不確かさの回廊

主にプロ野球に関して思ったことを適当に書いていくつもりな阪神ファンです

4/25 vs ベイスターズ 3回戦 @甲子園 感想

いわゆるスミ1というやつですね。

どうもこんにちは、ロキです。

 

今シーズン初の0封負けです。投手陣は頑張っていたのですが、こちらが全く打てませんでしたね・・・

 

先発投手は、順番通りに岩貞かなと思っていましたが、中5日で秋山を持ってきました。報道によると、どうやら岩貞は週末カードに回すようですね。間隔を空けたのは、まだ状態が本調子ではないという事なのか、それとも今後の日程を睨んでの事なのかは分かりませんが。

中5日での登板になりましたが、先発の秋山は素晴らしい投球でした。ストレートの走りも良く、変化球も含めた全ての球種が制球できていました。単に両コースに投げ分けられていただけでなく、この日はストレートがコーナーにしっかり制球できていました。おそらくプロ野球のキャリアの中で、この投球が内容としては彼のベストピッチではないでしょうか(結果だけならルーキーイヤーに完封をしていますが)。それくらい素晴らしい球を投げていました。

この試合のような投球を観せられると、今年1年間ローテを守ってくれるんじゃないかと期待してしまいますよね。実際には、疲労が溜まってきてからどのような投球ができるかが重要ですから、まだまだ気が早い話なんですけどね。

とにかく、この日の秋山は文句なしの内容でした。それだけに勝たせてあげたかったですね・・・

 

リリーフ陣は岩崎と高橋の2人が投げました。岩崎は結果的に1球しか投げなかったので内容に関して言うことはありません。

高橋はピンチを作る危ない投球でしたね。なんとか0には抑えましたが、甘い球も多く内容はあまり良くありませんでした。試合の情勢に影響を与えていませんから問題ありませんけどね。逆に内容の悪い日が来るタイミングとしては良かったと言えます。

高橋はこの日のように1イニングを任せても問題なく仕事をしてくれる投手だと思います(今回は危なかったわけですが)。今は対左の場面で投入されることが多いですが、個人的には1イニングを任せる登板を増やしても良いのではないかなと思っています。

 

ここのところずっと同じようなことを言わざるを得ない状況が続いていますが、この日も打線が苦しみました。そしてついに、今シーズン初めて1点も奪うことができませんでした(意外と言えば意外でした)。

相手先発投手はルーキーの濵口(漢字の変換にちょっと苦労しました)でしたが、良い投手でしたね。阪神打線の調子が悪いということを差し引いても、力強いストレートと抜けの良いチェンジアップのコンビネーションはかなり良いと感じました。右打者のインサイドにもしっかり投げ込めていましたから、どちらかと言えば右打者の方が打ち難いタイプの左投手なのかもしれませんね。中盤までは彼からヒットを放つことすらできませんでした(広島のルーキー加藤の時も似たようなことがありましたね)。

終盤に何とかチャンスまでは作りましたが、あと1本を出すことができず終わってしまいました。

個人的に疑問に思った場面が1つありまして、それは7回の2死12塁のチャンスで北條に代打原口を送った場面です。北條は前の打席で併殺だったものの、当たり自体は良かったですから、濵口をそれほど苦にしているようには感じませんでした。北條にはそのまま打たせて、さらにチャンスが広がった時に原口を使うという起用でも良かったかな、と思いましたね。もちろん、それで点が取れていたかは分かりませんけれどね。

 

最後に、失点した場面での中谷の守備についてですが、あれで中谷を責めるのは酷ではないかなと思います。もちろん、ファーストは体で止めさえすればアウトにできるわけですから、それをしっかりやって欲しかった場面ではあります。しかし、中谷は内野守備の経験がそれほど多くはないですし(そして下手くそですし)、筒香のあの打球を処理するのは難しいと思います。彼のミスであることは事実でしょうけれど、それを期待してのスタメン起用ではありませんからね。守備に関しては、もっと練習してこれから少しずつできるようになっていけば良いと思います。どちらかと言えば、攻撃での4三振の方を大いに反省してもらえればと思いますね。

 

次戦の先発は、藤浪と今永です。どうやら雨の予報ですので試合があるのか微妙ではありますが。

藤浪は前回の投球が良かったわけですが、インフルエンザで間隔が空いてしまいました。体の状態がどうなのかは分かりませんが、前回のような良い投球を期待しましょう。

今永相手に今の打線でどれだけ点を奪えるかは分かりませんから、藤浪及び投手陣にはまた負担がかかってしまうかもしれませんね。何とか打線が上向くことを期待したいところですが、どうなることやら・・・

もしかして、雨で1日休んだ方が良いですかね?でも、あまり中止が多くなるとシーズン後半の日程がキツくなるんですよね・・・

難しいところですね。

 

 

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それでは今回はこれにて失礼いたします。

今さら戦力分析 千葉ロッテマリーンズ

12球団戦力分析の第5弾です。

どうもこんにちは、ロキです。

 

この記事では、今シーズンの千葉ロッテマリーンズというチームについての私なりの印象を書いていきます。今回で5球団目になります。

紹介の仕方はチームをざっくりと分けて、先発投手、リリーフ投手、捕手・内野手、外野手、打線といった部分に分けて書いていきます。そして、最後のおまけとして私が個人的に今後活躍しそうだな、と思った若手選手を紹介するコーナーを設けています。

シーズンが開幕してからだいぶ経ってしまいましたが、できるだけシーズン前のつもりで書こうと思います。

全て私の独断と偏見によるものですので、その辺りはご了承ください。

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4/23 vs ジャイアンツ 5回戦 @東京ドーム 感想

虎の子(双子)の点を守りきっての勝利です。

どうもこんにちは、ロキです。

 

厳しい戦いでしたが、何とか勝つことができましたね。

敵地東京ドームで勝ち越せたのは上々の結果と言えます。

 

この試合は投手陣の踏ん張りで勝ち取った試合でした。

まず、先発の横山が頑張りましたね。ストレートは球速こそあまり出ていませんでしたが、キレはそこそこありました。そして1番良かったのはチェンジアップですかね。しっかり腕を振って投げられていましたし、抜けも良かったので空振りを奪えるボールになっていました。不安のある制球もまずまずのまとまりでしたね。

点を取られてしまった3回は、2死から立岡に四球を与えてしまい、これが失点の大きな原因となってしましましたね。しかし反省点はそれくらいではないかと思います。5回1失点の投球は内容、結果ともに良い仕事だったと言えます。

球数的にはまだ投げられたとは思いますが、攻撃の方であまり追加点が望めないと考えて早めに安定しているリリーフ陣へスイッチした形でしょうか。結果的に、この継投が正解だったと思います。

 

横山の後のリリーフ陣も良く1点を守りきってくれました。

桑原はピンチこそありましたが、回を跨いで1.2イニングを良く投げたと思います。原口を下げてダブルスイッチで桑原を投入していたので、初めから回を跨ぐ予定だったのだと思います。

6回のピンチで代打阿部を迎えた場面は、敬遠した方が良いかなと思って観ていましたが、敬遠はせずにしっかり抑えてくれました。考えてみれば、敬遠した場合は続く中井のところで亀井を使ってきていたかもしれませんね。そう考えると、逆転のランナーを得点圏に進めることになる敬遠は少し怖かったかもです(桑原は以前亀井に打たれていますし)。あの勝負が勝敗を分けるターニングポイントだったかもしれません。

続くマテオとドリスは完璧でしたね(文字通り文句なしで何も書くことがありません)。

次の日が移動日だということもあって、リリーフを早くから使いやすかったのが大きかったですね。首脳陣は、試合前からある程度このプランを想定していたのではないでしょうか。

 

攻撃の方は、はっきり言えば良くはありませんでした。全体では5安打のみですから。しかし、それでも勝つために必要な2点を奪う事はできました。

中谷の1番起用が見事にハマりましたね。2点はいずれも中谷の得点でしたから。

そしてこの日も福留さんの仕事が素晴らしかったですね。この試合、阪神の得点圏のチャンスは2度しかありませんでしたが、その2度で福留さんがしっかり点を奪ってくれました(タイムリーと犠牲フライです)。この3連戦での彼の活躍には頭が下がる思いです。打線全体の状態が良くない中でカード勝ち越しができたのは、福留さんのおかげと言えるでしょう(もちろん投手陣の頑張りもありますよ)。

 

接戦が多い今シーズンの阪神ですが、その接戦を勝ち切れていることが多いのは良い傾向です。打線が点を取れていないから接戦じゃないと勝てない、とも言えますけれどね。

その打線の状態に関しては上がって来るのを待つしかないですかね・・・

この試合で高山ではなく中谷を使ったりしたように、糸井、原口、鳥谷あたりであっても状態をみながら(休養の意味も込めて)スタメンから下げる試合があっても良いかもしれません。勇気のいる決断ですからなかなか難しいとは思いますけどね。それでダメだった時の後悔がとても大きくなりますから。それとも、負けが込んでいるわけではないですから、下手に動かさない方が良いですかね?難しいです・・・

 

次戦は甲子園に帰って横浜を迎え撃ちます。先発は順番通りであれば岩貞と濱口になるかと思います。

岩貞は前回登板でようやく良い投球ができましたから、その勢いでしっかり投げて欲しいですね。

相手の濱口は、ルーキーながらここまで良い投球をみせているようですね。オープン戦などを含めて、まだ観たことがないのでどんな投手か楽しみです。データをみるに、奪三振が多い半面、与四球も多いようですので、ボール球をしっかり見極めることができればチャンスは作れそうです。ここ最近低調な打線ではありますが、しっかり攻略してもらいたいところですね。

 

 

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4/22 vs ジャイアンツ 4回戦 @東京ドーム 感想

きっちりとやり返されてしまいました。

どうもこんにちは、ロキです。

 

前日の快勝から一転して、同じスコアでの完敗でしたね。

とは言ったものの、実はこの試合自体は外出していて観れていないのですが・・・

観られなかった試合が負け試合だったのは個人的にはラッキーだったかもですね(もちろん勝ってくれた方が嬉しいですよ)。

話が逸れてしまいますが、この日は大相撲の八王子巡業を観に行って来ました。生で力士を観たのは初めてでしたから、とても楽しかったですね(稀勢の里関がいなかったのは少し残念でしたが、怪我では仕方ありません)。やっぱりテレビで観るのとは迫力が違いました。本場所にもいずれは行ってみたいですね。

 

話を元に戻します。試合を観れていないので細かい点に言及することは避けますね。

 

先発の能見さんは6回2失点(自責点1)という結果でした。結果だけみれば先発の仕事は十分に果たしていますが、自身のエラーが絡んでの失点ですからちょっと勿体無い登板となってしまいましたね。未だ勝ち星がつかずというのは残念ですが、経験豊富なベテランですから変に焦ることもないでしょう。次回の登板でもしっかり投げてくれるはずです。

 

この日はビハインドの展開だったこともあり、あまり登板機会の無かった藤川と松田が登板しました。そして2人とも失点してしまいましたね・・・

実際に観ていないので内容がどうだったのかはわかりませんが、この2人が不安定なようだとますます他の投手に負担がかかってしまいかねません。状態が悪いわけではないのに不運な当たりが絡んで失点してしまった、という内容だったら良いのですが。

試合は負けてはしまいましたが、登板が嵩んでいたリリーフ陣は休むことができたので、そういう日だったということにしておきましょうかね。

 

打線の方は、初回に先制はしたものの結局今回も田口を攻略できなかったようですね。4安打1四死球に封じられてしまっては得点は難しいですよね。苦手としている原因は何なのでしょうね?素人には全くわかりません・・・

チームとしては片岡打撃コーチを中心に色々考えているとは思いますが、なかなか結果に出ませんね。いつまでもやられっぱなしでは困りますから、次こそはと信じるしかないですね。

 

この試合は相手投手にほぼ完璧に封じられての完敗ですから、逆に切り替え易いかもしれません。カードとしても5分に戻っただけですから、勝ち越し目指して次戦に向かって行って欲しいですね。

 

何だか曖昧なことしか書けていませんね・・・

本来なら、試合を観ていないのに感想と銘打った記事を書くべきでは無いのかもしれません。今後もこういった時はあるとは思いますが、そこはどうかお許しください。

 

次戦の先発は内海と横山です。

昨年はほぼ完璧に抑えられています。同じようなことを前日にも言っていた気がしますね・・・

嫌な予感はビシビシと感じていますが、今度こそ攻略してもらいたいですね。こちらの投手が横山なだけに、尚のこと点は必要ですしね。

横山自身は、勝ち負けは気にせず自分の投球をすることだけに集中すれば良いでしょう。アクシデントで回ってきたチャンスではありますが、抜け目なくアピールして欲しいですね。

 

 

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4/21 vs ジャイアンツ 3回戦 @東京ドーム 感想

これぞエース、これぞ4番の仕事でした。

どうもこんにちは、ロキです。

 

快勝で連敗ストップですね。

ここ2試合、嫌な負け方が続いていただけに、この1勝は大きいですね。

 

やっぱりメッセンジャーさんは頼りになります。

この日はストレートの走りはそれほど良いわけではありませんでしたが(もしかしたら長いイニングを見据えて抑え気味にしていたのかもしれませんが)、その代わりに制球が抜群に良かったですね。ここのところあまり制御できていなかったスプリットも良い高さから落とせていましたし、全ての球種を低めに集めることができていました。

鳥谷さんのエラーが絡んで1点は失ったものの自責点は0。8回を投げて被安打5与四死球奪三振10と文句のつけようがない投球でした。まさにエースという感じです。

 

メッセンジャーさんの力投のおかげで、リリーフ陣はクローザーのドリスのみの登板でした。そのドリスも3人でしっかり試合を締めてくれました。

投手陣2人に関しては完璧すぎてあまり書くことが無いですね。

 

というわけで野手陣にいきます。

攻撃では福留さんが素晴らしい働きをしてくれました。初回の先制スリーランで完璧に試合の主導権を握ることができましたし、終わってみればその3点で十分な試合でしたね(もちろん5回の追加点も展開的には重要でしたが)。前日はチャンスでブレーキになってしまった福留さんですが、さすがはベテラン、切り替えがしっかりできていましたね。ここのところの不調が嘘のような4安打の固め打ちで、こちらはまさに4番という働きでした。

その他にもチャンスは何度か作れていましたから、もう少し追加点を取れれば良かったとは思いますが、相変わらずあと1本が出ませんでした(マギーの好守に阻まれたこともありますが)。

打順の関係もあって、梅野に良くチャンスが回ってくるんですよね。しかしなかなか返すことができないです。捕手として守備面で十分貢献していますからあまり責めることはできませんけどね。打撃ももっとやれる選手だと思っているだけにちょっと歯がゆい気持ちです。

まあ勝ったので良しとしましょう。打線全体の調子は悪く無いのですから、そのうち噛み合ってくるはずですよ。

 

鳥谷さんのエラーに関しては、当面は我慢するしかないですかね。そんなにすぐに慣れることはできませんから(そのぶん打撃で働いてくれれば良いですし)。今回に関してはメッセンジャーさんがしっかり投球でカバーしてくれましたし、1人のミスはチーム全体でカバーしていくだけです。ミスはどうあっても出てくるものですし、ミスを全体でカバーできるようになれば、それはチームが強くなったということですからね。そういうチームを目指して欲しいです。

ただ、彼も年齢がそこそこいっていますから、時々休養を入れてあげた方が良いとは思いますね。これは糸井に関しても言えますが、長いシーズンですからコンディションを保つためには必要なことだと思います。2人とも開幕してから好調が続いていたのでタイミングが無かったですかね。金本監督がシーズン前に休養を挟みながら使うと言っていたはずですから、いずれそういう起用もあるでしょうかね。

 

次戦は田口と能見さんの予告先発です。田口は阪神が苦手としている投手ですね。どちらかといえば右打者に強い投手ですから、その右打者がどうやって田口を攻略していくかがポイントになるでしょうか。

能見さんは中5日での登板となります。前回早めに降板したのは、どうやらこの為だったようですね。藤浪の離脱を受けてのことで、初めから予定していたらしいです。好投もありながらまだ勝ち星がありませんから、今シーズン初勝利を期待したいですね。

 

 

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4/20 vs ドラゴンズ 3回戦 @ナゴヤドーム 感想

久しぶりに連敗です。

どうもこんにちは、ロキです。

 

歯がゆい内容の試合が続いてしまいましたね。この試合も、前日に引き続き十分に勝てる試合だったように思いますが、選手のミス、采配が裏目に、そして不運とが重なっての敗戦でした。

 

先発の青柳が良い投球を観せてくれたことが、この日1番の収穫ですかね。

7回に平田からソロホームランを浴びたこと以外はほぼ完璧に中日打線を抑えていました。ホームラン以外でしっかり捉えられた安打はありませんでしたし、与四球も1つだけ。左右にボールを動かしてゴロアウトを取っていく彼らしい投球ができていました。

素晴らしい内容だっただけに勝ちをつけてあげたかったですが、打線が援護できませんでしたね。自身の責任外のところで自責点が2つも増えてしまったのも可哀想でした。しかし、自分の投球内容に手応えは掴んだでしょうから、今後の登板も引き続き頑張ってもらいたいですね。

 

この試合の継投には少し疑問が残る点がありますね(試合結果に影響を与えたわけではないかもしれませんが)。

同点にされた直後の7回のピンチで松井を歩かせた場面は確かに少し疑問の残る選択でしたが、その後の桑原がしっかり打ち取っていたはずでしたから、さほど重要な問題ではないでしょう。

桑原は登板過多になっていますからそこがちょっと心配ですが、投球内容自体は良い仕事でした。上本の2つのミスか誤審の内、どれか1つだけでも無ければ失点はしていませんからね。

この日の継投の疑問点は8回のマテオの起用ですね。ビシエドの打席で高橋からマテオにスイッチした場面です。確かに点差は1点のみでしたから、試合を諦める展開ではなかったですし、ビシエドは昨年は対左の方が成績が良かったですから起用の意図はわからないではありません。その日のマテオが登板過多でなく、休養十分な状況であれば問題はなかったと思います(ホームランを打たれたこと自体は結果論ですから)。

しかし、マテオはここのところ登板が嵩んでいましたから、シーズン序盤のこの時期にビハインドから無理して投入する必要はなかったと思いますね。これは結果としてビシエドに打たれたからではなく、抑えていたとしても同じことです。高橋の続投か、または比較的登板数の少ない松田、藤川へのスイッチで良かったのではないでしょうか。

目の前の1試合に勝つための、その可能性をできるだけ高くするための采配が必要になる時ももちろんありますが、同時に長いシーズンを見据えた戦い方というのも大事なものです。首脳陣にはもう少しリリーフ陣の負担を上手く分散させて欲しいですね。

 

この試合の敗因は、残念ながら野手陣にあるかと思います。

まず打線についてですが、思うように点を取れない苦しい試合が続いてしまっていますね。相手先発投手の大野は、決して調子が良いわけではなかったと思います。序盤からほぼ毎回ランナーを出してチャンスは作りましたが、なかなか得点まで到りませんでした。原口のタイムリーで1点こそ奪いましたが、3度のチャンスで福留に1本が出なかったのが痛かったですね。4番がチャンスで仕事をしてくれていれば、有利な展開のまま勝ち切ることができたのではないかと思います。

相手の打線は打ち取った当たりがヒットになり得点に繋がった一方で、こちらはチャンスで新井 良太の捉えた当たりがセカンド正面というハードラックもありました。ちょっと運の悪い日だったようにも感じましたね。

なかなか打線が繋がらない状態が続いていますが、選手の調子も運も少し前の状態が良かった時期からの揺り戻しと考えるしかないですかね。良い時期もあれば悪い時期もありますから。とは言え、上位へ行くためには悪い時期を短くしていかなければいけません。ここからが4月の正念場になりそうですね。

 

守備面では、前日に続いてこの日もミスが出てしまいましたね。

記録上はエラーがついていませんが、逆転された7回の井領と京田の打球はどちらも上本の守備のミスと言って良いでしょう。

井領の打球では、捕球した後に1塁ランナーを刺せないかと2塁方向を確認したことで、1塁への送球が遅れてしまいました。それでも誤審がなければアウトだったことは事実ですが、それは言っても仕方のないことですからね(チャレンジ制度があれば変わってきますが)。逆に誤審で有利な判定をもらうこともあるわけですし、自分たちのプレーの責任範囲外のことですから。しっかり判断良くプレーできていれば誤審も何も無かったはずです。自分たちのプレーの範囲でできるベストを尽くしていくしかありません。

もう1つは、京田の打球に十分追いついていたにも関わらず捕球することができませんでした。おそらく京田の脚力が頭をよぎったことで、送球に意識を切り替えるのが早くなってしまったのでしょう。言ってしまえば凡ミスですね。

2つとも細かいミスではありましたが、試合結果に大きく影響を与えてしまいました。

もう終わったことですし切り替えていくしかないですけどね。反省はもちろん必要でしょうけれど、上本はミスを引きずってプレーに悪影響が出る様子が多々見られますから、もしかしたら完全に忘れてしまった方が良いかもしれません。

 

十分勝てる試合だったはずが、ミスや不運で落とす形となってしまった印象の試合でした。

が、切り替えて前を向くしかないですね。この日は京田の誕生日だったようですし、祖父江もプロ初勝利でした。残念ではありますが、彼らのための1試合だったと割り切ってしまいましょう。

問題はこれから先です。投打の噛み合いが悪くなってきていますから、できるだけ早く修正する必要がありそうです。カードも変わることですし、気持ちを新たにして状態を上げていってもらいたいですね。

 

次戦は敵地東京ドームに乗り込んでの巨人戦となります。先発はマイコラスとメッセンジャーです。

今の打線の状態でマイコラス相手は厳しい予感しかしませんが、こちらもメッセンジャーさんですからロースコアの接戦に持ち込むしかないですかね。厳しい戦いとなりそうですが、ミスなく戦えば(これ大事です)勝機は十分にあるはずですから、頑張って初戦をものにして欲しいですね。

 

 

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4/19 vs ドラゴンズ 2回戦 @ナゴヤドーム 感想

十分に勝てる試合でしたが、落としてしまいましたね。

どうもこんにちは、ロキです。

 

今シーズンで1番悪い負け方だったと思います。

勝てる試合を落としたのは意外と今回が初めてではないでしょうか。長いシーズンではこういう試合が出てくるのも仕方のないことですが、できるだけ少なくしていきたいですよね。

 

先発の秋山は調子はそこまで良くなかったと思いますが、頑張って試合は作ってくれました。この日は制球が今ひとつでしたからまずいかなと思って観ていましたが、なんとか粘って6回2失点にまとめました。荒木、大島の2人には良いようにやられてしまいましたが、その2人以外では藤井に1安打を許したのみでした。前回の登板でもそうでしたが、今回も無四球だったことは非常に評価できますね。

6回83球での降板でしたから、もう少し余力は残っていたとは思いますが、試合展開が点を取りにいかなければいけない展開でしたから、交代もやむなしです。

勝つことはできませんでしたが良い仕事だったと思います。

 

ここのところほぼ完璧だったリリーフ陣がこの試合は点を取られてしまいました。

8回にマテオが同点にされてしまったのが誤算でしたね。結果としては大島にタイムリーを打たれてしまったわけですが、いくら好調だとは言ってもあの場面で大島との勝負を避けるというのは難しい判断でしょう。逆転のランナーを出してしまうことになりますし、次の平田が抑えやすい打者というわけでもありません。何よりマテオは(あくまで昨年の成績で若干ではありますが)対左の方が成績の良い投手ですからね。ただ、この日のマテオはスライダーが高めに浮いてしまって、見事にやられてしまいました。

その他に投げた投手は良い投球をしていたと思います。桑原は完璧でしたし、高橋も本来ならサヨナラのピンチを凌ぐはずの素晴らしい仕事をしてくれました。

松田は先頭の堂上にツーベースを打たれてしまいましたが、あれは飛んだコースが不運だった面が大きいと思います。もちろん、結果としてそこから負けてしまったのは事実ですが、気持ちの面では鳥谷さんのせいにしておけば良いと思いますよ。

 

打線の方は最近苦しい展開が続いている印象ですが、この日もジョーダンのストレートにかなり押し込まれていましたね。それでも球数を多く投げさせながら5回まででの降板を促し、得点も2点奪うことができています。苦労している中で最低限くらいつくことができているのは、今シーズンの打線の良いところでしょう。

特に上本の働きが大きかったですね。ジョーダンと対戦した3打席で23球を投げさせる粘りをみせ、さらには逆転の2点タイムリーも打ってくれました。

その他にもチャンスは作れていましたから、そこで点を取れていれば十分勝てる試合だったんですけどね。梅野にチャンスが良く回っていましたから、彼に頑張って欲しかったところですが、結果が出ませんでした。

今シーズンの梅野は、追い込まれた後の空振りを狙った変化球への対応はとても良くなっています。あとはカウントが浅い時に狙った球を仕留める確率が上がれば本来持っているパワーも活きてくるんでしょうけれど、そこはまだまだですね。捕手というポジションで守備面の負担が大きいとは思いますが、打撃も良いものを持っているわけですから頑張ってもらいたいところです。

 

この試合は、鳥谷さんのタイムリーエラーという後味の悪い最後になってしまいました。高橋が好リリーフを観せてくれただけに残念でしたね。

近年の鳥谷さんはグラブにしっかりボールを収められないことが増えましたね。初めは目が悪くなってきたのかと思っていましたが、打席での選球眼は相変わらず素晴らしいですから、問題は別にありそうです。

やはり、年齢による衰えや故障の影響で下半身が若い時ほど動かなくなっているのが原因でしょうかね?頭の中に思い描いている動きと、実際の動きにギャップがあるのかもしれません。サードとショートの打球の質の違いもありますし、徐々に慣れていくしかないんですかね。本格的にサード転向をしたばかりですから、これからしっかり修正していってくれることを期待しましょう。チームを引っ張っていってもらわなければいけない選手ですからね。

 

次戦は大野と青柳の先発です。

ここのところ打線の状態が落ちていますから、明日の大野にも苦しみそうです。あまり多くの点は期待しにくいですが、何とか攻略してくれることを願いましょう。

青柳の出来が勝負の鍵を握りそうですね。前回は結果が良くありませんでしたが、ミスで自滅した面が大きいです。頭は切り替わっているでしょうから、あまり考えすぎずに本来のゾーンで勝負する投球をみせて欲しいですね。

 

 

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