不確かさの回廊

主にプロ野球に関して思ったことを適当に書いていくつもりな阪神ファンです

6/3 vs ファイターズ 2回戦 @甲子園 感想

前日のリベンジ、成功です。

どうもこんにちは、ロキです。

 

立ち上がりの展開は違えど、中盤以降は前日と似たような接戦となりました。前日に上手くいかなかったこと(ダメ押しと逃げ切り)を、この日はしっかり遂行することができました。伏兵による(まさかの?)一撃も飛び出すなど、非常に良い勝ち方だったと思います。

 

先発の青柳は、初回にいきなり(彼の課題のひとつでもある)フィールディングのミスを犯すなど、不安な立ち上がりでした。しかし、自らのミスが絡んで先制されてしまった後は、ランナーを出しながらも耐える、良くも悪くも彼らしい粘りの投球ができました。

調子自体はまずまず良かったと思います。もっと良い日は四球がもうちょっと少なくなりますが、普段の彼であればこんなものでしょう。アバウトにではありますが、狙ったところ付近にそこそこの確率で投げ込めていました。5.2回4被安打5奪三振4四球2失点という内容は、選球眼の良い打者の多い日ハム打線相手と考えれば上出来だと言えると思います。

リリーフ陣の助けを借りながらではありますが、2勝目を手にすることもできましたし、ある程度の手応えを得た登板だったのではないでしょうか。この調子で、次回以降も頑張って欲しいですね。フィールディングのミスは、しっかり反省してもらいたいですけどね。

 

この日はリリーフ陣が素晴らしいリレーをみせてくれました。

最後のドリスはまたもや危ないところまでいきましたが、しっかり前日のリベンジを果たしてくれました。この試合もピンチこそ作りましたが、しっかり捉えられた当たりはありませんでしたし、投球内容はそこまで大きな問題はないと思います。かなり気合も入っていましたしね。ただ、フィールディングのミスは反省して欲しいです。青柳といいドリスといい、藤浪やマテオといい、どうして阪神の投手はフィールディングが下手な人が多いのでしょうか? 困ったものですね。

その他の、岩崎、高橋、マテオは素晴らしい投球でした。岩崎は青柳の残したピンチを良く無失点で切り抜けてくれました。高橋の3者連続三振は圧巻でしたね。マテオもいつも通り安定していました。

 

打線ですが、何と言っても岡﨑さんが大活躍でしたね。プロ13年目にして初のホームランが逆転ツーランですからね。まさか、と言っては失礼ですが、いや、でもまさかあそこで打ってくれるとは、阪神ファンであっても誰も想像していなかったのではないでしょうか。さらには、2009年シーズン以来2度目となる猛打賞でした。前日に、スクイズ失敗や最終回逆転負けなどの悔しい思いをした彼ですが(どこまでが彼の責任かはさておき)、見事にリベンジしてくれましたね(見事すぎますよ)。

いまにして思えば、前日の試合でも、ひとつ良い当たりのセンターフライがありましたし、良いスイングはできていたんですよね。もしかしたら、スクイズの場面も打った方が良かったのかも?(それは考えすぎでしょうか)

ここ2試合、チャンスで打てていなかった糸井にもタイムリーが出ましたし、前日に取れなかったダメ押し点も、鳥谷さんが素晴らしいタイムリーで奪ってくれました。得点は4点とそこまで多くはありませんでしたが、非常に内容の良い攻撃ができたと思います(福留さんが引き続きあまり良くないのは内緒です)。

 

最後に余談をひとつ。この日、大活躍だった岡﨑さん。ヒーローインタビューの際には、甲子園のスタンドで岡﨑ボードを掲げたファンが多くいました。そんな彼らにひとつ言っておきたいことがあります。「ザキ」の字を間違っている人多すぎですよ。「崎」じゃなくて「﨑」ですからね。「岡﨑」ですよ。正しい記述のボードもいくつか観られましたが、間違っている人の方が多かったですね(あくまでテレビ中継に映った範囲でですが)。この点は、阪神ファンの反省点かと思います(大げさな)。

 

次戦は、小野と村田の予告先発です。

カード勝ち越しを賭けた1戦にはなりますが、小野が先発ですから、そこまで多くは望めないでしょう。彼が自分の投球で、日ハム打線と勝負することができれば良いと思います。見守りましょう。

対する村田は、阪神も獲得に動いていたという噂がありましたね。少しばかり因縁の相手ということになるでしょうか?(そこまででは無いでしょうけれど)

これまでに3回先発登板をしていますが、最長で5.2回とそれほど長いイニングを投げていません。どういった投手なのかよく知らないのですが(すみません)、圧倒的な投球をみせるわけでは無いようですから、阪神打線には臆することなく向かっていってもらいたいですね。欲を言えば、勝つために多くの得点が欲しいところですが、果たして。

 

 

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それでは今回はこれにて失礼いたします。

6/2 vs ファイターズ 1回戦 @甲子園 感想

痛い敗戦ですね。

どうもこんにちは、ロキです。

 

クローザーのドリスまで繋ぐ試合運びはできたのですが、まさかの逆転負けでした。全体でみれば押し気味で試合を展開できていただけに、痛い敗戦となってしまいましたね。日ハムの玉井は、この日がプロ初勝利だったようですね。悔しいですが今回は、彼の勝利を祝福することにしましょう。

 

結果は残念でしたが、この日は大きな収穫のある試合でもありました。先発の岩貞が良い投球を観せてくれましたね。この日は、特に変化球が良かったと思います。カットボール、スライダー、チェンジアップの3球種をしっかり狙ったところに制球できていました。ストレートの制球は不安定でしたが、変化球でカウントを取れたこともあって安定した投球ができていました。6.1回を投げて3被安打6奪三振2四球1失点と上々の内容、2軍での調整が功を奏しましたね。

この調子で彼がローテに収まってくれれば、ローテ運用にある程度の目処が立ちそうです。次回の登板でも良い投球をみせてもらいたいですね。

 

この試合の敗因その1はリリーフ陣での逃げ切り失敗です。ドリスが誤算でしたね。最近の彼は失点こそ無かったものの、全体的にボールが高く、不安定な投球が続いていました。今回は、それが結果となって現れてしまった形でしょうかね。1番の反省点は、大田へ与えた四球ですかね(スクイズへの警戒は、岡﨑さんと首脳陣の責任でしょうから)。シーズンの中で状態の悪い時期というのは誰にでもありますし、しっかりと捉えられた打球というのはありませんでしたから(強いて言えば、松本に体勢が崩れながらも上手く拾われた当たりくらいでしょう)、切り替えて前を向いてもらえればと思います。

ドリスは、前回の失点(4月29日の中日戦)も岡﨑さんとのコンビだったんですよね。相性が悪い、ということがあるのでしょうか?考え過ぎですかね?単なる偶然であれば良いですが。

その他のリリーフは桑原、マテオ、岩崎が登板しました。桑原は、岩貞の残したランナーを返してしまいましたし、自身のフィールディングのミスもありましたが、同点は許さずにリードを守ったので、悪くは無かったと思います。マテオと岩崎の2人は良かったです。

 

打線の方は、高梨から2点は奪いましたから、最低限の仕事はできました。ただ、その最低限で終わってしまいましたね。11安打を放ち、チャンスは何度も作ったのですが・・・

あと1点でも取れていれば結果は違っていたと思います。その、あと1点を奪えなかったことが、敗因その2ですかね。チャンスで糸井に1本が出ていれば良かったのですけどね(もちろん糸井だけではありませんが)。交流戦に入って状態が戻ってきたと思いましたが、ここ2試合はまた当たりが止まってしまいましたね。チャンスで回ってくることが多いので、結果が出ないと目立ってしまいますが、調子自体は最悪の状態を脱しているはずです。またすぐに打ってくれるでしょう(願望)。

原口のホームランや、糸原のタイムリー、高山の猛打賞など若手の活躍はありましたし(若手では無いですが、鳥谷さんも猛打賞でした)、打線全体の状態はまずまず良くなってきたと思います。

6回の岡﨑さんのスクイズ失敗についてですが、あの失敗は仕方が無かったと思います。1死で岡﨑、岩貞と続く打順であったことと、岩貞の投球内容を考えれば、スクイズという選択は間違いでは無かったと思います(当然、相手も警戒する場面ではありましたが)。結果的には、仕掛けたタイミングが悪かったわけですが、それは結果論ですからね。ある程度は仕方ないと思います。試合後のインタビューで金本監督は反省していましたが、責められないですよ。結果をみてから考えれば、正解はもう1球待った後だったのでしょうけれど、それが初めから分かれば苦労はしませんしね。

 

最終回での悔しい逆転負けを喫してしまったわけですが、守備の部分で細かいミスがあったように思いますね。スクイズで同点にされてしまった場面ですが、まず、そもそもスクイズへの警戒が薄かったように思います。マスクを被っていた岡﨑さんや首脳陣でしっかりその可能性を確認しておくべきでしたね。もしかしたら、可能性は考慮しながらも、初球からは無いと読んで敢えてストライクを取りにいったのかもしれませんが。何れにしても、結果としてあっさりと決められてしまったわけですから、今後の反省点になると思います。

もうひとつは、同じスクイズの場面で打球を処理したファースト荒木の判断ですね。これは難しい判断だとは思いますが、結果をみればホームに投げても間に合わないタイミングでしたから、1塁でひとつアウトを取っておくべきでしたね。そうすれば、同点までで止められていた可能性も十分にありましたから。本当に難しい、細かい部分ではありますけどね。

 

次戦は、青柳とメンドーサの予告先発です。

青柳は、前回の登板で今シーズン初勝利をあげたわけですが、内容はあまり良くありませんでしたね。今回は、良い投球での勝利といきたいところです。しっかりとゾーンで勝負する投球をみせて欲しいですね。

メンドーサは今年で日本球界4年目。もうお馴染みの投手ですね。阪神戦は昨年も先発登板しており、6回途中2失点と良い投球をされています。優秀なゴロピッチャーであり、安定した投球をしてくる印象ではありますが、決して抜群の内容をみせる投手ではありません。阪神打線としては、できるだけ低めに手を出さずに、高めの球に的をしぼって打つことが必要になりそうです。

 

 

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6/1 vs マリーンズ 3回戦 @ZOZOマリンスタジアム 感想

完敗ですね。

どうもこんにちは、ロキです。

 

メッセンジャーさんの登板試合でしたから是非とも取りたい1戦だったのですが、ダメでしたね。1週間のスパンで考えれば、週末カードの先発陣が心許ないだけに3連勝しておきたかったのですけどね。ただ、1カードのスパンで考えれば、現状では最下位とは言え、チーム状態が改善しつつあったロッテを相手に敵地マリンスタジアムで勝ち越したわけですから、十分な結果だったとも言えます。ロッテは次戦の相手が広島になりますから、勢いのある状態で広島戦に送り出すことができたと捉えるしかないですかね(だいぶ負け惜しみです)。

 

先発のメッセンジャーさんは、全体的にはそこまで状態が悪いわけではなかったと思います。ストレートやカットボール、フォークなどの質自体は普段通りでした。ただ、問題点が2つあったかと思います。

1つ目は、制球の微妙な狂いです。立ち上がりで思わぬ失点をしてしまったため(レフト高山のミスがありましたから)、精神的にイライラしてしまいましたかね。細かい部分での制球がいつもよりやや悪かったように感じました。そのせいもあって、四球が多かったですね。

2つ目は、カーブを制御できなかったことです。これには、1つ目で挙げた精神的な要因に加えて、マリンスタジアムの風が影響したかもしれませんね。投げ合った唐川がカーブを有効に使えていただけに、その分だけ相手に地の利があったかなという印象でした。

ピンチを作りながらも良く粘って投げてくれたとは思いますが、打線の反撃がありませんでした。そのような中でも7回まで投げ切ってくれたのは、流石の一言ではありますが。

 

ビハインドの展開ということで、リリーフには伊藤 和雄が登板しました。昇格してからここまで非常に良い投球を続けていた伊藤でしたが、この日は打ち込まれてしまいましたね。まあ、彼の実力を考えても(当然ですが、まだまだ実力不足ですよ)、いつまでも無失点が続くはずはありませんからね。しっかりと切り替えて、次の出番に備えてもらえれば良いと思います。現状のビハインド要員という役割で考えても、そこまでシビアに失点を咎める必要はないでしょう。この試合の失点も、結果的に試合の大勢に影響を与えたわけでは無かったですしね。

 

この日は、最後まで唐川を攻略することができませんでしたね。立ち上がりに高山の先頭打者ホームランで先制点は奪ったものの、その後は得点を奪うことができませんでした。何度かチャンスを作ることはできていましたが、そこからの1本が出ませんでしたね。特に1、2番が出塁できていただけに、クリーンアップの3人(糸井、福留、中谷)に当たりが無かったことが痛かったですかね。確かに、唐川の投球は素晴らしかったのですが、やや残念な攻撃でした。

 

終わってから結果をみると、この試合の1番のポイントは初回の守りにありましたね。高山が、鈴木 大地の上げたフライの打球判断さえしっかりできていれば、また違った試合展開にできていたはずです。

彼が守備に不安がある選手だということはわかっていますから、起用している以上はある程度のミスを考慮しておかなければいけません。もちろん、将来的にはきちんと改善して欲しいですが、一朝一夕でできるようになるものでもありませんから、現状では我慢するしかないでしょう。

脚力はあるわけですから、問題点はおそらく打球判断の悪さなんですよね。そこさえ改善できれば、少なくとも守備範囲の面では平均レベルで守れるようになると思うんですけどね。

 

次戦からは、甲子園に戻っての対日ハム3連戦です。

初戦の先発は、岩貞と高梨です。どちらも昨年ブレイクした投手ですね。

岩貞は、2軍での調整期間を経ての登板になります。しっかりとした調整ができていれば良いですね。彼本来の投球を期待しましょう。

対する高梨も、開幕から先発であまり良い投球ができずに、1度リリーフに回っています。今回が5月16日以来の先発登板のようです。似たような状況の両投手による投げ合いということになりますね。阪神とは初対戦になります。ストレートに力がある投手という印象ですから、振り負けないようにして欲しいですね。

 

 

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5/31 vs マリーンズ 2回戦 @ZOZOマリンスタジアム 感想

久しぶりの連勝です。

どうもこんにちは、ロキです。

 

投打噛み合っての完勝ですね。特に、能見さん&梅野のバッテリーの働きが大きかったです。5月後半は苦しい試合が多かった阪神ですが、だんだんとチームの歯車が噛み合ってきましたかね。

 

先発の能見さんの投球が素晴らしかったですね。ストレートの走りは普通くらいだったと思いますが、変化球の質が良かったですね。チェンジアップの抜け方は良かったですし、フォークも良い高さに制球できていました。いつもより、ややストレートが少なめでしたかね(数えたら29/100でした)。変化球中心の組み立てで低めを丁寧についた投球でした。今シーズン最長となる7.2回を投げて4被安打9奪三振2四球無失点、最後こそピンチを残しての降板となってしまいましたが、ほぼ文句なしの内容といって良いでしょう。

前日の試合で、ロッテ打線が活発だっただけに少し予想外の展開ではありましたが、それだけ能見さんが良かったということでしょう。本当に頼りになりますね。

 

後を繋いだリリーフ陣も、能見さんと同様に素晴らしい投球をみせてくれました。桑原、マテオと繋いでの完封リレーです。特に、ピンチの場面で登板した桑原の仕事が大きかったですね。

余談ですが、マテオは最後、お決まりのガッツポーズをしませんでしたね。今年はクローザーというポジションではありませんし、やめたんですかね?

 

打線の方も、前日に引き続きしっかり点を奪う攻撃ができました。強いて言えば、ダメ押し点をもう少し早く取ることができればベストだったのでしょうけれど、それは贅沢な話ですかね。結果的には、梅野の先制2点タイムリーが試合を決める1打になりましたしね(もちろんプレッシャーが違いますから、他の得点も意味のあるものですけどね)。

打線の中で、まだまだ状態が悪そうな選手も何人かいますが(福留さんとか、キャンベルとかです)、全員が同時に良くなってしまうよりは、良い時期が多少ずれた方が打線のバランスが取れますかね。今は(何故か)下位にいる大和、俊介、梅野あたりの調子が良いですから、またもう少ししてから状態を上げてきてもらえれば良いでしょう。

 

次戦は唐川とメッセンジャーさんの予告先発です。

今シーズンの唐川は、全体ではあまり成績が良くないみたいですね。ただ、前回登板の楽天戦では良かったようですし、状態が上がってきている可能性は十分に考えられます。

こちらの先発はメッセンジャーさんですから、ある程度の得点を奪えれば勝ちを計算できるはずです。まずは先制点を奪って試合の主導権を握ってしまいたいですね。週末カードのローテの現状を考えると、是非とも3連勝しておきたいところです。

 

 

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5/30 vs マリーンズ 1回戦 @ZOZOマリンスタジアム 感想

交流戦白星スタートです。

どうもこんにちは、ロキです。

 

大味な試合ではありましたが、最近の懸念材料であった打線が機能しましたし、概ねポジティブな内容だったと言えるのではないでしょうか。何より、試合に勝ちましたしね。結果良ければ何とやらです。

藤川が投打に大活躍でしたね(こう書くと二刀流みたいですが、違います)。

 

先発の秋山が打ち込まれてしまいました。この日は、球質は普段通りだったと思うのですが、制球がアバウトでしたね。コース、高低ともに狙い通りに投げ切れていなかった印象です。5回11被安打9奪三振死球7失点(6自責点)と今シーズンワーストの内容でした。ただ、それでも三振は奪えていますし、四球が無いのも相変わらずでした。反省点は甘く入るボールが多かったという事くらいだと思いますので、次回登板までに修正できる内容だと思います。

この試合は打たれてしまった秋山ですが、打線の大量援護で勝ちをもらえましたね。開幕から良い投球を続けていたのですから、こんな日があっても良いと思います。今回は大目にみてあげましょう。最近のロッテ打線が登り調子だったこともあるでしょうし、マリンスタジアムでの登板が初めてだったということもありますしね(この球場は投手も風による影響をかなり受けるらしいですから)。そろそろ疲れの出てくる時期だとも思いますが、気を引き締め直して次回登板も頑張って欲しいですね。

 

秋山を打ち崩して勢いのあったロッテ打線でしたが、リリーフ陣がその流れを断ち切ってくれましたね。桑原、高橋、岩崎、藤川さんの4人による無失点リレーでした。試合の勝敗を分けたのは、このリリーフ陣の差だったと思います。

この試合で、藤川さんが日本通算1000奪三振を達成しました。771.2イニング目での達成は、野茂 英雄さんの871イニングを抜いての最速記録だそうです。リリーフがメインの投手が達成すること自体もそう多く無いみたいですし、流石の一言ですね。

 

秋山の不調を打線がカバーしてくれましたね。先発の石川を筆頭にロッテ投手陣は制球が悪く、そこをついて奪った9つの四球を活かしながら、何度もチャンスを作ることに成功しました(エラーも絡みましたしね)。そして、その作ったチャンスをしっかりとモノにすることができていましたね。最近の阪神は、チャンスでなかなか1本が出ませんでしたが、この日は打線が良く機能しました。

キャンベルを除いた先発野手8人で計15安打を放ち、そこからさらに上本を除いた7人が打点を挙げるという大爆発をみせた阪神打線ですが、その中でも1番の働きをしたのは、やはりヒーローに選ばれた俊介でしょう。3本のツーベースを放っての4打点2得点。江越と入れ替わりで1軍に昇格したその日にスタメンに抜擢されたわけですが、その起用に見事に応える大活躍でしたね。今年の彼は、キャンプから打撃の内容が良いと評価されていましたが、その打撃を実戦でみせてくれましたね。守備や走塁も安定していますし、またひとつ外野陣の起用の選択肢が増えますね(嬉しい悩みは大歓迎です)。

キャンベルはスタメン唯一のノーヒット出したが、気にしなくても良いでしょう。また別の日に、キャンベルで勝ったと言える試合があれば良いわけですからね(本人としては、チーム内での立場上、そう悠長な気持ちにはなれないかもしれませんが)。

最後に一言、梅野は本当にバント上手いですね。そんなキャラにみえないんですけどね(失礼な)。

 

次戦はチェン グァンユウ(陳 冠宇)と能見さんの予告先発です。

チェンは横浜にも在籍していた投手だったと思いますが、どのような投手か良く知らないです(すみません)。どうやら阪神戦では登板したことが無いようなので、今回が初対戦ですね。ストレートとスライダーが中心の投手のようです。ひと回り目で球筋をみてからの、中盤以降が勝負になるでしょうか。

ロッテ打線は活発ですが、能見さんには普段通りの投球をしてもらえればと思います。リードして勝ち継投に繋げればベストですね。3〜5点くらいの勝負にしたいところでしょうか。

 

 

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5/28 vs ベイスターズ 9回戦 @甲子園 感想

3回の守りが全てでしたね(一昨日も似たようなことを書いた気が・・・)。

どうもこんにちは、ロキです。

 

一昨日と同じような敗戦の仕方となってしまいましたね。守備のミス(これについては後述します)が原因で2死からビックイニングを作られてしまいました。前日のように、チーム状態が上昇するきっかけになりそうな日もあるのですが、なかなかその波に乗り切れないですね。

 

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5/27 vs ベイスターズ 8回戦 @甲子園 感想

一応、快勝ということにしておきますか。

どうもこんにちは、ロキです。

 

点差だけをみれば快勝なのですが、試合内容でみても圧倒していたかというと、そうではありませんでした。安打数は横浜の方が多かったくらいですしね。まあ、今のチーム状態で内容にこだわる意味はないですかね。勝てたことが1番です。ポジティブな面が多かったこともまた事実ですしね。

 

先発の青柳は、良くも悪くも彼らしい荒々しい投球でした。良い状態だったとまでは言えませんね。球の走りは良かったと思いますが、制球が不安定でボール先行になるケースが目立ちました。そのせいもあってか、ヒットもかなり打たれてしまい(不運な当たりもありましたが)、ピンチの連続でした。6回まで投げた中で5度得点圏に走者を背負いながらも、結果的には5回に取られた2失点のみという綱渡りのような試合展開でした。これでは、手放しに良い投球だったと言うことはできませんよね。

それでも、結果的には試合を作り、今シーズン初勝利を挙げたことも事実ではあります。言ってしまえば、ラッキーだったという面が大きいのでしょうけれど、こういう日があっても良いでしょう。今の阪神のローテーション事情を考えると、彼にもしっかりと投げてもらいたいところですから、反省すべき点をしっかり反省しながら(制球とか、フィールディングとかですね)、次回以降に良い時の投球を観せてくれればと思います。

 

リリーフ陣は点差が開いた状況だったこともあり、楽に投げることができたと思います。高橋、伊藤 和雄、桑原の3人がきっちり無失点リレーを観せてくれました。

 

この日は打線が頑張りましたね。相手のミスがあったこともありますが、3ホームランなどで9得点という攻撃でした。ここのところ低調だった打線も、少しずつ状態が良くなってきていると言えますかね。まだ楽観はできませんが(相手投手のクラインが悪かったということもありますからね)、このまま良い状態まで持っていって欲しいところです。

糸井に1発が出たことが何よりの朗報ですね。この試合にとって価値のある先制スリーランだったということもありますが、それ以上に彼が復調する上で大きな価値のある1発になったのではないでしょうか。その他の打席で引っ掛けたゴロが多かったことから、金本監督曰く、まだ本調子とまではいかないとのことですが、少なくとも底を脱したことは確かなのだろうと思います。

それに呼応するかのように、他の選手にも全体的に良い内容の打球が増えているように感じます。打線の状態は、ようやく良くなる傾向に入ってきたのではないでしょうか。

 

この日は、地味なところで攻守に岡﨑さんが良い仕事をしていましたね。攻撃では、得点に繋がる送りバントを2度決めていました。そして、特に良かったのは守備で青柳の荒れ球を逸らすことなく止めていたことですね。右打者の背後を通るようなものもあって、かなり大変そうでしたが、しっかり止めてくれていました(何度かサッカーのゴールキーパーのような横っ飛びをみせていましたね)。青柳もワイルドピッチを恐れることなく思い切って投球することができたと思います(もちろん、荒れないことがベストではありますが)。

 

足を痛めたということで、前日はスタメンを外れていた高山ですが、この日はスタメンに戻ってきました。どうやら深刻な状態ではなさそうです。ヒットも1本放ちましたし、これに関してはひとまずは安心ですね。

 

次戦は交流戦前最後の試合となります。先発は小野と今永です。

この試合は、カード勝ち越しが掛かった試合ではありますが、先週と同様に小野の投球を見守る1日と考えた方が良いですかね。小野自身は結果をあまり気にせずに、腕を振って自分の投球を横浜打線にぶつけて欲しいと思います。試合の勝敗に関しては、先輩たちに任せておけば良いでしょう。

今シーズンの今永は、あまり芳しくない投球が続いているようですね。ただ、阪神打線も、良い傾向になってきているとはいってもまだ本調子では無いですからね。どれだけ得点を奪えるかはわかりません。多めの得点が要求される展開になる可能性が高いですから、勝つためには今永攻略が鍵を握りそうです。

 

 

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