不確かさの回廊

主にプロ野球に関して思ったことを適当に書いていくつもりな阪神ファンです

7/17 vs カープ 12回戦 @甲子園 感想

後半戦、白星スタートです、が・・・

どうもこんにちは、ロキです。

 

素晴らしい逆転勝利で4連勝。リードした状態で勝ち継投を投入する理想的な展開に持ち込むことができましたし、後半戦のスタートとしては良かったと思います。

ただ、良いことばかりではありませんでしたね。糸井の負傷度合いが心配です・・・

 

先発のメッセンジャーさんですが、状態はあまり良くなかったように思います。立ち上がりからストレートの走りが今ひとつでしたし、四球も多かったですからね。序盤はピンチの連続でしたが何とか粘りの投球で1失点に留め、少しずつ修正していったという感じでしょうか。こういったの修正能力の高さは流石ですね。

最終的には、6回4被安打5奪三振5四球1失点という内容。もしも広島打線が好調だったならば、序盤でやられてしまっていたかもしれません、そこは助かりましたね。とは言え、広島打線を相手にして、悪いなりにも試合を作ったわけですから、メッセンジャーさんの仕事は素晴らしかったと言えるでしょう。ハーラートップタイの9勝目にもなりました。後半戦もこの調子で勝ちを積み重ねていって欲しいですね。

 

1点リードの状況を作って勝ち継投に繋ぎました。そして、桑原、マテオ、ドリスの3人が無失点リレーで逃げ切ってくれました。こちらも素晴らしいの一言、それだけですね。

 

次に打線についてです。得点は2点のみでしたが安打は10本出ていますし、全体的な状態はまずまず良好だと言えそうです。この試合では、特に下位打線が良い仕事をしてくれました。4回、2死走者無しの状況から、鳥谷さん、糸原、梅野の3連打(糸原がツーベース)で一気に逆転、この得点がそのまま試合を決めました。糸原と梅野のタイムリーは、どちらも失投を逃さず仕留める素晴らしい打撃だったと思います。こういった伏兵が試合を決めるところは、今年の阪神の特徴の1つでもありますね(主軸が思ったような働きができていないとも言えますが、物は言いようですよね)。

 

この試合では、あと2つほど話題を取り上げなければいけません(いけませんという事は無いのですが)。良い話と悪い話があります、どちらからが良いですかね? 皆さんすでにご存知でしょうし、どちらでも良いですかね。

1つ目は良い話。西岡さんがついに1軍復帰を果たしました。1年前のアキレス腱断裂から良くここまで戻ってきてくれました。この試合でいきなり1番ファーストでスタメン出場。ヒットも1本出ましたし、チームも勝ちましたし、良い復帰戦となりました。死球を受けた時にみせた手を叩いて出塁を喜ぶような振る舞いなどのように、チームを鼓舞するような姿勢は相変わらず素晴らしいですね。阪神の他の選手には無いものをもたらしてくれる存在ですし、これからどんどんチームを引っ張っていってもらいたいですね。

冒頭でも少し触れましたが、2つ目は悪い話。糸井が打席でスイングを仕掛けた際に脇腹を痛め、試合の途中で退きました。詳細はまだ分かりませんが心配ですね。脇腹は、無理をすればプレーできてしまうところでもありますが、そうすると何度も繰り返し痛めて癖になってしまう箇所ですからね。しっかりと治してから復帰しないと、逆に長く影響が残ってしまいそうです。どうやらオリックス時代にも痛めたことがあるようですし、慎重な判断をして欲しいですね。

西岡さんの復帰と入れ替わりで、主力が欠けることになってしまうかもしれません。新加入したロジャースを試す良い機会にはなるのかもしれませんが、やはり痛いですね。

とにかく今は、怪我の詳細が出るまで待つしかないですね。

 

次戦は岩貞と大瀬良の予告先発です。

岩貞は、前回登板では5回3失点という内容でしたが、失点は少ない失投をホームランにされたもので、投球自体は今シーズン1番の出来だったと思います。広島打線が相手ではありますが、前回のような投球ができれば試合を作る事は十分可能だと思います。しっかり腕を振って、ゾーンで勝負する投球をしてもらいたいですね。

今シーズンの大瀬良は、抜群とはいかないまでも、安定した投球を続けているみたいですね。阪神との対戦は1度だけあり、その6月25日の試合では7回無失点に抑えられています(その時も岩貞との投げ合いでした)。ただ、その時期の阪神は打線が絶不調で大型連敗している途中でしたから、今とはチーム状態が違います。今回は、前回負けた分をしっかりやり返したいですね。

 

 

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7/12 vs ドラゴンズ 14回戦 @甲子園 感想

素晴らしい逆転勝利でしたね。

どうもこんにちは、ロキです。

 

前半戦ラストゲームを良い勝ち方で締めくくることができました。貯金の数も7まで戻すことができましたし、途中で大きな失速こそありましたが、概ね良い戦いができた前半戦だったのではないかと思います。もちろん全てが理想通りにいったというわけではありませんけどね。選手や首脳陣をはじめとして、チーム全体で頑張ってくれていると思います(これは何目線で話をしているんでしょうね?)。

 

先発の秋山ですが、調子自体は良い方だったと思います。ストレートの走りは良かったですし、制球面でもしっかりコースに投げる投球ができていました(球審福家のゾーンが下に広めだったということもありましたが)。亀澤や藤井からインローで見逃し三振を奪ったシーンなどは素晴らしかったですよね。

ただ、良い投球をしていたにもかかわらず、2本のツーランホームランを浴びて4失点してしまいました。どちらも失投を仕留められてしまってのものです。失投の数自体は多くはありませんでしたし、どちらかと言えば、その少ない失投を逃さずに捉えたゲレーロと大島を褒めるべきなのだと思います。それでも、失投が許されない場面や相手というものはあるでしょうから、そこは考えていくべきでしょうね。今回であれば、大島は置いておいたとしても、ゲレーロ相手には避けたかったところですかね。少しずつレベルの高いことを要求される立場になっていくでしょうし、これからローテーション投手として何年も勝っていくためには必要なことだと思います。秋山の制球であれば十分にできるはずですしね。

反省点はありますが、野手陣が負けを消してくれましたし、投球内容には良いところもたくさんありました。悲観しすぎる必要はないでしょう。インターバル期間は、幸いにもオールスターに出場できますし、バッチリ楽しんできてもらいたいですね。

 

リリーフ陣ですが、1点を争う接戦の中、勝ち継投の3人が素晴らしいリレーで勝利を引き寄せてくれました。桑原、マテオ、ドリスの無失点リレー、流石としか言いようがありませんね(マテオはピンチがありましたけどね)。

マテオが6勝目を挙げました。まだまだ最多勝も狙えますね(本当に狙われても困りますが)。

 

ビハインドの苦しい試合展開を、打線が良くひっくり返してくれましたね。

この試合は何と言っても大和ですよね。3安打4打点の大活躍、3本全てがタイムリーでした。守備も相変わらず素晴らしいです。打てる大和は文句の付け所がないですね。いつもこうだったら良いのですが、なかなかそういう訳にはいかないんですよね。

大和の前にチャンスを作った他の打者の仕事も良かったです。特に中谷が素晴らしく、左右に打ち分けての(ちょっと彼らしくないですね)3安打猛打賞、タイムリーもありました。8回の勝ち越しに成功した攻撃では、途中出場で5番に入っていた梅野が送りバントをしっかりと決めることでスムーズにチャンスを作ることができましたし、首脳陣の采配もハマっていましたね。良い時は、得てしてこういったものが上手くハマるんですよね。チーム状態が良くなってきた何よりの証拠だと思います。

得点に絡んだわけではありませんでしたが、陽川に今シーズン初ヒットが出ました。チャンスが少ない立場にあるとは思いますが、ひとまずは1本出て良かったです。次は、ぜひ大きい当たりが欲しいですね。彼に求められるものはそこですしね。

 

しばらくオールスター休みに入ります。ベテランの福留さんを筆頭に疲れが溜まっているでしょうから、リフレッシュする良い機会にして欲しいですね。オールスターに出場する選手はあまり休むことはできませんが、それは仕方のないことです。阪神の選手をオールスターで観れることもまた、嬉しいことですしね。出場する選手は、秋山、マテオ、梅野、鳥谷さん、糸井の5人です。5人の活躍に期待しましょう。

また、13日にはフレッシュオールスターも行われます。阪神からは、小野、福永、長坂、大山のルーキー4人が出場します(ついでに言うと、掛布監督もベンチ入りです)。スタメンでは、先発投手に小野、そして野手では1番ファーストで大山が出るそうです。そちらも楽しみですね。

 

 

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7/11 vs ドラゴンズ 13回戦 @倉敷 感想

こんな試合は久々ですね。

どうもこんにちは、ロキです。

 

快勝です、大勝です。久しぶりに余裕のある試合展開で勝てましたね。ベテラン陣を途中で下げることもできました。やっぱり、たまにはこういった日も欲しいですよね(もちろん、もっと多くても良いのですが)。

 

先発のメッセンジャーさんが、久しぶりに勝つことができました。投球内容も良かったと思います。絶好調というわけではありませんでしたが、球の走りも制球もまずまず良かったですし、大量援護のおかげで悠々と投げられましたしね。

7回9被安打6奪三振無四球1失点と被安打は多かったですが、先頭打者の出塁を許したイニングが無かったですから、数字ほど不安を感じる場面は多くありませんでした。無四球だったことも大きかったですね。素晴らしい仕事だったと思います。

久々の勝利で8勝目。同じこの日に菅野が9勝目をあげましたから、ハーラートップに並ぶことはできませんでしたが、後半戦もどんどん勝ちを積み重ねていってもらいたいですね。次の登板にも期待しましょう。

 

リリーフは、余裕のある展開で髙橋と伊藤 和雄の2人が登板しました。大量リードの中での投球でしたから、気持ちの面でも楽に投げられたと思います。2人とも良い投球でした。

 

打線の状態がだんだん良くなってきましたかね。鳥谷さんを除いて先発全員安打(メッセンジャーさんも打ちました)、14安打で10得点でした。鳥谷さんは、まあこういう日もあるでしょう。

相手先発のジョーダンは阪神が苦手としている投手ですが、この日はあまり調子が良くなかったですね。ストレートの威力も普段ほどでは無かったように感じましたし、制球面でも苦しんでいました。ボークを取られたことで精神的にもだいぶストレスを感じているようでしたしね。倉敷のマウンドが合わなかったという事もあったのかもしれません。何にせよ、苦手なジョーダンから点が取れたというのは阪神にとっては大きいことです。これで少しでも悪いイメージを改善できれば良いのですが。

色々な選手が活躍しましたが、1番嬉しかったのは福留さんに久々の1発が出たことですかね。それ以外の打席でも強いスイングができていました。怪我の影響もあって不調期が長く続いていましたが、ようやく復調してきたと考えても良いのではないでしょうか。やはり阪神打線は、彼が打ってくれないと破壊力が出ませんからね。

他には、上本がホームランを含む4安打3打点の大活躍でしたし、大山、梅野、メッセンジャーさんなどもタイムリーを打ちました。全体的に良く打ってくれましたね。これを続けていけると良いのですけどね。それが大事です。

 

序盤で大量リードしたこともあって、糸井、福留さん、鳥谷さんらベテラン陣を休ませることもできました。試合後に金本監督が言及していましたが、やはり本来であれば福留さんあたりはもう少し休みを与えながら起用していきたいみたいですね。ただ、チーム状況が苦しくなってくると、どうしても使いたくなってしまうんでしょうね。これから夏本番ということもありますし、後半戦ではもう少し上手くやりくりができると良いですね。

大山が初めてサードの守備につきましたね。2イニングを守って打球の処理機会は1度だけ、しかもエラーをしてしまいました。まだまだ修行が足りませんね。とは言え、大山の守備は、動き自体はスムーズだと思いますし、送球も強くて良いボールを投げますし、プロの打球に慣れていけば良い守備力を持った選手になれるのではないかと思います(あくまで素人目線での見立てですが)。今は経験を積めればそれで良いでしょう。これからの成長に期待ですね。

 

次戦は、甲子園に戻ってオールスター前最後の1戦。オールスターではチームメイトとなる秋山とバルデスの2人による投げ合いです。

秋山は、前回登板こそ失点が多かったですが(大量援護をもらって勝ち投手でした)、基本的には安定した投球を続けてくれています。今回も普段通りの投球をしてもらえればと思います。

バルデスは、阪神が打てない投手の1人ですね(と言っても、そもそもが好投手なんですけどね)。それでも、打線の調子は上がってきていますし、同じく苦手としているジョーダンを攻略したばかりですし、迎え撃つための状況は整っていると思います。投球割合の多いストレートをしっかり打ち返していきたいですね。それができれば、得点するチャンスは十分にできるはずです。

前半戦ラストゲームということもありますし、ぜひとも勝ちたい1戦です。

 

 

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7/9 vs ジャイアンツ 13回戦 @甲子園 感想

糸原の躍動が光るゲームでした。

どうもこんにちは、ロキです。

 

まさに糸原のための1日でしたね。もう少し理想的な勝ち方は他にありましたが、これはこれで良かったのだと思います。結果として勝てれば、それで良いですよね。

 

先発の岩貞ですが、球の質自体は良かったと思います。今シーズンではベストだったかもしれません。ストレートの走りも良かったですし、スライダーやチェンジアップなどの変化球もしっかり制御できていました。失点したシーンでは甘く入ったストレートを弾き返されてしまいましたが、これは岩貞の制球力ではどうしても出てしまうボールですからね。本来であれば、球威で押し込んでファールにするところなのですが、巨人の各打者が良く振れていたためにそれができなかったという感じでしょうか。とりわけ岩貞の調子が悪かったというわけでは無いと思います(もちろん、甘い球は減らしてもらいたいですけどね)。ただ、どちらの失点も2死からだったのが少し勿体なかったですね。

最終的な内容は5回3被安打3奪三振2四球3失点でした。投球数は78球でしたから、まだもう1イニングは投げられたとは思いますが、首脳陣は早めの継投に踏み切りました。最近2連敗していたということもあって、確実に勝ちを拾いに行ったということだと思います。

ドリスの乱調があって岩貞に勝ちはつきませんでしたが、次の登板でも期待のできるような内容だったと思いますね。次は長いイニングを投げられると良いですね。

 

リリーフは早めの6回から勝ち継投を投入、必死の逃げ切りを計りました(結局、その目論見は失敗してしまいましたが)。桑原が2イニングを投げ、マテオとドリスで締めるという展開を狙いましたが、ドリスがまさかの乱調で同点にされてしまいました。

この日のドリスは、スプリットの落ちが悪かったですね。空振りを狙った球が落ち切らずに、中井や亀井に上手く拾われてしまっていました。また、コースを狙ったストレートが微妙に外れてしまうことも多く、フラストレーションが溜まっていたようにも観えました。精神面で荒れてしまっていましたね。

球の質は素晴らしいわけですから、もう少し落ち着いたマウンド捌きを身につけてもらいたいですね。これが彼の課題になるんでしょうかね。まあ、結果として勝ったわけですから、あまり引きずらないでもらえればと思います。

 

心配された打線でしたが、この日は素晴らしい仕事をしてくれました。12安打で7得点ですから、申し分ないですね。

この試合は、何と言っても糸原ですね。プロ初ホームランを含む4安打3打点の大活躍、そして最後の1打はサヨナラタイムリーですからね。最近の糸原は当たりが止まってしまっていましたが、急に爆発しましたね。何があったんでしょうかね? 何にせよ、素晴らしいの一言です。

その他には、中谷の先制ツーラン、上本や髙山のタイムリーなどもありました。相手先発の山口 俊は、ストレートの質がそこまで悪いようにはみえなかったのですが(変化球のキレが悪かった感じはしましたが)、阪神打線がしっかりと弾き返せていたところをみると、実際はあまり良くなかったのでしょうね。どうであれ、強いスイングができていた選手が多かったことは良い傾向だと思います。前日までの低調な感じは吹き飛ばしてもらえましたかね(そうであると願いたいです)。

 

この試合では、采配面でひとつ疑問点がありますので、最後にそれについて。2回の攻撃、先頭の糸原がツーベースヒットを放ち、無死2塁で8番打者の岡﨑さんを迎えた場面。首脳陣は、岡﨑さんにバントの指示を出したのですが、そのバントが失敗に終わります。問題はその次です。次打者の岩貞に対してバントをさせずに、普通に打たせたんですね。

この1連の流れの意図が今いち分からなかったですね。岡﨑さんにバントを指示した時点で、1番の鳥谷さんに期待するという算段だったと思うのですが、そうであれば岩貞にもバントをさせるのが自然なように思います。岩貞は決して打撃の良い投手ではありませんし(これが秋山であれば話は別ですが)、2死になったとしても3塁まで進めておくことに意味はあるはずですしね。解説の岡田さんも疑問を呈していましたが、ちょっと良く分からないシーンでしたね。

 

次戦はオールスター前最後のカード。火曜日からホームで中日との2連戦です。初戦は倉敷での試合となります(2戦目は甲子園です)。

2連戦の先発ですが、阪神は順番通りであればメッセンジャーさんと秋山になります。秋山はオールスターがありますが、どうやらその直前のゲームであっても投げる予定だという噂です。

中日の方は、順番通りであれば鈴木 翔太が初戦になるのですが、ジョーダンとバルデスの2人が詰めてくるという噂があります。こちらもバルデスがオールスターに出場するんですけどね。確実な情報ではありませんので、どうなるのかはわかりませんが。

 

 

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7/8 vs ジャイアンツ 12回戦 @甲子園 感想

ほとんど観るべきところが無い試合となってしまいました。

どうもこんにちは、ロキです。

 

連日の完敗ですね。内容的には前日よりもさらに悪かったです。せっかく上向きつつあった打線も、マイコラスに封じられてしまったことで後退してしまいましたかね・・・

 

先発の能見さんですが、立ち上がりの入り方が全てでしたね。その後に立て直したあたりは流石でしたが、いきなり3失点スタートは苦しかったです。ストレートの走りが今ひとつで、それに伴ってチェンジアップの効きも悪かったようにみえました。相手打線が並程度の状態であれば誤魔化せるくらいの調子ではあったと思いますが、今の巨人打線相手にはそれができなかったという感じでしょうかね。

5回5被安打4奪三振3四球3失点、最低限の投球はしてくれましたが、勝つためには物足りない結果となってしまいました。大崩れしてしまった訳ではありませんから、次回登板では良い投球をしてくれることを期待しましょう。しばらく間隔が空くことになるでしょうから、しっかりリフレッシュして欲しいと思います(ああ見えて、もう38歳ですからね)。

 

リリーフ陣は、前日に引き続きビハインドピッチャーの登場となりましたが、登板した全員がもれなく失点してしまいました。登板したのは、藤川さん、岩崎、山本の3人です。岩崎、山本の2人に関しては、大方決着がついてしまった後の失点でしたから、まあ良しとしておきましょう(もちろん本当は良くないですよ)。

この日は、藤川さんが誤算でしたね。ヒットを打たれるのは、相手もあることですから仕方のない部分もありますが、満塁の場面で山本に対して押し出し四球を与えてしまったことはいただけません。山本には申し訳ないですが、彼は打者としてはまだ未熟な選手ですし、あの場面はしっかりとゾーンで勝負できてさえいれば十分に切り抜けられていたピンチだったと思います。

藤川さんは、日によって制球に不安がある時がありますね。全盛期には、構わず強引に押し切って空振りを取っていたわけですが、今は流石にそれで押し切れる場面が少なくなってしまいました(それでも今なおストレートの空振り率は十分に優秀な数字を記録しているのですが)。この不安定さが、勝ち継投に配置できない要因なのでしょうね(他に優秀な選手が十分に揃っているためでもありますが)。

とは言っても、今シーズンここまでの藤川さんは、リリーフ投手として良い投球をしてくれています(全盛期と比べてはいけません)。この試合は終わったわけですし、切り替えて次の登板に備えてもらえれば良いでしょう。

 

この日は打線もよろしくありませんでしたね。内海の状態は決して好調だったわけでは無かったと思います。ストレートの走りはそこそこ良さそうでしたが、チェンジアップの制御が上手くいっていないことが多かったです。立ち上がりにもう少し攻め込んで点を返すことができていれば、試合展開はもう少し違っていたように思いますが、1点だけしか取れませんでした・・・

阪神打線の状態は上昇傾向にあったわけですが、前日のマイコラスに狂わされてしまいましたかね。そうだとすればちょっと不味いですね。打線の不調がこれ以上長くなると、貯金が底をついてしまいかねませんからね。悪い状態は抜け出したはずですから、結果が悪かった試合のことは忘れて、切り替えをしっかりとして欲しいです(要するに自己暗示みたいな感じです)。

 

記事の冒頭に、ほとんど観るべきところが無いと書きましたが、それでは悲しいですから頑張っていくつか良かったところをピックアップして箇条書きしたいと思います。

鳥谷さんが2安打、2000本安打への歩みを2歩進めました(残り52本です)。

坂本(巨人のショートではありませんよ)がヒットを打ちました(記録上は今シーズン2本目ですが、1本目はセーフティスクイズがバントヒットになったものでした)。

中谷の全体的な打撃の内容が良かったと思います(ヒットはツーベース1本のみですが)。

あと大山も1安打しましたね。

陽川が今シーズン初めて1軍に昇格、彼らしい元気な三振を観せてくれました(これは良かったことなのか?)。

普通では取り上げないようなことも無理矢理取り上げてみました。これくらいにしておきましょうかね。

 

次戦は岩貞と山口 俊の予告先発です。カード3連敗は避けたいところですね。

岩貞は、前回は6回3失点というぼちぼちの内容で勝ち投手になっています。今回は相手打線が好調なわけですが、攻める気持ちを忘れずにゾーンで勝負して欲しいですね。試合を作る投球を期待したいです。

山口は、前回の登板では古巣に手痛いしっぺ返しをくらっていましたね。まだ復帰から3登板しかしていませんから、いまいち状態が上がっていないのかもしれません。しかし、実力は確かな選手ですし、ストレートに威力がありますから、阪神打線は押し込まれないようにしたいところです。

大量点は望めないでしょう。リードした状態で勝ち継投に繋ぎたいですね。岩貞が巨人打線を抑えられるかが鍵を握りそうです。

 

 

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7/7 vs ジャイアンツ 11回戦 @甲子園 感想

マイコラスが良すぎましたね。

どうもこんにちは、ロキです。

 

完敗でした。どうにか勝ちに持っていこうにも、やりようが無かったように思います。次戦に向けて切り替えるしかないですね。

 

先発の小野ですが、頑張ってくれたとは思います。調子は普通くらいだったでしょうかね。制球はそこそこ荒れ気味で、ストレートの質もぼちぼちくらいでした。まだまだ普通くらいでは打たれてしまうということだと思います。巨人打線の状態が良かったということもありますけどね。試合後に金本監督も言及していましたが、ストレートを狙われていたというのはあると思います。坂本のリードに工夫があればという話もありましたが、そもそも小野の変化球にそこまで信頼を持つことができないと思いますし(質の面でも、制球の面でも)、どうしてもストレート主体にせざるを得なかったのではないかと思います。投手としての引き出しがまだ足りないということです。まあ、これから身につけていけば良いんですよ。

かなり攻め込まれた厳しい試合展開でしたが、それでも3つ併殺を取れたこともあって、何とか粘りの投球はしてくれました。6回9被安打4奪三振3四球3失点で、QSクリアはしているわけですからね。良く頑張ったと思います。ただ、投げ合った相手が悪かったですね。この日も初勝利とはいきませんでしたが、次の登板も頑張ってもらえればと思います。

 

リリーフはビハインドピッチャーによるリレーとなりました。藤川さん、岩崎、山本の3人が投げました。藤川さんと山本が1失点ずつ。藤川さんは長野にソロホームランを打たれての失点でした。試合展開的には痛い失点でしたが、終わってみればあまり関係無かったかもですね。山本は不運な当たりがあっての失点でしたし、あまり気にしないで欲しいです。

 

打線ですが、この試合に関しては仕方がなかったと言うべきでしょう。マイコラスが良かったです。ストレートとスライダーのキレが抜群でした。もちろん、もっと力のある打線であれば(広島とかですね)点をもぎ取れたのかもしれませんが、今の阪神打線にそこまでの力は無いでしょう。逆に1点取れたのが不思議なくらいでした(それだけ上本の1撃が素晴らしかったと言いたいわけです)。

守備面で反省点を挙げるとすると、ひとつは初回の原口の打球処理のミスですかね。打者が阿部でしたから、普通にとってさえいれば余裕で併殺が取れていたでしょうし、そうすれば2失点は無かったわけですからね。原口のファースト守備はそこまで悪くないと思いますから(決して名手とまでは言えませんが)、しっかり練習していけばこういったミスも少なくしていけると思います。

もうひとつは、同じく初回、村田の打球に対する鳥谷さんの判断ですね。村田の足も速くはありませんが、あの打球でアウトにするのは難しかったでしょうから、見送ってファールにするべきでした。もしかしたら鳥谷さんの中ではファールだという確信があって捕球したのかもしれませんけどね。ファールだという確信があったのであれば、早めに捕球するのが正解ではあります。イレギュラーなどでフェアゾーンに戻ってきてしまう可能性はありますから。ただ、その可能性はとても低いものですし、確信を持つべきでは無い際どいところだったはずですからね(実際に球審東の判定はフェアだったわけです)。見送るべきだったでしょう。この打球判断はサード特有のプレーですから(ファーストにもありますが、時間の余裕があるぶん少し毛色が違うと思います)、まだ慣れない部分があるのかもしれませんね(そう頻発するものでもありませんしね)。ただ、こういったプレーについても少しずつ精度を上げていってもらいたいところではありますね。

あまり良いところが無かった野手陣ですが、しっかり気持ちを切り替えて次の試合に向かっていって欲しいですね。それだけです。

 

次戦は能見さんと内海の左腕対決となります。

能見さんは、普段通りの投球をしてもらえればと思いますね。巨人打線は、長野を筆頭に振れている打者が多い印象はありますが、しっかりと試合を作ってくれることを期待しましょう。

内海は、6月15日以来の登板と少し間隔が空いています。今シーズンは、ここまであまり良い結果を残せていませんから、調整期間を設けたのでしょう。マイコラスには抑え込まれてしまったとは言え、全体的にみれば打線は上昇しつつある状態のはずですから、波に乗れていない内海からは得点を奪っていきたいところです。低めのボールを我慢して、高く浮いてきたところを捉えたいですね。

 

 

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7/6 vs ベイスターズ 11回戦 @横浜スタジアム 感想

久々に打線爆発です。

どうもこんにちは、ロキです。

 

こんな試合、久しぶりに観れましたね。打線の状態が上がってきていることを実感できる良い勝利となりました。

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