合ができましたが、この日はまだまだ悪い状態であることを露呈してしまいました。やはり、すぐに本調子という訳にはいかないですね。改善しなければいけない問題は多いです。

 

先発の藤浪ですが、なかなか良い兆しがみえてきませんね。この日はフォームを少し変えたようで、腕のテイクバックの取り方を少し小さくしていたように思います。ただ、その成果が出ていたかと言えば、微妙なところですね。確かに、右打者への抜け球は若干マシになっていたようにも思います(あくまで若干ですが)。しかしそれでも制球の不安定さは相変わらずで、全体的に苦しい投球でした。5.1回を投げて6被安打2奪三振四死球3失点(2自責点)という結果でしたが、結果以上に内容は悪かったと思います。

やはり少し長い修正期間を設けてあげた方が良いのだと思いますが、今のローテーションの状況を考えるとあまりその余裕は無いんですよね。これまで通りローテを回りながら試行錯誤して、少しずつ改善を図るしかないですかね。次戦で先発する青柳や、2軍調整中の岩貞あたりに目処が立てば、時間を与えてあげても良いかもしれません。本人や首脳陣の考え方次第なのでしょうけれどね。

何れにしても、藤浪の復調無くしての阪神の上位進出はなかなか難しいでしょうから、なんとか本来の姿を取り戻して欲しいですね。

 

負けてしまった試合の中でポジティブな面を挙げるとすれば、ひとつはリリーフになりますかね。この日登板したのは岩崎、伊藤 和雄、藤川さんの3人でした。

岩崎は藤浪の残したピンチを背負っての登板でした。失点はしてしまいましたが、投球内容は悪くはありませんでした(後述するあのプレーさえなければ・・・)。

1番ポジティブな点は、伊藤 和雄の投球ですね。2イニングをしっかり無失点抑えて、ビハインドピッチャーとして仕事ができるところをみせてくれました。

最後の藤川さんも1イニングを完璧に抑えましたし、リリーフ陣は良い仕事だったと思いますね。

 

そろそろ本格的な復調といきたい打線ではありましたが、相手先発井納に苦しむ結果となりました。7回に1点は奪ったものの、6回までノーヒットピッチングを許すなど試合を支配されてしまいましたね。現状の阪神打線では、調子の良い時の井納を捉えることは難しかったという感じでしょうか。最終的にも4安打のみと振るいませんでした(それでも2得点できたとも言えますが)。

ただ、ポジティブな面が無かった訳ではありません。それは、糸井に強い当たりのツーベースが出たことです。久しぶりの会心のヒットでしたから、これで気分が乗ってきてくれると良いですね。交流戦も近いですし、そこに向けてここから状態を上げていって欲しいですね。

打線全体は良くありませんんでしたが、そこは井納が良かったのだと割り切ってしまいましょう。これだけ悪い時期が続いたわけですからね、これから状態は上がってくる「はず」ですよね(ただの願望ですね)。

 

この試合のハイライトは、(残念ながら)6回の守備での伊藤 隼太のプレーでしょう。2死満塁から高く上がったフライを捕球できず、余計な3失点を与えてしまいました。両チームの打線の状態を考えれば、2点止まりであっても劣勢であったことに変わりは無いでしょうが、それでも重い失点だったと言わざるを得ませんね。

確かに、打球は強い風に流されたようでしたから簡単ではありませんでした(私もプレーしていた時は外野手でしたから、プレーレベルの違いはあれど少しは分かるつもりです)。しかし、やはりプロであればしっかり処理しなければいけない打球だと思います。打球が上がった時に急に風が強くなったということはあるかもしれませんが、向きが急激に変わった訳ではありません。この日は全体的にフォロー気味に旗がなびいていましたから、それは頭に入っていたはずです(流石にそこは大丈夫ですよね?隼太さん)。フライが上がって落下地点を予測する段階で、後方に余裕を持って動き、常に打球を前で捉えながら誤差を修正していくのが捕球の基本になります(これは風がなくてもそうですね)。しかし、今回のプレーでは1歩目でやや前に出る動きをしていましたから、初めの段階の打球判断がまずかったということになるでしょう。

彼は昔から守備に不安がある選手ですが、今回はかなり悪いタイミングでミスしてしまいました。久々のスタメンのチャンスでかなり気合いが入っていたことと思いますが、空回りしてしまった形でしょうか。終わってしまったことですから、(もちろん反省はしながら)しっかり切り替えてもらえればと思います。

そういえば、投打2人の伊藤で明暗が分かれてしまう1日でしたね。

 

ひとつ心配な話題もあります。スタメンを外れた高山ですが、どうやら足を軽く痛めているみたいですね。そういえば、前日も早い段階で退いていました。この試合、代打で登場したことを考えれば、それほど深刻なものでは無いのでしょうが、少し心配ですね。無理して変に悪化してもいけませんから、出場判断は慎重に行って欲しいと思います。

 

次戦は青柳とクラインの予告先発です。

青柳は2軍での調整を経て久々の登板となります。良い調整ができていれば良いですね。チーム状態が良くない中ということもありますから、昇格組として良い流れを持ち込む投球をみせて欲しいですね。

相手投手のクラインは新外国人で阪神戦は初登板になります。ここまで突出した成績を残している訳ではありませんが、どうでしょうかね?四球が多いみたいですから、そこをついてチャンスを作りたいですね。打線の状態は良くないですが、何とか得点を奪って欲しいです。初対戦ですから、序盤は焦ることなくじっくり攻略の糸口を探していってもらいたいですね。

 

 

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それでは今回はこれにて失礼いたします。

5/25 vs ジャイアンツ 10回戦 @甲子園 感想

久々の快勝です。

どうもこんにちは、ロキです。

 

久しぶりに投打が噛み合った好ゲームでした。ここのところ厳しい展開の試合が続いていましたから、良かったですね。もちろん、この1試合だけですぐに打線の状態が上向くとは思いませんが(この試合も後半は打てていませんしね)、良いきっかけにはできるはずです。

 

先発のメッセンジャーさんは、この試合も良い投球をしてくれました。立ち上がりは制球がしっくりいかない様子でしたが、中盤以降はしっかり修正できていました。調子自体は普通だったと思いますが、巨人打線がそこまで活発でなかったことや、球審飯塚のゾーンが中盤から広くなったこともあって危なげのない投球でした。飯塚審判のゾーンの変化は、先にリードした阪神にとって有利なものとなってしまいましたね。あまり大手を振って喜んではいけないことではありますが、チーム状態を考えると助かった面があったことは事実でしょうね。

とはいっても、メッセンジャーさんの投球が素晴らしかったこともまた事実です。8回5被安打2四球10奪三振1失点、立ち上がりの悪ささえ無ければ完投できるくらいの内容でした。ハーラートップタイの6勝目を上げることもできましたし、本当に頼りになりますね。

 

リリーフはマテオが1イニングをしっかり締めてくれました。点差もあったので楽な登板だったと思います。

 

ここのところ低調だった打線ですが、久々に良い攻撃ができましたね。首脳陣は、不調の糸井を気分転換の意味も込めて1番で起用しましたが、それが上手くいったということになりますかね。

久しぶりのヒットは、実績のある糸井といえどもホッとしたことでしょう。さらに、四球を選べたことも良い傾向だと思います。ヒットが出ない間、実は四球も無かったんですよね(選球眼の良い選手であるにも関わらず)。打ちたいという焦りから、ボールの見極めに狂いが生じていたのだと思います。まだまだすぐに本調子とはいかないかもしれませんが、この試合をきっかけに状態を上げていって欲しいですね。

この試合は何と言ってもキャンベルの活躍が大きかったですね。前日負傷した鳥谷さんの代役としてスタメン出場した彼が、来日初ホームランを含む2安打3打点の活躍でした。バックスクリーンに放ったホームランは、素晴らしい当たりでしたね。初めは入るとは思いませんでしたが、流石に外国人選手はパワーがありますね。最近の彼は良い打席内容が多いですし、これからに期待したいですね。守備でも持ち前の強肩をみせていましたしね。

鳥谷さんの負傷は低調なチームにとって大きなショックとなり得る出来事でしたが、キャンベルがその嫌な予感を払拭してくれました。抜擢された選手が起用に応えて活躍するという流れは、チーム状態が良い時に通じるものがあります。まだまだ状態の心配な選手は多いですが、ここから少しずつチームの状態が戻ってきてくれることを期待したいですね。

 

鳥谷さんはやはり鼻骨骨折だったようですね。抹消はせずにフェイスガードを着用してベンチ入りし、この日いきなり代打で登場しました。彼は本当に体が強いというか心が強いというのか、凄いですね。試合後の金本監督のインタビュー曰く、本人はスタメンでもいけると言っていたみたいですしね。さすがに無理はしない方が良いと思いますから、しばらくは代打に専念してしっかり回復させて欲しいです。でも、思った以上に元気だったので安心しました。

 

次戦は引き続き甲子園で横浜を迎え撃ちます。予告先発は藤浪と井納です。

藤浪の状態は気がかりですね。報道ではブルペンで修正を図っているという情報はありましたが、どのような投球を見せてくれるか、期待半分、不安半分といったところです。彼がしっかり立ち直ってくれると、チームにさらに勢いがつくはずですから、頑張ってもらいたいですね。

井納とは、今シーズンすでに3回対戦しています。好投手ではありますが、阪神打線は苦手にしておらず、しっかり得点を奪えています。ただ、現状の阪神打線の状態でどれだけ得点できるかは分かりませんね。ロースコアの展開に持ち込まないと厳しいかもしれませんから、やはり藤浪の出来が重要になりそうです。

 

 

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5/24 vs ジャイアンツ 9回戦 @甲子園 感想

苦しい試合が続きますね・・・

どうもこんにちは、ロキです。

 

点差こそ小さいですが、チーム状態の悪さが露骨に出てしまう内容の良くない敗戦でした。別の意味でのことも合わせてショックの大きい1日となってしまいましたね(みなさん既にご存知かと思いますが、後述します)。

全てが噛み合わない悪い時期というのはあるものですし、我慢の時期であることは確かだと思います。上位に行くためには、今のような時期を短くしていきたいところですから、何とか早めに脱却して欲しいですね。

 

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5/23 vs ジャイアンツ 8回戦 @甲子園 感想

チャンスはあったのですが・・・

どうもこんにちは、ロキです。

 

菅野から何度かチャンスは作ったものの、そこで1本を出すことができず、1点を守り切られてしまいました。とても良い試合でしたが、やはり負けてしまうと悔しいですね。

 

先発の秋山は菅野との見事な投げ合いを演じてくれました。7回を投げて5被安打4奪三振3四球1失点という内容。いつもより四球は多かったのですが、決して制球を乱していたわけではなく、普段通りコースに丁寧に投げることができていました(そもそも、普段の四球が少な過ぎるんですけどね)。

ただ、7回の失点の場面では、コーナーを狙ったストレートが高く甘くいってしまいましたね。勝負所での失投は本人が1番悔やんでいるでしょう。投げ合った菅野には、同じ7回のピンチでもう1段階ギアを上げる投球をみせつけられてしまいました。最後に地力の差が出てしまった感じでしょうか。

それでも、秋山の投球は素晴らしいものだったと言えます。将来的には、菅野のように終盤でギアチェンジできるレベルの投手になれれば最高ですが、今は自分の力でできることをやっていけば良いでしょう。今シーズンはそれができていますから、次の投球でも頑張ってもらいたいですね。

 

この日の継投は、個人的に少し意外なものでした。1点ビハインドの8回に、松田の代わりに昇格した伊藤 和雄を投入したのです。今年の阪神は、リリーフ陣全体の状態が良いため、ビハインドで勝ち継投を投入しないケースは多いのですが、まさか1点差でいきなり伊藤を投げさせるとは思いませんでしたね。

その伊藤の今シーズン初登板ですが、よく頑張ったと思いますね。先頭打者を出してしまいましたし、1イニングを投げ切ることはできませんでしたが、ピンチで坂本を打ち取ってから高橋に繋ぐなど、何とか無失点で切り抜ける投球はできました。基本的には、松田の担っていたビハインドピッチャーの役割をすることになるでしょう。多くが求められる立場ではありませんから、思い切って自分の投球をして欲しいですね。

その後に投げた高橋と藤川さんは完璧なリレーをみせてくれました。残念ながら逆転に繋げることはできませんでしたが、素晴らしい仕事でしたね。

 

打線の方は、菅野から点を奪うことができませんでしたね。チャンスは何度か作ったのですが、あと一押しができませんでした。特に7回は相手のミスが絡んだ大きなチャンスだったのですが、菅野の全力投球に押し切られてしまいました。流石は球界トップクラスの投手といったところでしょうか。

糸井、福留の中軸2人がブレーキになってしまいましたね(福留は1安打こそしましたが)。移動日を挟んだことで状態を戻せていればと思っていましたが、ダメでしたね。ただ、この試合は相手投手が菅野だったということもあるので、仕方のない面もあるかと思います。次戦こそ復調してくれることを期待したいですね。

阪神サイドからみて1番悔いが残るのが9回の攻撃でした。クローザーのカミネロは制球が定まっていませんでしたから、チャンスは十分にあったはずです。しかし、こちらの攻撃が中途半端でしたね。

無死1塁から北條を代打に送って送りバントを試みたのですが、3−0カウントになったために、バントを優先するか四球を狙うかを判断する必要が出てしまいました。そして、首脳陣はファーストストライクを見送り四球を狙いつつ、追い込まれてからはスリーバントという折衷案をとりました。

結果論ではありますが、これが中途半端な采配となってしまいましたね。折衷案の采配が必ずしも中途半端で良くないというわけではありませんが、北條はお世辞にもバントが得意な選手ではありませんから、今回のケースではどちらかに絞ってあげるべきだったかもしれませんね(解説の小久保さんもおっしゃっていたことですが)。四球を狙ってファーストストライクを見送るのであれば、無理してスリーバントはさせない。バントを優先するのであれば、ファーストストライクからバントさせる。どちらでも良かったと思います(もちろん結果がどうだったかは分かりませんけどね)。

さらに言ってしまえば、バントをさせるのであれば大和を使うという手もありました。首脳陣が北條を選んだ理由は、はっきりとは分かりませんが、もしかしたらカミネロの制球が乱れていたことから、無死1、2塁になるケースを想定していたのかもしれませんね。無死1、2塁での送りバントの方が無死1塁よりも難易度が高いですから、そこで大和を使いたかったということですかね。そうだとすれば、そこの考え方自体は納得がいきます(結果は裏目に出てしまいましたが)。

 

カードの初戦を落としてしまいましたが、菅野相手ということもあって、想定内ではありますかね。残り2試合で巻き返して欲しいと思います。

そして次戦は能見さんと吉川 光夫(投手の吉川は彼だけですが一応)の予告先発です。

能見さんは安定した投球が続いています。今回も普段通りの投球をしてもらいたいですね。

吉川は3回目の先発登板ということです。開幕ローテには入っていましたが、結果が出ずに1度ローテを外れています。2軍でしっかり修正をしての登板ということでしょうから、状態は良いのかもしれませんね。そこまで制球の良い投手ではないという印象ですから、四球を絡めながらチャンスは作れるのではないかと思います。問題は、そこで1本が出せるかですね。ここ最近の課題ではありますが、打線の奮起に期待しましょう。

 

 

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5/21 vs スワローズ 9回戦 @神宮 感想

何とか3タテは回避しました。

どうもこんにちは、ロキです。

 

ラッキーでしたね。試合内容では押されていましたが、相手が自滅してくれました。何はともあれ、連敗を止めることができて良かったです。

 

先発の小野はプロ初登板ながら落ち着いて投げていたと思います。制球が課題のひとつとしてある投手ですが、この日はしっかりゾーンに投げ込むことができていましたね。良い日と悪い日がはっきり分かれるタイプらしいですが、良い日だったということなのでしょう。4.1回で8被安打1四球4失点という結果は、先発としての役割を果たすことができたというには足りませんが、自分の持っているものを出して良く投げたと思います。

まだまだ球質のバラツキが大きく、しっかり捉えられてしまった当たりも多かったですが、時折みられた指にかかった時のストレートは素晴らしかったです(山田を空振り三振に取った球など)。試合後の金本監督のインタビューによると、次回もう一度登板させるみたいですね。次回も結果を気にする必要はありませんので、臆することなく自分の投球をして欲しいですね。

 

この試合に勝つことができた最大の要因はリリーフ陣の頑張りにあるでしょう。小野の後を継いで投げた4投手(桑原、岩崎、マテオ、ドリス)が、試合後半を無失点で抑えてくれました。最後のドリスはフィールディングのミスもあってかなり危なかったですが(1死満塁までいきました)、結果的に勝ったので良しとしましょう。打者との勝負自体はほぼ勝っていましたしね。

 

野手陣もルーキー小野の頑張り、リリーフ陣の踏ん張りに応えて頑張ってくれました。全体的な内容はあまり良くはありませんでしたけどね(阪神の安打は高山、上本、伊藤 隼太の3人で記録した6安打のみですから)。連敗中だったわけですから、ビハインドから逆転しただけで十分ですよ。内容は二の次です。

逆転した回の攻撃は、キャンベル、伊藤 隼太の代打陣がチャンスメイクをしてくれました。中軸に当たりが出ない中で勝つことができたのは、こういったベンチメンバーの頑張りがあったからです。地味な部分ではありますが、良い仕事だったと思います。得点シーンはラッキーな面が強いですけどね。こういう日があっても良いのではないでしょうか(ヤクルト側からすれば冗談じゃないよ、という失点の仕方でしたが)。

 

ここのところ不調な糸井についてですが、この日は依然ノーヒットながらも強い当たりは飛ばせていました。最近よくみられた手打ちのような打ち方ではなく、しっかり下半身を使ってスイングできていたように感じましたし、きっかけさえ掴めばそろそろ復調できそうな気もします。

福留さんもここ数試合良くありませんね。ボールの下を叩いてフライを打ち上げてしまうケースが多いです。状態が悪くなると体が前に突っ込んできてしまう福留さんですが、その傾向はまだみられません。スイングの軸はしっかりしているので、さらに悪くなる前に修正してもらいたいですね。

どちらも移動日の休養を良いきっかけにして状態を上げて欲しいですね。

 

次戦は甲子園に帰って巨人を迎え撃ちます。ローテの順番通りであれば、ちょうど2週間前の火曜日に投げあった秋山と菅野のマッチアップとなります。

前回は勝つことができましたが、もう一度勝つためには菅野から点を取らなくてはいけないですね。前回と違って、最近の打線の状態はあまり良くありませんが、移動日を挟むことで持ち直してくれることを期待しましょう。何れにしても、多くの得点は望めませんから、ロースコアの展開を制したいところです。

 

 

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5/20 vs スワローズ 8回戦 @神宮 感想

もしかしたら、藤浪の問題は思ったより深刻なのかも知れません。

どうもこんにちは、ロキです。

 

完敗でしたね。投手陣が崩れてしまいました。3連敗は4月の1、2、4以来2回目です。

 

この試合では、藤浪の問題が浮き彫りになってしまいましたね。

初回から2回までは今シーズンで1番良い立ち上がりだったように思います。腕をしっかり縦に振れていて、安定してゾーンに投げ込めていましたから。今日は良い状態だと思って観ていたのですが・・・

3回から急変してしまいました。ここのところの課題である右打者への制球の乱れが急に現れました。投手の小川相手にさえ制球することができず、3つの四球を絡めて一気に4点を奪われてしまいました。その後、修正する見込みが無いという判断だったのでしょう、4回の先頭打者大引に四球を与えた時点で降板となりました。

きっかけはやはり2回に中村に死球を与えてしまったことなのでしょうかね(直後の大引を問題なく打ち取ったので大丈夫だと思ったのですが)?投球内容を観ていると、死球を気にしてしまい余計にリリースが不安定になってしまっているように感じます(前回も同じようなことを書いた気がしますが)。

深刻な状態でなければ良いのですが、不安になってしまいますね。もしも、俗にいうイップスのような状態に陥ってしまっているのだとすれば、ローテを回りながらの修正は難しい可能性もあります。彼の将来のことも考えれば、1度長い修正期間を与えてあげた方が良いのかも知れません。チームのローテ運用は厳しくなりますが、本当に必要な場合はそういった方策もありだと思います。岩貞が抹消されてしまいましたから、現時点での藤浪抹消は無いかも知れませんが、藤浪の問題の方がより深刻なようにも感じます。

何れにしても、ファンは見守るしかありません。まずは精神的に深刻な問題では無いことを願いましょう。次回登板にでも、彼本来の投球を観られれば良いのですが。

 

早めの投入となったリリーフ陣も崩れてしまいました。岩崎と高橋は無失点でしたが、松田と藤川さんが失点してしまいました。特に松田は、2死までこぎつけてからのスリーランホームランという精神的にも結果的にも重い失点となってしまいました。ファンの立場でポジティブに考えれば、どのみち負ける日だっただけだと思えば良いのですが、本人や首脳陣はそういうわけにはいかないでしょう。しっかりと反省、切り替えをして欲しいですね(リリーフ陣だけでなくチーム全体に言えることですが)。

 

打線の方は、10安打で3得点。先頭打者を出しながらも(この試合では5回ありました)その後が繋がらないなどの問題点もありましたが、それほど悲観する状態では無いかと思います。チームの噛み合わせが悪い時期にきてしまっていると考えれば良いのではないでしょうか。状態の悪い選手もいますが、焦らず調子を取り戻して欲しいですね。

 

最後に、負け試合の中でも良かった点を。

岩崎が2イニングを投げて無失点。ここのところ安定していますね。

キャンベルが久々の打席で安打。今は選手個人的には厳しい立場にありますが、腐らずに頑張って欲しいです。

岡﨑さん今シーズン初安打。出場機会が少ない中ではありますが、とりあえず1本出てホッとしているでしょう。

伊藤 隼太が守備につきました。ポジティブな点というと大げさですが、今後の選手の状態次第では彼のスタメン起用も選択肢のひとつとしてあるかと思いますしね。

 

次戦は星と小野というルーキー対決な予告先発です。

星はすでに1軍での登板を重ねています。成績も良いですし、ルーキーだからといって甘くみて良い相手ではないでしょう。阪神戦では1度だけリリーフで登板しています(その時は無失点でした)。打線の状態は決して良くはありませんが、勝つためには多めの得点が必要になるでしょうから、とりあえず野手陣には良いところをみせてもらいたいですね。

小野はプロ初登板となります。連敗中ではありますが、この試合は勝敗は気にせずに彼のデビューを見守る1試合だと考えた方が良いでしょうかね。まだまだ課題の多い投手ですし、過度な期待はできません。暖かい目で見守りたいと思います。

 

 

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5/19 vs スワローズ 7回戦 @神宮 感想

久しぶりの連敗ですね。

どうもこんにちは、ロキです。

 

4月の19、20日以来の連敗となってしまいました。これだけ負けていなかったということがチームの好調さを表しているわけですが、ひとまず小休止ですかね。「小」で済むように、ここから大きく崩れていかないようにすることが大切になりますが。

 

先発の岩貞はこの日もピリッとしない内容となってしまいました。不安定な立ち上がりを攻められて、試合の主導権を握られてしまいましたね。この日は制球の悪さ、特に変化球の制御ができていなかったことが良くない点でした。ヤクルト打線を相手に5回3失点というのは許容できる範囲の結果だと言えますが、良い時の彼の投球を知っているだけにまだまだ不満は残りますね。

ただこの日は、これまであまり観られなかったストレートの力強さがありました。ストレートで打者を押し込むことはできていたので、せめてチェンジアップがもう少し制御できていれば、誤魔化しが利いたと思うのですけどね。個人的には、今シーズンの岩貞の1番の問題はストレートの強さが足りない点だと思っているので(以前の記事でも触れていたかと思います)、そういった意味では今回の投球内容には少し良い兆しがみえていたのではないかと思います(あくまで素人である私個人の見解ですが)。あとは、リリースポイントが安定すれば良いのですが・・・

 

リリーフ陣はビハインドの展開での登板となりました。松田が2イニング、藤川さんが1イニングを投げました。

松田はボール先行する場面も多く、内容自体はまだまだ良くはありませんでしたが、2イニングを無失点で抑えたことは良かったですね。ここのところ失点する試合が続いていましたから、本人も少しホッとしているでしょう。

藤川さんはバレンティンに手痛い1発を浴びてしまいました。最終回に向けて追い上げムードを作ろうというところでしたから、残念な結果となってしまいました。やや浮いた初球のフォークを見事に打たれてしまいましたね。初球からフォークを狙っていたとは思えないので、反応ですかね?もちろんコントロールミスではあるのですが、打ったバレンティンが流石だったと言った方が良いでしょうかね。

 

打線は原 樹里を捉えることができませんでしたね。序盤に球審小林のゾーンが不安定だったことに悪い影響を受けてしまったかもしれませんね。ボールの見極めに迷うシーンがいくらか観られました。ただ、それを主原因にするわけにはいきません。阪神打線が原の投球に押されていたことは事実です。良い投球をされてしまいました。

原が序盤からハイペースだったこともあって、疲れが出てくる中盤にチャンスが来るだろうとは思っていましたが、そこにつけ込むことができませんでしたね。6回に伊藤 隼太の代打ホームランで反撃の狼煙をあげたのは良かったのですが、その後のチャンスでもうひと押しができませんでした。継投に入る前にもう1点だけでも返していれば、また違った展開に持ち込めていたかもしれなかったのですが・・・

中日戦からあまり点が取れない試合が続いています。打線の状態が落ちてきているのは事実だと思います。ただ、目に見えて状態が悪そうなのは糸井くらいで、後の選手はまだそれほど悪い状態ではないと思います(梅野はまあ、置いておいたとして)。高山や原口あたりは悪い時期から上がってきているところだと思いますし、まだ悲観するには早いかなと感じます。完全に冷えていってしまう前に、何とか持ち直してくれることを期待したいですね。糸井に関しては、1度休養を入れてあげても良いかもしれませんが、当の本人がかなりの出たがりなんですよね。首脳陣はどうするでしょう?

 

最後にポジティブな点を。やっぱり挙げるべきは伊藤 隼太と高山のホームランですね。伊藤は代打で出てきた初球をしっかりスイングしての1発ですし、高山は膝下やや甘めのそこまで簡単では無い球を捉えての1発でした。どちらも内容のある素晴らしいホームランでしたね。

 

次戦は小川と藤浪の予告先発です。

打線の状態が今ひとつな中で、小川を相手にするのは不安がありますね。今シーズンは初対戦になりますが、開幕から状態はかなり良いようですしね。チャンスは少なくなりそうですが、何とか点を奪って欲しいところです。

勝つためには、藤浪にできるだけ失点を防いで貰わなくてはいけないですかね。3戦目の先発にルーキー小野が予想されていることもありますし、できれば連敗は止めておきたいです。プレッシャーのかかる登板になってしまいますが、彼はそういった物には強い選手ですから、良い投球を期待しましょう。

 

 

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